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トップハート物語(6008)立志伝敢闘編
20/09/26
2015年(平成27年)8月中旬。
人が集まってくるようになった。介護ではなく、サロンの設置に関わってだ。
 昼に食事をして一休みしていると、電話が不在着信であった。折り返しかける。出ない。先日も、同じように夜に不在着信があって、掛ける。感じのよさそうな女性だったが、
 「間違って掛けたかも知れません。」
 と、言われた。
 たぶん、当社の交流サロンの求人張り紙を見て掛けて来たのだと思う。
 控えめのような方だったが、いずれも私が電話を体から外している時で、前者は昼、後者は夜だった。
 しばらくすると、折り返しかかってきた。
 商店街の青果店の奥さんで、このサロンの常勤社員として採用が決まっている方の紹介で、掛けて来た。
 「妻にどうかとのお声を頂いたのですが、私もその方面に興味がありまして、よければお会いしたいと。」
 勿論、結構だ。
 女性の方がいいに決まっているのだが、男性も夜の時間もあるし、お願いしたいと返事をした。
 「私は今日4時頃かだったら大丈夫ですが、如何ですか。」
 「私は4時までなら時間が取れますので。」
 と、言われたので、
「それでは今から如何ですか。」
「今からより、夜6時以降だったら何時でも大丈夫ですが。」
 こいつは、いったい立場をどう考えているんだ。
 俺が面接をする方で、お前が面接を受ける方じゃないか、何で俺が時間を合わせないといけないんだ、と思ったが我慢して
 「夜は、私はだめなんです。」
 そう言って、今日の2時半に近くの喫茶店で待ち合わせることになった。
 その喫茶店に少し遅れて入った。彼は、その近くに居た筈だから当然待っているものと思っていた。
 その喫茶店の入り口近くに男が立っているのを知っていたのだが、当然、そいつから声を掛けてくるのが普通で、喫茶店に入って待っていた。20分近くしても、入ってこない。外で、ガラス張りの窓からウロウロしているのが見える。
 完全に私どもがそうだと知っていても、何もそいつは何も言わずに見つかるように動く。無視して居る私たち。
 ついに、喫茶店のドアを開けて入ってくる。しかし、私どもしかお客さんはいないから分かる筈なのだが、気付かないふりをしてまた外に出る。面倒くさい奴だ。暫くして、私どもが無視をしているので、諦めて入って来てお客となる。
しかし、声もかけずに私たちに背を向けて座って聞こえるように店員に
「待ち合わせの人が来てから注文します。」
あくまでも、他のお客はいない。
私どもしかいない。
面倒なやつだと、無駄な時間を費やして無駄な喫茶店のお金を支払って、出た。サロンに行って、打ち合わせをしてから駐車場に戻って市役所に向かった。
障害を持っている成年被後見人の医療証の更新手続きをしていないとの指摘があり、その手続きを行いに来た。これまでだったら、代理人として成年後見人が来ても誰か確認が欲しいと言われたのだが、今はないのに驚いた。
とんでもない時間を無駄にしたと思って、事務所に戻って来た。
朝10時に約束していた、以前当社に居た出産後育児休業を使って休んでいる彼女が子供を連れてきた。
保育園に入園するための手続き書類を持って来た。丁度、これから隣の部屋に移動して来る大阪市にあるNPO法人の責任者が、部屋を使用するために掃除していた。その部屋を借りて打ち合わせをした。何しろ、私の部屋は汚くて子供には悪い。
コンビニで冷たい物でも、と思って買い物をしていた時にレンタル事業所の管理者から電話が来た。
 「会社に、すべて隠さずに話をした方がスムーズにいくと思って話をしたら、呼ばれて違法だから訴えると言われてしまって。」
「どういうこと、これまでのことをみんな話したの?」
「はい、その方が気持ちがいいと思って。」
「そんなバカなこと、どうしてしたの。」
結構大手の福祉用具レンタル事業所の責任者が会社を辞めて、独立したいと相談を受けていた。
会社の設立も私がしてあげて、すでに届け出も終わっていた。独立するに当たっては、私の事務所の空いている施設の1階に無料で入ることになって居た。
そして、大手の福祉用具の卸会社から彼が独立した際には、入荷できるように私も確認をした。加えて、ケアマネジャーも協力することになって居た。
 その打ち合わせの内容も、これからの予定も、協力者も全部会社に話をしたというのだ。なんという馬鹿げたことを。
 「訴えるということを言っています。社長に迷惑が掛かるとまずいので、少し離れた方が良いのではないかと。」
 「そんなことは、何も被害を与えていないのだから、問題はないが。卸会社の担当者はサラリーマンだから大変だ。そっちの方にすぐに連絡しないと。」
 これほど、常識が無い人もいるんだ。

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