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トップハート物語(6018)立志伝敢闘編
20/10/02
2015年(平成27年)8月下旬。
朝起きた時には、さほどの異変は無かった。だから、通常通りに起きて血圧や脈拍を計って、通常通りの食事をしようと思ったが、出来ない。味の異変だ。味覚がおかしいのではなく、好みが変わっていた。
食べる気がしないのだ。何か簡単なもので済ませたい。そんな感じだったので、豆腐を崩しておかかと醤油で食べた。ヤクルトで薬を飲んで、出勤した。何の異変も感じなかったので、普通に出勤した。
必要な、毎日行っていることを、PCを利用して仕事をした。
2時間くらい行っていたが、その間でもやはり体調がおかしい。不快な気持ちがからだ全体を覆って、椅子に座って居られない。何度も事務所の畳の上に座り込んで休むが、その姿勢も保つのも大変になった。
枕を出して横になる。じっとしていても、何もしたくないけだるい思いが抜けない。抜けないどころが、もっと悪くなるような予感がしていた。このまま動けなくなったり、最悪の状態になる恐れを感じて、どうするか考えた。
完全に仰向けになって居る状態だ。冷や汗のようなものが流れて来て、その面でも気持ち悪くなってくる。クーラーの風が厳しい。切るとなお流れて来るが、痛いよりいいと、我慢して横たわっていた。
日曜日だから、誰も来ないので、平日だったら誰かに見られて人がする噂に困ってしまうだろう。
意を決して、9時には部屋に戻るように決断した。こんなこと、この地に来て初めてのことだった。歩くのも大変で、特にかばんは人一倍重いので、中身を取り出して軽くして出た。軽く、と言っても、ほかの方のかばんに比べれば重い。
持ちながら、ソロリソロリとあるいて、マンション階段をゆっくりと登った。3階がこれほどつらいと思ったことは無い。やっと、カギを開けて、布団に横になるまで辛かった。かばんも何も放り投げて、横になってホッとした。
老人の醜さを見せずに済んだ。横になったはいいが、眠れない。クーラーの風は痛いので切ったり、悪い汗が出てくると入れるの繰り返し。そのうち、何度かウトウトした。
思いの多くはサロンの行方だ。思いのほか、みんなが動かない。これほどのものだとは思いもよらなかった。何か考えているのか、そんなうがった見方もしてしまうような動きだ。
経費が掛かるのは、当初は仕方がない。概ね月額50万円程度の持ち出しを覚悟していたが、それ以上の出費になりそうだ。従業員として、常勤社員5名を確保した。劣悪の人材や有能な人材など多士済々だが、まだどうするのか考えていない。思っているのだが、実行するまでに至っていない。
毎日2万円前後の収益を3万円、5万円に拡大したいと思っているのだが、それが、動かない。営業をすることを求めているのだが、
「段々と周知して拡大していくと思います。」
そんな話ばかりで、近隣へのアピールをやってくれと言ってもやらない。
「できるだけノウハウを確保して欲しい。次に繋げるために。」
そう言っているのだが、始まるまでは調子がいいのだが、始まる前も何もしない。1日平均30人程度のお客様が来ているのだが、それをどうやって拡大するか。
「老人の交流の場として聞いているが。」
そう言われることもあり、確かに相談支援だけでは老人の交流の場にならない。
リーフレット配布のお願いをしても、確実に配布はしない。
名簿を書いて貰ったのだが、その方に対するアピールもしない。
期待をして発足しただけに、その内実は単なる喫茶店だったなどと悲しい評価では意味が無い。昼間は、スタッフだけが居て客がいない。4、5人のスタッフだけで4、5000円の経費が出るのだ。
これでは、食材原価をチャラにしても利益を生み出すには程遠い。夜はもっと大変だ。誰も来ないのだ。期待していた若者に対するアピールも全くない。意味が無い施設を作ってしまった。
横になりながらも、そんな思いに駆られて眠れない。気付くと小1時間程度眠っていた。
何度か繰り返して、夕方になった。お腹が空いてきたが、体調は戻らない。フラフラ感が強くて、しっかりとした足取りが取れない。ふらふら歩きながらキッチンに行って、調理を始めた。
仕事より調理が好きで、吐き気を催しても何とか作れる。昨日買って来たレバーともやし、ピーマン、にらを入れて勿論レバニラ炒めだ。ニンニクを多めに入れた。当然おいしく出来た。あとは何も食べたくないのだ。
落ち着いたら、益々お腹が空いた。チョコレートのお菓子、おかき、など入れ始めた。何とか落ち着いて、また眠ってしまった。
昨日、役所から処遇改善報告書の数字が合わないと連絡が来て、合わせて提出を求められた。出そうと思う前に、まだ何も点検しないときに電話が来て、
「分かりました。合いましたので。」
委託しているので、そんなことになって居るのか。
就労支援の書類をお願いしている件に関して、あの飲食業界のドンは全く進まない。収入の根幹だったのだが、だめになりそうな雲行きだ。その替り、大きな負債を残してしまった。地域にマッチングしない設備やメニューで全く受け入れられない。
あれほど、事前にコーチングしたのだが自分の思い、そして、高級感ばかり追求して客が全く来ない。その内容を変えようと頑張ってノウハウにしようと思う。
決算が近づいて来て、あれほど私の個人負担を増やしているのだが、それでも結果的にはマイナスの数字が当初出された。何といっても、就労支援の収入が足を引っ張っている。そのうえ、介護部門の数字も問題だ。それを、このサロン展開によって打開しようともくろんでいたのだが、それが体調に影響しているのか。

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