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トップハート物語(6022)立志伝敢闘編
20/10/04
2015年(平成27年)8月下旬。
朝9時過ぎには新幹線の車中にはいた。11時半には東京に着きたかった。飲食のコンサルタントと会うためで、資料を受け取りに来たのだ。8時には走行していた。NPO法人常勤理事が心配だったが、置いて行った。
みんなの攻撃に遭う予感がしていたのだ。しかし、自ら逃げずにその位置に居ようとするので、仕方が無く、というよりその方がみんなの枠の中に入れる思いもあったのでそうした。車中に連絡がいくつか来ている。
車中に居ることを告げて、あとからにして貰う。社員にはなるべく何も言わずに出て行くので、何とも申し訳ないと思う。眠くて、出発してすぐに眠くなり、本を読んだが続かずに、後頭部が痛くなるので、止める。
社員からの電話に出られないのでメールでの報告を見た。
『総合会社のケアマネジャーが、新しく設置した地域支援のサロンの話を聞きたいと言っています。会って、ゆっくり話をしたいということです。』
『分かりました。現在、新幹線車中なので、今は話が出来ないので後日連絡ください、と伝えて下さい。』
地元だけでなく、広範囲に介護保険、障がい者総合支援で大きく事業を展開している。
が、私にはもう事業展開は魅力が無い。すでに、ノウハウは得ているので面白くないので、新たな事業を展開することにしたのだ。それも、社会貢献の意義を持って。
また、先日、顧問弁護士の紹介で検定を実施するためのIT開発をお願いした業者から電話だ。そのようなIT関係だけではなく、多事業に関わりたいと思っているようで、少しはそのような話をした。
その結果だろうか、車中に電話があったが、日帰りで戻って来てから電話をしようと思っていたが、相手から掛かって来た。
それも、一緒に会ったNPO法人常勤理事あてだった。私が出ないものだから、彼女に掛かって来た。そんなタイプのゴリ押し中年女性だ。
そんな私の気持ちを知らずに、たまたま戻ってきて彼女の運転する車に乗っていたので、
「隣に居ますので、代わります。」
と、言って私に代わった。
「新たな事業について、お話しをしたい。お時間を頂けないでしょうか。」
相手は、神戸の事業所だ。
前回は、わざわざ私が展開してスタートしたサロンに来て貰った。遠方から来て貰って、何もないのでは申し訳ない。
「それでは、中間地点で待ち合わせはどうでしょうか。」
と、言って朝10時に新大阪駅のホテルラウンジで待ち合わせすることにした。
来月の2日だ。午後からは、マイナンバーのセミナーがある。
車中ではハローワークやサロンへの納入業者、社員など10本の電話があったが、車中に座っているので、ほとんど出ることはなかったが、ハローワークの件は出た。私がサロンで3人採用したが、その書式が異なっているとのことだった。それに、
「確認したいことがありますので。」
「済みません、いま、新幹線の車中なので降りてから電話します。」
「私も不在になるので、1日に電話させて頂きます。」
と、言った調子で品川駅に着いた。
乗り換えて、目黒駅に到着。
すぐに、コンサルタントの事務所に向かった。
お客様が来ていたが、今後、研修でお世話になる方だと紹介された。
すぐに案件に入った。新たな補助事業のデータを相談と貰いに来たのだ。
その私の話が通じなかったのか、内容が違っていた。万事休すかと思った。
しかし、顔には出さずに、淡々と話を聞いた。そのまま、事務所を出た。途中、昼食を摂るために回転ずしの「三崎漁港」に入って腹いっぱい食事をした。
再び、目黒駅から品川駅に向かって新幹線に乗車して帰路に着いた。日帰りだったが、どうやら成果は得られないような感じだった。どっと疲れが出て、いつの間にか眠った。
2時間半後、戻って来た駅にNPO法人常勤理事が迎えに来てくれたので、いつものように安心して助手席に座った。
しかし、少し不安なことばを出していた。
サロンでの軋轢だ。
「私が変化かも知れないのですが、何かおかしい雰囲気で私が悪いのかも知れない。」
「何を言っているのか分からない。はっきり言いなさい。」
「はっきり分からないのですが、Hさんが、子供や家庭のことを話し出して。この仕事をしてから、帰れなくなった子供が泣いているって。出来れば、早く帰りたい。帰って、子供の話を聞いてあげたりしたいので、早く帰れないでしょうかと言っていたんです。私もそれは分かるので、みんなで力を合わせて頑張って早く帰れるようにしましょうと言ったんですが、Hさんが泣きながら『Mさんはずるい』と言って。私も泣いて、隣に居たMさんも泣いて。」
私が悪いのかも知れない、私だけが何もしていないと言っていた。
「そんなことない。俺は、何度も最初から言っている。早く、新しく採用した人たちに仕事を覚えて貰って、自分たちは抜けるようにと。お客さんが来ないなら、ランチが終わったら閉めればいい。何度も言っているだろう。」
そう言っても、彼女は自分を責めるような話をする。
サロンに直行した。夕食を頂いて、みんなで話し合うことにした。機会を設けようとしているのだが、中々思うような時間が取れない。バラバラな感覚の中で、崩壊に向かっているような気がする。
NPO法人常勤理事は益々自責の念に自分を追い込み始めた。

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