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トップハート物語(6014)立志伝敢闘編
20/09/30
2015年(平成27年)8月中旬。
19日に開店する地域交流センター「ララ♪こあら」の開店準備が佳境に入った。しかし、問題は山積しており解決には時間が不足している。その大きなものは、営業にある。何といっても、多くの社員の力が必要だがその大きな力を注ぐ意欲は見られない。
私が強引に進めて行くので、仕方がなくついて行くことに力を使っているだけで、進んで力になろうという気は無い。
 朝早くまで準備に止まないが、一番の頼りだったNPO法人常勤理事が来ない。倒れているので、迎えに来たのはこの地域交流センター「ララ♪こあら」の開設にあたって能力を存分に発揮している、相談支援センターの管理者だ。
8時には迎えに来て、10分程度でサロンに到着した。まだ、閑散となって居るのだが、テーブルなどの配置はすでに終わっている。今日は東京からコンサルタントとしてこの業界では一番の知名度と実績を誇る先生が来る。
それまでに、まだ、準備がなされていないものを買いに百貨店に行った。私はまだ、振込が終わっていないヘルパーさんの入金が終わってから、待ち合わせの百貨店地下食品売り場に入った。
食パンだけで千円以上もする。バケットを追加して購入した。この時期に、イチゴも準備するように言われたが、無理なので止めた。この地域は低所得で有名で生活保護世帯が2割も占める地域なのだが、余りにメニューとのズレが分かり困ってしまった。
何度言っても、聞き入れてくれないのだがお年だから仕方ないと諦めている。購入が終わってサロンに戻ると、次々とスタッフが入ってくる。大阪市のNPO法人事務所責任者で居宅管理支援事業所の管理者。
声優をしている近所の方で、常勤採用だが勤務体系がきっちりしていない。私どもの提示する常勤で月間160時間程度の勤務をするようなそぶりを見せて、結果的には120時間にも満たない。
いつものことだが、契約するとメールであれは出来ない、この日はだめ。ああだこうだ。夜間も出来ますと言っておきながら、いつものパターンだが
『夫からダメだと言われたので、できなくなりました。』
夫の名前を出せば何でも通ると思っているのが、この地域の者たちのやり方だ。契約するまでは、
「何でもします。何時でも大丈夫です。」
などと言い、契約が終わると言葉ではなくメールで言ってくる。
その類の女性がもう一人来た。これは、自分ではいい子ぶって、他の者、あの高年齢の御仁から色々と言わせる。
問題は、自分は人のいい子ぶって、我儘な言葉はそのおじいさんに言わせる。その爺さんは、勝手に入って来て勝手に振る舞う言動が多過ぎるので、いつかは何かを言わないといけないと思っている。
その、次には大阪市のNPO法人管理者のお母さんが来てくれた。そして、重鎮でこの会社の1期生が来てくれた。あの居宅介護支援事業所の管理者だ。彼女が来ると重みが違う。
また、訳の分からない男が先日来ていたが、その奥さん。もともとは、その奥さんが目当てで声を掛けていた。その声を聴いて男が来た。夫だ。
「興味があります。」
と、言って面接を希望して来たが、言い方が気に喰わないのと面接場所で待ち合わせしたのに、知らんふりで私の方から声を掛けて欲しいようだったが止めた。その奥さんが来た。そして、期待をしているアメリカ帰りの女性だ。
家電のトップメーカーに就職して30年間、人事管理一筋に勤務していたようだ。
期待している唯一の人材のようで、出来れば2階に移転した居宅介護支援事業所のサポート、つまり事務処理をして欲しいと思っている。
そんなスタッフで今日は東京からこの業界のドンである飲食業開業コンサルタントが来て指導が始まった。
先生は昼過ぎに来て、早速指導が始まった。私の方は、仕事があるので失敬したがその前に、話があると言われて書類を出された。
もうひとつの商店街のサロン展開についての事業計画書だ。総額で1400万円の見積も添えてあった。
「ここよりも、いいものが出来そうだ。ただ、資金が出せるかどうかだ。」
そう言うが、私は何度も言っているように、入りが図れないのでは話は進まない。
「先生、先日も話をしたように、入りがないと話になりません。就業支援が全く進まずに、予定が遅れ遅れて11月開校が、12月にしましたが結果的には、それも無理。お願いしていた、書類が全く頂けない状況では進めない。」
そう言って、一旦抗議をして無理だと思わせて、新たな案を示した。
今、進めようとしている後見検定だ。その検定さえできれば
「入金があるので、幾らでも出来ます。また、そのサロンの従業員確保の為の就労支援も行われれば、展開も可能となります。それが無い、入りも従業員確保もない中での展開は難しいと思います。」
そう言って、お話をすると、大手出版社の責任者がカルチャーセンターを展開していると願ってもない話が出て来た。
「それなら、可能性があるのですぐにでもお願いしたい。」
そう言って、安心はできないと思っていた。
高年齢の先生は、全く自分の得意分野だけで私の要望は忘れてしまっている。
「それに、このサロンは福祉との融合なので資格者がいないと進まない。あの商店街の展開も同じです。」
「それは、なかなか理解できなかった。新しい形態だ。」

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