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トップハート物語(5977)立志伝敢闘編
20/09/08
2015年(平成27年)7月初旬。
忙しいので、朝から出る。いつもなら、午前中は会社に居るのだがそうも行かなくなって来た。
 朝一番で、先日退職の相談に来た介護支援管理者が来た。先日の退職相談に来た時のその場では、
 「在宅勤務で継続して下さい。」
 と、言って了解した筈だった。
 本人はどう算段していたのか分からない。本人しか気持ちは分からない。だから、私は何も戦略的に考えるのを止めたのだ。相手の出方次第で、対応する対処療法しかないと腹に決めたのだ。
 巧妙な奴らの気持ちに負けたのだ。その彼女が来て、
 「携帯電話は他の方に回すことにしました。」
 「在宅でシフトと電話を取ってくれると言う話だろう。」
 「それは無理です。子供が学校に行けるようになったらこうして出勤も可能ですが。」
  それだけ聞けば、あとは何も言わない。
 どうせ、その時には既に何らかのプランを持っているのだから。
 周辺からは、既に辞める準備で方々に話をしていると聞いていたが、私との約束の方を信用していた。
 ところが、事務所から聞こえてくるのは全く異なった彼女の言動だ。
 方々の事業者には辞めると言って居るし、役所関係にも言って居るという。また、同僚にも自分が引き連れて来た事務員も
 「私が辞めれば一緒に辞めるから。」
 と、言って不安を煽っていると言う。
 それなりの準備はしているだろう。ただ、言葉に出さないでその準備をしていた。同僚が、彼女の性格に合わないと次々と退職して行った。この1,2年だ。その補充を言って居たのだが、拒否していた。
 それが長期間かけた準備だったのだろうか。退職願も出さずに、私に下駄を預ける形を取っているのだが、それもまた何かあるのか不明だ。他の者や周辺に退職をほのめかして、多くの事業者や自立支援センターなどから勧誘が来ていると言う。
 実際のところ、子供の不登校と暴力、家出などが重なって悩んでいてその結果となったと言うのだが、どうなのか。
 その話を聞き、隣のイオンモールの喫茶店に向かった。防災関係のセミナー業者とNPO法人常勤理事がコンタクトを取っていて、当社のサロンのイベントや就労支援の授業に活かしたいというのが、彼女なりの考えだ。
 その男との第一印象は良くない。何か仏頂面だ。帰ろうと思ったが、彼女が居るので我慢した。
 私には珍しく、一生懸命になっている彼女の顔を潰さないように、愛想を振撒いて頑張った。しかし、段々と化けの皮が見えて来た。
 彼女の思いとは全く異なった相手だった。防災関係で会ってくれと彼女に言われて立ち会ったのだが、持って来た資料は「BCP」事業継承計画作成のものだ。それも、自分たちの会社ではなく、商工会議所の作成物だった。
 話を聞いたが、遮って確認した。
 「防災関係の会社だと聞いて来たのだが、お宅はBCP書類を作る関係の会社の者か。」
 そう言って、再度、防災は切り口を分かり易くするために、言って居るのか聞くと
 「災害で企業の継続が出来なくなった場合を想定して、各種書類を作成するコンサルタント会社です。」
 つまり、事業継承を隠してみんなが受け入れやすい「防災」を表に出している営業手法を取るやり方に当社NPO法人常勤理事が引っ掛かっただけだ。商工会議所の名前や資料を出して殊更信用を得ようとしているのだが、
 「幾ら言継承の話をしても、継承する人材がいないと話にならない。文書だけ作って受け取る人がいない。それを、セットにしないと話にならない。」
 「色々、NPO法人常勤理事さんの話を聞くと、お手伝いできる部分が沢山あると思います。」
 何度か発展性のある話をふったが、ああでもないこうでもないと言い、そのうえ、役所の名前を多分に使用するので、もう何の興味もない。
 銀行に立ち寄ってから、工事中のサロンに向かった。そこでは、町内会のお中元大売出しイベントをやっていて、その協賛として路上にテーブルを出して「認知症初期診断」ゲームを好評の内に最終日を迎えていたのだ。
 その応援に行ったのだが、その場に友達の国際弁理士が来た。私のアイデアで行って居る認知症初期診断」ゲームが特許の対象になるというのだ。その申請をお願いたので、現物を確認して、持って帰って貰う事になったのだ。
 その時に、私が取得した待ちに待った商標登録証を持って来た。それを、手に記念写真を撮った。
「今後一緒に知財の分野を開拓して行こう。」
 と、話し合った。
 一旦戻って、仕事をしてから再び最終日の最後の「認知症初期診断」ゲームとチラシを撒いて、無くなり次第早目に終わった。
 再び一旦戻って、夜に備えて汗まみれになった体にシャワーを浴びせて、一眠り。
 6時半過ぎに出て、約束の駅前の居酒屋へ。今日は、先日下打ち合わせした6月一杯で廃止した事業者との具体的な仕事の話だった。5人で会ったが、一人話を他の方向に持って行くこの地区の居宅介護支援センター管理者が居たが、予想通りに色々困ったが、話は通じていたので、何とか進められると思う。

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