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トップハート物語(5979)立志伝敢闘編
20/09/09
2015年(平成27年)7月中旬。
 この日の夕方4時に二人の行政書士が来ることなっていた。それは、先日、ホテルにおいて今後の若い行政書士の就労確保に関して私なりのプランがあって、そのプランと連動した業務を提示したのだ。
 これまで、色々と私が事業内容などを公表してから問題が生じていたので、それを、避けるために概要を話した。その概要に沿って、今日は詳細な話をするために来たのだ。
 その詳細を話す資料を準備したのだが、意識して出さなかった。前回のホテルでの会談では、その資料を忘れてしまったのだ。つまり、二度に亘って言葉での説明と簡単な資料を提示しただけだったのだが、それが良かったのかも知れないと思った。
 準備した資料だって、大きな百科事典1冊程度の分量でその説明に3時間も要した。まあ、来ないと思って居たのだが、来ただけでもこの地域の人間としては並み以上か。
 説明は、このプランに沢山の仕事とともにスキルもアップ出来てキャリアパスを示した内容になっている。
 そんなことだが、後から同席したNPO法人常勤理事の話だと
 「あまり長いので、一人は眠っているような感じだったけど。」
 そう言って居た。
 さて、私のプランをひとしきり説明して、最後に
 「ところで、時間をどの程度作れるの。」
 そう聞いた。
 前回の話の段階では、
 「すべての業務に関わって行きたい。」
 そう、答えていた。
 私は目が濁っている。だから、その時点では最新の法務を経験した方が真剣だと感じていた。もう一人の、プロゴルファー猿のような小柄な方が心配だった。
 しかし、仕事が無い者同士で私が話をした行政書士のセミナーで知り合って、一緒に歩んで行こうと約束して、二人三脚で動き始めたと言う。
 元々の性格や経歴が異なっていて、簡単に言うと仕事が無いと言う中での共同作業であるのだから、何れは袂を分かつに決まっている。
 そんな二人だったので、心配だった。その細い方がプロゴルファーもどきに引っ張られて、断るのではないかと思って居た。
 それだから、私も殊更、その細身の方に顔を向けながら話をした。そして、一応、話を終えたので、今後のスケジュールを立てるために時間の確保を聞いたのだ。
 その答えは
 「そうなんですよね。私たちも、そのものを全部やれと言われたら厳しい。結構予定が詰まっていて。」
 と、言うと片方が
 「顧問先が・・」
 などと、言い始めた。
 「やれなどと言わない。私はあくまでもパートナーとして聞いているので、一緒にやるのかどうか聞いている。」
 結果的には、すべての面において無理だと判断した。
 しかし、私が提示した中で重要な、介護系の資格を取る話に関しては、細い方がその頃は子供が生まれるので、などと言い出して、完全に無理だと思った。
しかし、その学習の途中で私が進めているサロンの飲食関係の申請に関しては
 「それは遣らせて頂きます。」
 と、言うのには呆れ果ててしまった。
 しかし、顔色一つ変えずに返事をした。
 「まず、見積金額を出して下さい。」
 いくらにしようか、と二人で顔を見合わせる。
 「いいよ、後からでも。高かったら頼まないから。」
 そう言って、釘を刺した。
 こいつらの、考えが見えて来た。あの行政書士の幹部が、
 「全面的に仕事をすべてやめて、お宅と一緒にしたい。」
 と、言って居たのだが情報や資料をすべて手に入れた途端に、
 「自信が無いから止めます。」
 そして、今回は支部長が、支部にも人材がいるからまとめてあげるからと言いながら、そのまとめる直前になって、自分がコーディネートしたので金銭を要求して来るなどと同じだな、と思った。
 この地方の病巣なのだと感じたので、一歩引いて腹の中では結論は出していた。
 この話には同席したNPO法人常勤理事が居たが、何と私に
 「どんな感じでした?」
と、聞いた。
 同席して居たら、分かることだ。
 今日はそれが主たる目的で出勤したようなものだ。休めばよかった。日曜日なので、本当は買い物にでも行きたかった。しかし、冷凍室は満杯だし、食べるものは余りに多く有るので、どうしようか迷った。
 本当だったら、野菜だけでも買いに行きたいが、その気力も残っていなかった。4時から終わったのが7時だから3時間ぶっ通しで話をしていた。
 何のために話をしたのか、こいつらは既に気持ちを固めて、来ていたので私の話は多分ほとんど頭に入っていなかった。
 隣のイオンモールに買い物に行った。牛乳やヨーグルト、ヤクルトが切れていたのだ。買わない筈の魚も買ってしまった。半額のシールを見ると我慢できない。

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