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トップハート物語(6054)立志伝敢闘編
20/10/23
2015年(平成27年)9月下旬。
朝、移動中に連絡があったのは、私が所属している協会の事務局長だ。何事かと思った。先日、後見検定の話をした時に
「そんな被後見者にお金が生み出されても、豪遊出来る訳が無いので意味が無いでしょう。」
と、言われた時に唖然とした。
この者たちの感覚は、富裕層に対してどのようにしたら財産を守れるかを教授して金銭を得るのであって、寝たきりとか認知症とかに全く興味が無いのだ。とんでもない、唖然とした発言に大いに怒ってその精神に諦めたのだが、その事務局長が連絡をして来た。
「大変この度はご迷惑をお掛けして、ご紹介頂いた佐藤様の顔を潰すことになってしまって。」
そう唐突に言ったので、何が何だか理解できない。
「どうしたんですか。」
「豊橋市のセミナーの件で、主催者のK様よりお叱りを受けてしまって。」
「どんなことでしょうか。」
「予定時間より早く終わったとか、自分のセミナーが終わった後すぐに帰られた。挨拶が無かった。などですが。」
「大丈夫です。私がとりなして置きますので。K氏は親友ですので。終わった後の質疑応答で、資料が欲しいと言っていた方もお出でになって。」
「それは、嬉しい励みになります。」
「講師になられた方は帰られたので、事務局が連絡を取りますと言っていました。」
「その件なんです、早く帰ったと。」
「確かに20分くらい早く終わって、そのうえ早く帰った。」
「本当に申し訳ありません。あの方は、正式な講師ではなく、近い方と思ってお願いしました。今度は名誉挽回しますので、今後とも宜しくお願いします。」
そんなやり取りだった。
確かに、K氏はクレームをパネルディスカッションで再三述べていた。彼の立場は、司会進行だったのだが、人一倍発していた。その内容は、
「市と社会福祉協議会はグルですから。一体的な組織で、表裏一体です。市長申し立ての数字とか手順とかを開示して欲しい。」
そう言って、出席していた市役所職員、社会福祉協議会職員に詰め寄っていた。
その言葉に、私の実績や活動を聞き、市長申し立ての成年後見需要、地域包括支援センターからの成年後見需要を自分のNPO法人へ紹介しない恨みつらみが述べられていた。
「私は、市役所で3年前に、お宅に頼まなくても社協がある。余計なことをしないでくれ、と言われて、相手にしないと決めて活動を開始した。実績を積んで、今では丸投げ状態で連日対応に追いまくられている。」
そんなことを言った。
寄越せと要求するのではなく、自然と当特定非営利活動法人ゆうかりに依頼が来るように言っているのだ。
暫く、セミナー会場ではK氏のパネラーとしておいでになったゲストの、市役所職員と社会福祉協議会職員が追及されて、セミナーに参加した一般住民は何のことやら分からないので、静かに見守っていた。
「だいぶ暗い雰囲気になってしまって。」
そう言っていたが、また、そのような方向に行った。
質問タイムになって、質問者が何人かいた。ペーパーでの質問を受けたが、そのペーパーの前に会場にてペーパーで提出しなかった質問を受けた。
ヤクザの人間が後見人になる恐れが無いか、質問があった。
「この手の人間が、福祉や後見に入ってくることがあると聞いているのですが、大丈夫ですか。」
と、言って頬を傷があるというようなジェスチャーを示した。
弁護士に振ったが、返事が出来ない。事例が無いと言うのだ。私がその質問に答えた。例の、養子縁組の話だ。合法的に、金銭のある認知症の独居無縁の方が養子縁組をされた事実を伝えた。
その人物が、ご本人と2歳しか違わないのに子供として縁組をしたのだ。届け出書類上は問題が無いが、問題は同居もせずに張本人の養父は文化住宅住まいでご本人はマンション住まいだ。
その家に行った。怖いが見に行った。周辺に白い高級車が停車していた。
そのようなことは考えられると言った。しかし、
「皆さんがこの後見を学んで、一般化したら少しは予防できる。」
皆さん一緒にしましょうと声を掛けた。
また、会場で何度か手を挙げる老人がいたが、進行役のK氏は何故か指名しない。そして、終わった。
後から、会場ではセミナー参加者がK氏の主催する後見セミナーの参加を希望し
「何人くらい申し込んでいるのですか。」
などと聞いて、
「受講料は当日でもいいですか。」
そんな人は厄介だ。
その手を上げ続けていた老人が残っていて、帰る私のそばに寄って来た。
「あなたの後見人が必要とならないように生きると言う言葉が好きです。」
そう言って、K氏の助言を受けて後見審判の申し立てをしたが、ご本人が後見人候補として申立した妻の後見人は他人になって、財産管理の主導を取られてしまったと、その場でK氏にも訴えていた。失敗したと。

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