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トップハート物語(5958)立志伝敢闘編
20/08/30
2015年(平成27年)6月下旬。
朝7時に、珍しく早起きしたNPO法人常勤理事が迎えに来た。私はいつものように、早く起きて出勤していた。混む電車に乗るのが嫌で、出来れば新幹線に乗車する新大阪駅まで車で連れて行ってほしい。
 勿論、贅沢極まりない。10時には乗車したい。そのためには、1時間以上の余裕を持たないと難しい。電車で言えば、丁度通勤時間帯なのだ。しかし、私が何も言わずともNPO法人常勤理事が迎えに来た。
 勿論、前に言って居たのだが。乗車して目標の時間より2時間も早く到着した。というのは、彼女は9時から事務所にてお客様との打ち合わせがあり、戻らないと行けない。そのためには、どうしても8時に新大阪駅に着かないと戻れないのだ。
 私の方は、この駅の始発車両をATMで発券して入場した。8時20分発だ。そうすると、東京駅には2時間半で到着する。約束の13時半にはかなりの余裕がある。それでも、どこで時間を潰すか考えながらスタートした。
 途中1時間ほど眠った。折角、富士山の見える方に席を確保したのに見る余裕が無かった。品川駅で降りて、乗り換えて五反田駅に行った。品川駅にはまだ十分余裕がある時間、10時40分頃に着いた。
 五反田駅には、先日上京した時に食べた寿司「魚がし」のおいしさが忘れられずに、行った。立ち食いだが、美味しい。昼食の時間にはまだ早いが、混んでいるのは嫌なので私にとっては早くない。
 8割程度の客の入りで、入り口近くに立った。そして、頼み始めた。2貫ずつ頂いた。中トロ、タイ、伊佐木、エンガワ、イワシ、金目鯛、ムツ、スズキ、ヒラメなどを次々頂いた。
〆て3000円を超えたが、美味しかった。
 本当は、いつも月末に定期的な健康診断を受けるのだが、その時には体重の問題があり、そのために減食するのだが、今日も朝は食べずに、昼も我慢しようと思って居た。ところが、こんなに頂いてしまった。
 時計を見ると、まだ12時前だ。今日会うコンサルタントとの約束は13時半だ。まだ、時間的な処理を必要としたのだが、何も浮かばない。仕方がなく、五反田駅前のバス停のベンチに腰掛けた。
 大勢の方が来て、バスの乗車して行く。目の前で、ティッシュペーパー配りの男性が道行く人に手渡ししている。よく見ると、男性だけに配っている。法被を見ると、確かに用事があるのは男性だけだと思うが、最近は女性も御用達があるので、固定観念はやめることも一つの道だと思った。
 目的のバスが来るまで、お年寄りが多数立っているが、私もお年寄りなので我慢してもらった。そんな人の往来を見て時間を潰して、1時に五反田駅から隣の目黒駅に向かった。数分で到着した。
 まだ、早いので近くの白金あたりを散策した。
行政書士は社会貢献をすることによって、他士業と競合せずに仕事に繋げられると思いながら活動している。
 日帰りで、上京。白金に居を構える著名な経営コンサルタントとの1時間半の話し合いに、往復4時間と4万円の交通費を掛けても受け取ったマスタープラン内容は満足の行くものでした。
 二度目となるマンションの一室に入って、直ぐに要件に移った。これまでの、トンデモナイフードアドバイザーで、自分をブランドだと言う奴とは全く異なって、ちゃんとした書類で「マスタープラン」を頂けた。
 内容的には、私が願った内容で経費も私が考えた金額と一致した。就労支援のプランとサロン展開のプランだった。そのサポートも充実しており、これが本当のコンサルタントだと思った。
 社会保障費削減策の切り札として、今年から始まった「地域包括ケアシステム」の中に、日常生活総合支援と小学校区ごとにサロンの設置が義務付けられている。
 そのサロンにカフェを導入して目的に叶う拠点にする。それだけでは運営できない。しかし、固定的な収益を図るプランを実現できるように情報と希望を提供してプランニングを依頼した。私の希望に沿って、マスタープランを作ってくれた。
 そのプランの微調整だった。安定的な収益を上げるための新規事業があり、行政書士を中心として活動できるマスタープランを作り上げたコンサルタントに教育をして頂き、スキルを身に付ける。
 そのスキルをそのまま、直ぐにこの福祉や介護業界に活かせる。学びながら仕事をして、収入を確保しながら、展開して行く。
 介護報酬が大幅に低下した在宅サービス、大幅に上昇した医療系サービス。国の施策は、モラルのある処遇改善助成金など国が拠出しなくても労働環境が整えるような業界を作りたい。そのためには、経営の安定した企業だけに残って欲しい。
 多くの国の施策に、行政書士の入る余地が数多あるので、これからスケジュールを組んで9月くらいから、意欲のある行政書士にキャリアパスを示しながら、社会福祉や介護業界で活躍できるような人材育成事業をしてみたい。
 その人材育成に期待を寄せる方との話し合いを、私が上京している間にお願いした。大阪市のNPO法人責任者とこの地区の介護支援専門員だ。
 その報告を求めた。
 『ありがたい話です、とのことです。取り敢えず、佐藤さんが改めてお話をさせて頂きますと、伝えています。8月一杯は後片付けがあり、夜は大丈夫とのことです。』
 つまり、この地域で尊敬を集める事業者が廃業する。
 真面目にやっている方は、廃業に追い込まれる制度になってしまった。
 その方が、6月に廃業するのにまだ、その後のことを決めていないと言う。
廃業理由を確認すると、
 「収益が立ちいかなくなったから。」
 と、言う。
 私にはやってみたいプランがある。その立場を認めながら、一緒にして行きたいと思っている。そのプランの話をする機会が得られた。
 社員としてでも、パートナーとしてでも構わないのだ。
 この介護には多くの業務があるので、それをやれる人が欲しかったのだ。
 チャンスは幾らでもある。私に取って、今がチャンスなのだ。
 また、コンサルタントとの話の最中にmailが来た。
 60歳以上の方なら、ほとんどが知って居る「瞼の母」というお話が有る。
「こう上と下の瞼を合せ、じッと考えてりゃあ、逢わねえ昔のおッかさんの姿が出てくるんだ。」
と、いうくだりがある。
それを、地で行った真実の物語を演出することが出来た。
成年後見の申し立ての依頼を受けて、調査した結果、ご本人は
「親族兄弟子供は居ない。」
と言って居たが、兄弟も大勢いた。
そして、物心もつかない3歳の時、57年前に生き別れた子供さんが居た。
お子さんに手紙を出して、母親の存在を知らしめ、事情説明に遠方まで足を運んだ。
「母親は死んだと聞かされて育って来ました。最初は悪い人に騙されていると疑って、地域包括支援センターに電話して、NPO法人ゆうかりを確認しました。まるでドラマです。会いたいです。」
そんなお子さんの言葉に沿って、親子の対面が実現した。
私は所要で上京していたが、立ち会った職員から報告が来た。
『涙と笑いありで娘さんとご本人が対面しました。娘さんが成年後見申立人になって頂き、後見人候補は当特定非営利活動法人ゆうかりがなること・・・」
成年後見人業務とは異なるが、この仕事に誇りと使命感を持ったひと時だ。
所属している職員を、多忙の時間から解放させて心身とも社会貢献に尽くせるように構築するのにはあと少しの時間が必要となる。
 コンサルタントとの話は、満足した内容で終わった。ちゃんとしたプランを書面で頂き、あの詐欺師のコンサルタントとは異なる。
 帰りの足取りは軽く、新幹線の車内でもあっと言う間の時間だった。
 夜に、セミナーに出たNPO法人常勤理事とその報告をしあった。内容に満足が漂って居るので、私は自分だけの世界でものを考えていて、上の空で聞いていた。
 それにしても、サロンでカフェを展開するが、色々な備品や材料など、こんなにも一般価格が高く、卸が安いとは思わなかった。それに、顔を利かせるとはこのことだと感心した。多くの一流企業を紹介してくれると言うのだ。

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