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トップハート物語(5930)立志伝敢闘編
20/08/15
2015年(平成27年)5月下旬。
 午後2時に訪問したパートナー企業。少し早目に駅に降り立って、散歩した。新しくできた街並みが羨ましい。花とビルとの調和がとれている。その様を何枚かの画像に残した。
 歩き始めて、少し過ぎるとはハローワークから電話があった。
 「出されていた求人に応募者が居ますので、ご紹介したいのですが。」
 と、いう訳だ。
 最近は、ヘルパーさんが不足して居るし、喜んで受け入れていた。しかし、当社は社員として扱うのは最低限、サービス提供責任者になれる者で端的に介護福祉士と指定している。
 「経験は障碍者施設での業務があるのですが、資格は2級ヘルパーとガイドヘルパーなのですが、如何でしょうか。」
 勿論、オーケーした。
 取り敢えず、関わってみないと分からないし、ただ、こちらの条件が悪くなるだけだ。耳が遠いのか同じ言葉を何度も言ったり、いや、そのハローワークの職員だ。隣の市で結構知名度のある街なのに、説明する声も自然と荒立って来る。
 何度言っても異なる言葉を言い返してくるのは、一体どういうことだ。そう思ったが、最近の温厚さが自分を抑えて、自分でも意識して急に優しく話をした。
 面談場所が決まって
 「それでは10時に来て下さい。」
 と、言うと何かその本人と打ち合わせして
 「11時にして欲しいそうです。」
 一瞬ムッとしたが、我慢して苦笑い。
 今どきの人間ではあるまいし、50歳を超えて転職するのに、既に自分の我儘を言い始めた。次の言葉は
 「車での通勤を認めて欲しいそうですが。」
 「それは、構いませんが駐車場代が掛かります。」
 「お幾らですか。」
 「15000円です。」
 「そんなにするんですか。」
 そんなにするんだよ。
 駐車場は個人と駐車場との契約で、当社は関係ないが、今借りている駐車場代はそんな値段だ。自分で負担するならどうぞという姿勢だ。
 段々と我儘が出て来たが、仕方がない。もう約束してしまったのだから。
 そんな前段が有って、パートナー企業のビルに入った。Mailでの遣り取りで、既に合意に達している結論がある。成年後見事業の展開だ。そのノウハウは、私どもがあるのだが、人材となると一番のネックだ。
 昨年、政令指定都市が中間に入って、この医療法人、財団法人、社会福祉法人などを所有しているコンツェルンのオーナーが所持しているゴルフ場などの運営会社が公募したコラボレーション企業に応募した。50社の中から当社が選定されたのだ。
 当初は健康延伸計画として、デイサービスを中心としたプランだったが、色々な事情で段々と方向が変化して来てサロン設置なった。そのサロンはただのサロンではなく、地域の交流や活性化、または学習などの拠点となる。
 その一部に成年後見の運営があり、それに着目したのがそのパートナー企業の役員だ。その役員が表に出て当社との交渉に出て来ていた。
 当初は、曖昧ではっきりしない方向の上に
 「うちは、お宅の動きに感知しないので当社を意識せずに好きなように推進して下さい。必要があったらお話をさせて頂きます。もし、興味が無かったら手を引かせて頂きます。」
 と、そんなことを言って居た。
 それはそれで、私はまったくその言葉にもその企業にも興味が無く、仕方がなく相手しているという心境だった。どうでもよかったし、別に金銭的に困って居る訳でもない。私が困っているのは人材なのだ。
 段々と交渉している間に、相手の変化が表れて来た。当社への信頼だろう。そして、魅力的な動きと社会が何を求めているのか、それが段々と分かって来たようだ。
 半年程度過ぎると、
 「人材や資本を提供したいと。」
 と、変わって来た。
 しかし、人材と資本を出されると、当社はイチコロだ。
 何とかとぼけたり、あらたな法人を作ろうとしたり、そこにも資本参加をしたいと言って来た。しかし、その時点では100万円未満の話で全く魅力がない。 
 そして、段々ともっと加速して知識が増えて来た。特に認知症の患者を受け入れている病院は700床があり、また精神病院も持っているし、公益財団は認知症研究所であり、その後見に関して、元々三菱東京UFJ出身者であり賢者であり人脈も大いにある人物が前面に出ているので、押され気味になっていた。
 そして、ついに3時間に及ぶ会話の中で
 「経営者会議に報告して、お宅とのコラボレーションを承認頂きました。そのうえ、オーナー夫人がやはり認知症や後見人のことを学んでおり、これから大きな事業になるのじゃないですか、と言って来ました。資本や人材を投入してお宅の活動に積極的に関わることを決めましたのだ。」
 そう言って1000万円くらいは出せると言って来た。
 検定やアセスメント、サロンの展開など多くのテーマを話し合って、結果的にはまず検定を行うことを決めてその手順と実現の為システムを話し合った。
 外に出ると、丁度3時間を経過した5時だった。私が思って居るプランが実現しそうな感じに、いよいよだなと一人で鼓舞した。

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