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トップハート物語(5961)立志伝敢闘編
20/08/31
2015年(平成27年)6月下旬。
東京から、成年後見人養成講座の恩師が来た。東京大学で先生をしていたのだが、トラブルがあって退職した。その先生との交流が続いている。その先生にお願いして、色々なコラボレーション企画を推進することにしている。
 その話を後述するが、終わってから夜10時近くに事務所に戻った。何しろ、今月だけでも、本社に居た元管理者が人事異動した途端に自信が無くなって退職することになった。
 そのうえ、今度はこの地区の介護支援管理者の子供さんが登校拒否に始まって、家出をしたとのことで、自宅に居たいと退職の相談に来た。
 多くの問題を抱えている部署だけに、困惑する。何とか良い方向に向かえるように話し合いをしていたのだが、今度は介護責任者の問題が出て来た。
 その事務所に、私が戻ってからNPO法人常勤理事が用事があって訪問した。夜の10時過ぎだ。当然の如く、その介護責任者が居たと言う。帰らないし、泊まり掛けで仕事をすることが度々あり、周りも私も何をしているのかが分からない。
 当然、超過勤務手当を支給しているのだから、その内容を把握したいが聞いても何も無い。何度早く帰るように言って、必要のある仕事だけをするように言っても、聞かない。一番の問題は改革を提言しても、全く受け入れない。
 悪い方向にばかり行き、年間8000万程度売り上げがあったのが、彼女が責任者になってから5000万円程度になってしまった。それも、2年間で、だ。
 嘘を私に報告していた。営業しても依頼が無いと。そして
「これだけ営業をしています。」
そう言って、営業に回った資料などをきっちりまとめて、どうでもいいものを清書したり作り直したりして時間を消費していたのだ。
そのうえ、依頼があった仕事を次々断っている事実を他の複数の人間から聞いた。つまり、営業をして仕事が来ても断っているのなら、仕事に繋げないのは分かる。そのように、会社への背信行為をしているのだが、自分ではそう思わないのが精神的な問題なのだ。
 何にも意味のない、仕事を繰り返して深夜まで必ず残っていて、周りの信頼も失って、嘘を報告して、自分の世界に閉じこもって。
会社としては何のメリットもない。
「いま、行って来たのですが、佐藤さん明日忙しいでしょうか。お話したいことがあります、と言って居ました。辞めたいと言う話でしょうか。」
 つまり、この地区の介護と支援部門の管理者が不在となる可能性示唆したので、私の頭の中で何かが起こって、血管が破裂したような感じで痛かった。
 そのあと、ずっと、会社の解散とか清算とかの想定をしていた。その介護だけではなく、支援の分もあり、両部門合わせてその部署は年間1億以上の収益になる。その部門が無くなるという事は、大きなことなのだ。
ずっと、そのことを考えていた。
1年間ズレてしまった。早かったのだ。思ったより、社内の人材基盤が弱かったのだ。
夜に、東京から先生が来た。私は少し早目に到着して、パートナー企業との懇談に臨んだ。先生の気持ちが見えない。何を言いたいのか、何を考えているのか。ただ、私どもの考えが伝わっているのか、そんな気持ちだった。
「先生を説得しましょうや。」
 と、パートナー企業の常務は言って居た。
 私はその気持ちが大なのだが、そんなに一筋縄で行く訳がない。そのような思いを言いたかったのだが、伝わらない。ただ、このパートナー企業が先生を顧問として迎えたいという気持ちが大なのだ。
 その気持ちは十二分に分かっている。それを、先生は一定の条件なら受けるだろう。その条件を示されるかどうかだ。
 私の基本的な思いは、後見検定の実施だ。その実施をするためには、支援が必要なのだ。いや、一緒に実施してもいいと思って居る。勿論、先生とだが、パートナー企業がこれに対して、どんな感想を持っているか。
 何しろ、常務の考えは、右往左往する軟弱な感じだ。決めても平気で覆す。そんな面が見えるのだ。
 私は出来るだけの業務を終えて、モノレールで向かった。約束の3時より30分早くから打ち合わせを常務と行った。しかし、眼に見える合意は無かった。避けているようだった。何か思惑があり、いつものように、決めたこと覆す積りか。
 近くの喫茶店で事前協議が終わり、事務所に行くと直ぐに先生が到着した。大きなバックを引いて大変だったが、明日はゴルフ予定が雨のために中止となって送ったゴルフバックを送り返すと言う。
 さて、後見絡みの新規事業だが、3時から3時間活発な話に終始した。しかし、結論がない。結論めいたものだけでも欲しかったのだが、私どもが求める組織の立ち上げや後見検定の実施などの結論が無いのだ。
 徒労に疲れがドッと出て来たが、宴席があるので頑張った。この話が終わって、近くの料亭で魚中心の宴席にて、概ね大事な話が決まった。
 後見検定の実施、後見人全国大会、新法人の立ち上げ、先生の常駐など具体化して行く中で、やっと疲れが取れたのだ。しかし、戻って来て夜の10時過ぎにNPO法人常勤理事から、その介護責任者の話を聞き、また疲れがドッと出て来た。

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