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トップハート物語(5987)立志伝敢闘編
20/09/13
2015年(平成27年)7月下旬。
 朝一番でキラキラ目の珠緒ちゃんが来た。特別の用事はないのだが、日ごろの事務処理の話だ。続いて、介護支援管理者が来た。彼女はとかく裏表がある人間で、嘘か真か言葉が多いが、本心を言わないので周りがうるさい。
 うるさいが、自分たちで何かをする積りはない。私に情報を入れて私が何かをしたとしたら遠巻きにして、あとは噂話として残すだけだ。
 彼女は辞めると言っている。私との話の段階では、在宅勤務として残る話で終わっている。ところが、外部に対して、そして内部でも辞めることを公言して利用者をほかの事業所に移し出した。
 つまり、自分が確保し利用者だから自分のものだという考えだ。おおむね、この手の社員はこれまでは仕事を他の者にさせないで独占して来た。そのこれまでと同じパターンだったので、それなりに意識はしていた。
 どうも、ああだこうだと理由は言うが事実と異なるものが多いとの話が入ってくる。
辞めるのは子供が原因で、そばに居てあげたい。
とのことだが、不幸にも誰も信じる者がいない。
そのうえ、利用者を次々他社に紹介して移している。
 その事実を何人かの社員が言ってくるのだが、私はそれほど意に介さない。彼女の月額給与は概ね50万円程度で、その収益の割合は20%程度だ。つまり、彼女の経費は30万円の原価があり、その為の収益額は10倍は必要だろう。
 300万円だ。その額が無くならない限り、収益は好転する。そして、多くの社員がその不信な言動にうんざりしていると聞く。しかし、私の前ではごく普通の社員を装う。こんな社員にうんざりする者たちがああでもないこうでもないと、言ってくる。だから、
 「居なくなればいなくなってすっきりしていいじゃないか。」
そういって、考えを他に向けるように言う。
自分たちがそのレベルに達していないのを自覚しない。
 その話が終わると、私は歩いて隣の駅に向かった。今日は、NPO法人常勤理事が出張で不在なのだ。
 暑い中を歩いていくのは久々だ。銀行に着くのに30分以上は歩く。その距離を車だったら数分で移動できるのだ。銀行で手続きを終えて、今度は議員から要請されている物件をみに行く。
 現在多目的な交流サロンを商店街に設置しているのだが、それが注目を浴びている。終われば、次のサロンを設置するのだ。その行動を多くの人たちが注目している。その中の一人が議員だ。
 市会議員だが、何を考えているのか分からないし、人の言葉を聞かない。理解力がない。勝手に物事を受け取って結論付けて勝手に行動する。
 今日の話でも、人の話をよく聞かずに勝手に物件を決めて押し付けようとする。馬鹿な話だ。その理由は、ほかの人たちに先を越されないように、ただ物件を紹介するだけだ。条件に合うかどうかではなく
 「前提は人員の確保だ。ただ、頭数ではなく資格者が欲しい。」
そう言っている。
 まず、その条件はクリアできないと思っているのだが、人の話を中途半端に聞いて
 「大丈夫、すでに4人確保している。」
 「働く人じゃない。資格者だ。」
 「どんな資格?」
そういわれて説明するが、そんなの頭にない。
 設置することが最大の目的で、あとはどうでもいいのだ。
本当に困った議員だ。
 たかが市会議員で、偉そうになるものが後を絶たない。そして、落選してしまう。
 その指定する場所に行った。神社の向かいと言っていた、横だった。商店街会長という人物がいて、その方に挨拶して、説明した。
 しかし、私の説明が理解できない。変な返事をするので説明を止めた。お年を召していて理解をする意識が不足している。
 話を聞くと、どうやら集会所を時間貸しの希望を持って来たのだと思っているらしい。何たることだ。
 「葬儀社が毎週借りたいと言ってきている。」
と、自慢話を始めたので、席を辞したいと思っている私の顔を見て議員が
 「条件が合わないので、行きましょう。」
 自分の事前の説明が何もなされていないのが理解できずにいるこの議員に呆れ果てた。
 その話を聞き、次々新たな空き店舗に案内する議員。そして、顔なじみの理事や会長などいくつかの商店街をめぐる。もう結構と、1時間近く振り回されてやっと、休憩した。その休憩場所は、沖縄から来た人が開いている店だった。
 その店は、ここに沖縄からきて1年前に店を開いた。
 その店に休んでいると、隣のビルの空き情報が掲示されていた。すぐにその前の看板を見て電話を管理会社の不動産会社にした。
 そのまま、向かった。行き当たりばったりで本当に嫌だ。気もないのに、相手はお客様として扱ってくれるので、こちらも使用目的を説明する。真剣に受け止めて相手も話をする。なんといっても、物件ではなく人材なのだ。
 午後からは、後見申し立ての不在の家に行って財産の確認をした。先日、審判が下りたばかりで、ケアマネジャーと地域包括支援センターの担当者が立ち会って、家中の財産を探したが、申し立て時点の財産が増えることはなかった。

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