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トップハート物語(5996)立志伝敢闘編
20/09/18
2015年(平成27年)7月下旬。
午前中は、午後からの後見セミナー準備で忙しかった。午後からは、市長が開設準備中のサロンに来ることになっていた。私は、あまり選挙に興味がなかったが、今後のサロン展開を考えると、どうしても関係ができた方がいいので仕方がなく、来るのを拒めなかった。
 その斡旋をしたのが、あの老人だった。その老人はすぐに後期高齢者の域に達するのだが、仕事への意欲は失わずに事業に対しては貪欲だ。それも、直接的な動きではなく、周辺から攻めて固めていく。
 そんな戦略の中に、私も組み入れられた。
何しろ、勝手に日時を決めてくる。今日の1時に設定されていたが、
 「従業員は仕事中なので、集められない。私もセミナーがあり無理です。4時ころだったら、大丈夫ですが。」
 そう言ったが、不承不承だったようだ。
 自分の力ではなく、人の力でいかにも自分がやったようにみせかけて、いいところだけ持っていくのか彼流のやり方だ。
 そのやり方でも、力があるので誰も文句を言わない。文句を言わないのだが、いざとなったら離れていくだろう。
 そういう訳で、私はそれなりの用事があり午前中はそれなりの準備をして会場に向かった。それが、あのコラボ事業所との関係を断ったのだが、あの事業所の常務からまだ連絡メールが来ていた。
『いつもお世話になります。
市民後見センターのブログ拝見いたしました。サロン準備、認知症初期診断ゲームの反響など、着々と歩を進めておられ、改めて貴職の信念あふれる行動力・実践力に敬服いたしております。
小職の方は、成年後見事業立上げに向けて、Mの指導を仰ぎながら、準備を進めていくところですが、まだ遅々としている状態です。なんとかこれからもがいていこうと思っております。
つきましては、明日30日の南部公民館で行われる成年後見セミナーにぜひお邪魔し、勉強させていただきたく存じます。
(第6包括にお電話し、守口市民でなくても、参加可と確認いたしました)
久しぶりにご尊顔を拝すこともできますし、楽しみにしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。』
 一度断ったところには全く興味がないのがわたしの性格で、再びメールを送った。
『お世話になります。
さて、本日のセミナーは小さな会場で家族的な形式のセミナーです。
地域の公民館を利用して、今日で3か所目です。おおむね20から30人です。
内容的にも、お年寄りでもわかり易いようにと釘を刺されておりごく初歩的なものですので、M様には意義がないものを思われます。時間が勿体ないので再考された方が良かろうと思います。
 ところで、私どもと先生との関わりですが結果的にお断りをしました。
 私は少しでも先生の支援をしたいと感じており、ある程度の許容を持って上京して話を進めましたが、余りの私の常識から逸脱する契約書に対して拒否をしました。
 経済的な余裕のない方との交渉は厳しいです。影響力の実態と言葉との余りの大きな乖離に唖然となりました。見たことがある方が、会ったことがある、よく知っている、呼んで話をすると発展して、現実は誰も来ない。
 契約も、結果的には設問が中心で1千万円近くの要求で作成期間の4か月のみの契約。
その後のセミナーなどのステップアップは改めて契約のし直し。出来上がった成果物は自分の所有権を認めるというもので、常識を逸脱しているものと判断しました。
 代替案を提示して来ましたが、私は一旦決断したものは駆け引きや交渉はしない性格なので、ほかの方に検討依頼をしました。
 その際、貴社との関わりも将来的には生じないとの話をしており、私の言動を気にすることなく、貴社の事業構築に専念できるように配意した積りです。
 当NPO法人も市内で大きく支援を受ける体制が整いつつあり、市の主だった方を中心に協議会ができる予定です。
 また、新たなコラボレーションをしてくれる企業や個人を求めて活動し、成果は上がりつつあります。
 「W」様との時間は私のような田舎の商業校出の人間にとっては、大変勉強をさせて頂いた期間だったと感謝しています。
現在市長選挙が行われています。
本日は、私のスケジュールに合わせて4時に当選確実の現市長が交流サロンに来て演説会をしてくれます。オープン前のPRになるとの配慮です。
19日正式オープン時にも駆けつけて頂く予定です。
多くの皆様の期待を持って交流サロンができます。続けて2か所はすでに決まっています。
 成年後見だけでは当社のような企業は無理なので、多くのメニューのひとつとして実施する積りです。
 貴社の益々のご発展を祈念しています。』
それが、文書を見ていないのか来たのだ。
公民館でのセミナーは大きい反響を頂き、相談や質問も相次いだ。市長の来る時間に戻って、サロンでの時間が長引いたので、この夜に約束した相談受任に遅れた。
 最近は大変な相談が多く、先日に続いてこの日も相続と財産がらみの長時間に亘る内容を自宅で受けた。家族全員にバリアーがあり金銭はあるのだが、和解の方向に示唆したのが3時間後だった。

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