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トップハート物語(5960)立志伝敢闘編
20/08/31
2015年(平成27年)6月下旬。
朝から、今日は後見事務報告書の作成と報酬付与申し立て書類の作成のために午前中は掛かりっきりになる予定だった。
しかし、7時台の朝一番でキラキラ目の珠緒ちゃんが来て話をしている間に、大阪市の責任者からmailが来て
 『印鑑を頂きに行きたいのですが、お時間は大丈夫でしょうか。』
 『はい、何時に来ますか。』
 『これから出ても大丈夫ですか。』
と、いう訳で30分後に到着した。
 それから、昼近くまで話し込む。
 問題は、この地区の介護支援管理者の退職騒ぎだ。
 『方々の自立支援センターや事業所に辞めると言っているようで。方々から来て欲しいと言われているとのことで。子供の事で辞めると聞いていたのですが、子供の事ではなく辞めたいのだなと知りました。』
 そんな話とか
 『外部から管理者が来るという事を、他のスタッフにも言っているようで。相談支援事業所管理者から彼女が言って居ると聞きました。』
それらは、すべて嘘の話だった。
 ただ、辞めると言う話を持って来たのは事実で、その話を自分が言いまわっているのは、納得できないが、彼女とか女性特有のことか。
 辞めると言う話は、確かに言って来た。しかし、退職願を持って来た訳じゃなく、自分でもどうしていいのか分からず、会社に身を預けるという事だった。子供は確かに、小学生で学校から居なくなったり、家出したりを繰り返し、同僚の話を聞くと
 「体中あざだらけで、特に腕に沢山の傷があります。」
 子供との戦いの傷跡だが、彼女に言わせると
 「学校に行かそうと思ってベットで起こそうと抱いたりすると、振り払ってその手が腕に当たったりして傷が出来て。」
 そう言っていたが、戦いの跡だろう。
 それは事実で、その後の話では
 「自宅にてサテライト勤務して貰って。子供の傍に居られるようにして、シフトとか電話とかの対応をお願いしたい。」
 「分かりました。」
 そのような話を聞かれれば話をするし、ただ、本人がどのように話をしているのか、他からも勧誘されていると聞いているので、それは分からない。
 自分の能力を見せつける機会を作っているのだろう。
ただ、そんな情報など何の解決にもならない。
 「いいか、一番のガンは研修センター責任者だ。毎月赤字を200万円も垂れ流して、人材は全く紹介するなどの機会を得られない。それを、しっかりと意識しないと。こんなに多くの社員が揃って、何も言わないのは何故だ。俺が言ったら終わりだ。人に頼っていては自立できないぞ。がんは、本体を終わりしてしまう。それでもいいのか。」
 そう言って、言葉を待った。
 「そこが問題だと気付きました。新陳代謝が出来ない。私は会社が無くなったら何もできなくなる。」
 「大丈夫だろう。ケアマネジャーを持っている。障がい者計画相談の資格は持っている。」
 そう言ったが、言葉が無い。
 11時半まで話をしていた。
その間も、人が来る。
 やっと、出発したのは12時近くだ。銀行に立ち寄って、マンションに戻った。
 食事を早く摂って、直ぐに事務所に来た。準備はしていた後見事務報告書を仕上げる。1時間で終わり、今度は報酬付与の申し立て書類を作成した。
 これまで、全く報酬付与申し立てはして来なかったのだが、今日は朝からその申立書を作成しようと思って居た。
 しかし、斯かる理由で出来ない。焦った。全く午前中は予想に反して出来ない状態になり、途中で諦めながらも、何とか頑張った。
 それは、後見活動をしてくれている職員に報いるためでもあり自分の勉強でもあった。何とか揃えて、出たのが16時前だった。
  途中郵便局に立ち寄って、報酬申立をするために切手と収入印紙を購入した。
仕上げて、大阪家庭裁判所に入ったのは4時過ぎだった。
この被後見人には、この1年間多くのトラブルが発生していた。
借入金が多額に有り、貸金業者から訴訟を起こされて、代理人として東京簡易裁判所に出廷した。
また、総合病院で移乗中に看護師から落とされて骨折長期入院した。
その事実をひた隠しに隠して、やっと長期入院の原因は看護師のミスだと突き止めたが、医療に対して行政も司法も勿論我々成年後見人も非力だ。
弁護士も裁判所も、結果は分かっているので「後見人一任」だった。
借入金は社会福祉協議会からもあり、その衝撃の裏があったので支払いを拒否している。
もし、強硬に出ればその事実を持って交渉する積りだ。
引っ越したいとの強い思いを、抑えきれずに新たな出来たばかりの団地の一室に越した。
それでも、みんなから愛される被後見人である。
 行政書士会支部長の善意を受けて、私が進めようとしている新規事業の人材と会うことになっていた。ところが、今日になって彼らのマネジメント料を要求して来た。この土地らしい、後出しの事例だ。支部長がそんなことをしていいのだろうか。

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