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トップハート物語(5928)立志伝敢闘編
20/08/14
2015年(平成27年)5月下旬。
商店街に交流サロンの設置を進めているが、やっと内部の根幹の工事が終わった。何しろ30年以上も放置されていた物件で、ただ、一等地にある。なぜ、これが放置されていたのか不明だ。
 商店街の入り口で、角地だ。その内装をするのでシルバー人材にお願いした。見積もりを立てるために、予定の人材と待ち合わせをした。この日は、何カ月に一度の100円均一のイベントだ。
 大勢の人だかりの中、当サロンの前はシャッターが閉まっていたので、多くの自転車が置いてあった。その自転車を掻き分けて、内部に入るとほこりが舞って居るのか目が痛いし喉もおかしい。
 仕事を依頼した方はもう70歳は超えているだろう。仕事をしたいと思って居ると思ったのだが、逆な言葉ばかりで断りたいという感じだった。
 「こんなの初めてで、いつもは小さいお宅とかしかしたことが無い。普段は、公園の遊具を3か月掛けて塗装をしたりしている。ひと月にそんなに働かないので。壁紙を張った方がいいんじゃないか。」
 など、否定することばかり。
 このままでは、断られると思って
 「工期はそんなに急がなくてもいいです。6月中旬くらいまでで。2階は結構です。何とか自分たちでします。そんなに立派に出来なくて結構ですので。」
 などと、気を使って話をした。
 段々と、条件を出して来たり助言をするようになってする方向で話が進んで来た時に、この店舗のオーナーが来た。
 懇意にして居るし、
「この店舗の耐震性や手直しに300万円も掛かったので、長い間借りて下さいよ。市長に昨日食事に誘われて二人きりでロイヤルホテルの地下の店で話をした時に、このサロンの話をして、開設したら来て貰うように頼んだから。」
 そう言って、如何に期待しているのかを言われた。
 しばらく話をすると、今度はこの地域の5商店街の連合会会長が来た。もう何度も話をしていて、今日は殊更親しくスキンシップがあった。肩を叩かれたり、握手を求められたり。
 そのうえ、私が求めていることが現実になりそうだった。それは、商店街の方たち介護の資格を取得して外出したいと思って居るが出来ない人や障害のある人たちに、今日のようなイベントに参加する支援をして欲しいと思って居たのだ。
 「私はヘルパー2級を取っている。介護タクシー用に二種免許も取った。」
 「本当ですか。そうしたら、それを当社のステーションに登録して下さい。このようなイベントでガイドヘルパーや介護タクシーを運転して動いて貰えれば、商店街の活性化に繋がるし。」
 そう言ってから、
 「それじゃ、介護タクシー用に駐車場を2台借ります。」
 そう言って、前向きの話をした。
 それは、連合会会長が酒屋さんで、私が考えていた
「夕方からこのサロンでお酒を出して地域の人たちが集って貰ったり、介護職の方が来てストレスを発散したりしてくれることを願って居た。」
ということを言った。
 握手を求めて来て、今後の展開に期待を求められて
 「今度総会があるから、来て欲しい。」
 「いや、私はうるさいから若い社員を行かせます。」
 「やはり、あんたに出て貰わないと。」
 そんなやり取りがあったが、私はその総会日は上京しているのだ。
 その間、ずっとオーナー夫人が傍に居て自分が入れない話なので、関係ない言葉を入れて話の腰が折れそうになる。それでも、話の輪に入れないと悟ると、同行したNPO法人常勤理事に、後から聞いたが、
「自分は毎日来てこのサロンの前の掃除をしているので、あんたの会社には女の方が沢山いるんだから時々来て掃除をしないと行けない。」
と言われたと言って居た。
 まだ、開設していないし、ここはもう私どもの物件で3月から家賃を支払って居る。それなのに、オーナー夫人だからと言って何で余計な口を出すのか。これからも思いやられる。
 朝来て、税理士からのmailを確認した。一昨日まで、500万円の利益と200万円の税金支払いを言われていた。そのために、節税の話を私が一方的にして税理士は悪意が感じられるほど、何の案も提案せずにすべて否定する。
 頭に来て、私が税務署に直接確認するとその否定は否定だった。そうやって、やっと態度を改めた税理士と私の遣り取りがスムーズに行った。結果、利益80万円弱まで下がった。もう少し経費があるので、50万円程度まで圧縮されると思う。
 気になっていることの一つに、カリスマフードアドバイザーとのコラボレーションを模索しているが、私の考えと少しずつ齟齬が見え始めた。研修内容に関して、これまでの代わり映えのしない内容にしようとしているのがありありで、折角斬新だと認可する行政に評価を受けたのに、自分たちの業界が分からないからだと否定する。
 専門職などどこでどんなテーマでもお構いなしに同じ話をする。特に制度や法律などどうでもいい話をするので台無しになる恐れがある。それが、心配なのだ。
 「この地区の介護責任者の様子がおかしいと管理者が強制的に病院に連れて行くと、医者から精神科に行って下さいと言われたようです。」
 と、退職予定の前の本社管理者が言って来た。
やはり、思った通りだった。これでは、大幅に売り上げが下がる筈だ。

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