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トップハート物語(6033)立志伝敢闘編
20/10/09
2015年(平成27年)9月初旬。
朝9時半から、社会保険事務所にて営利法人の調査があった。持ち込みで、2年間の情報を持参しないといけない。タイムカード、給与台帳、所得税支払明細書など。当社の場合、PCにデータが保管してある。
先日の労働局の調査の際には、データを2年間も打ち出すのが大変で、PCのデータのまま調査を始めた。二人で行おうとしたが、PCの中では調査をし辛いということで、やはり打ち出した。
また、先月のNPO法人の調査では折角2年間分を持って行ったのに、調査したのは3か月分程度だった。やはり、どこのどの調査も同じだが数か月調査しておかしいとなった場合にさかのぼって調査するのだ。
さて、早く行って早く終わらそうと思って9時半の約束を9時10分くらいに社会保険事務所に入った。これまで、調査を受けた経験から
「早く戻る。10分から掛かっても20分くらいだろう。」
そう言って、NPO法人常勤理事を置いて社会保険事務所のビルに消えた。暫く、事務所で待っていた。これまでの経験から、社会保険事務所に行くとカウンターに立っただけで、近くに座っている者がすぐに立って来て
「ご用件は何でしょうか。」
そう、聞いて来るのだが、今日は知らんふり。
大声で、来たことを伝えた。顔は笑顔だが、不満だろう。暫く席に座っていて、調査官が来た。女性だ。若い女性だ。当然、長時間かかるのを覚悟した。
事業内容を聞かれた。
「人材育成、ヘルパー養成。介護タクシー、障がい者相談支援、高齢者相談支援、訪問介護、障がい者支援、その他。」
そう言って、書き留める文字を見ていた、
数事業が抜けているが、別にそんなのはどうでもいい。
そこから始まって、質問事項があった。
「就業規則はありますか。」
「当然あります。」
などと、基本的な事項だ。
これが、また怖いのだ。
あとから、何か問題があった時にもしこの答えが虚偽だったら追加されて処分が重くなる。
いよいよ本題に入る。給与台帳を見ながら、自分たちが持っているデータとの照合だ。まず、人員は間違いないか。その際、当社にはパートで週30時間未満の者も当然台帳に入っている。
その中に、週30時間未満でも社会保険に入って居る者もいる。
「週30時間未満で、月に100時間前後の勤務者がいる。お子さんが小さく3人もいて、体が弱い。社会保険に加入することが条件で時給の基本額が1000円ですが、1100円にして、負担を軽くして加入させている。本来の趣旨である、週30時間以上しか入れないということに抵触するが、どうなんでしょうか。」
社会保険も、市町村の国民年金や市町村の健康保険に加入すると負担が多くなって、手取りも少なくなる。
「シングルで、一生懸命に働こうとしているのにこの制度があると意欲が削がれてしまう。」
そういう説明に、当然の如く理解を示していた。
データも、超過勤務手当の計算がきっちりなされているので問題はない。
それでも、最後にはタイムカード1月から8月まで1枚1枚じっくりと点検していた。
すべて終わったのが10時10分過ぎだった。
私にしては、長時間過ぎたが
「調査させて頂いて、何の問題もありませんでした。指摘はありません。社長さんも、忙しいでしょうから、次は4年後になりますが社会保険労務士さんに替りに来て貰っていいですよ。」
「いや、それまで持つかどうか分かりません。」
「そんなことはないでしょう。」
もう、調査を受けることとは本当にないかも知れない。
その私が相談した、シングルの女性パート社員のことで、介護管理者から相談があった。
「しっかりと働いてくれていると思っていたのですが、急に多くの利用者からクレームが出て来て。シフトに入れるところが無くなってしまうほどです。」
「どうしした。」
「実は、携帯ばかりいじって仕事をおろそかにしている。掃除などもいい加減で、家族からもクレームがあるんです。注意したのですが、携帯は触っていないと言い張って。担当者会議でも出てしまって、彼女を拒否されています。やっと、認めたのですが、たぶん中毒だと思います。」
そう言っていた。
困ったもので、色々とその防止策を話し合った。
加えて、中途半端に出勤してきて、今月いっぱいで退職する前の支援の管理者のことで相談と言うか、怒りがあった。
彼女は自分で利用者を囲い込んで、人との融合が無い。大体こういう手合いは目的が独立で、利用者を持って行くのだが。それに似たような言動があり、多くの利用者特に金額の高い利用者を自分と懇意にしている者と独占して入り、そのままほかの事業所に一旦移す行為を行っているので、来月は相当な落ち込みが見込まれると言うのだ。
「そんなもの相手にするな。可愛そうだと思う。」

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