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トップハート物語(5921)立志伝敢闘編
20/08/10
2015年(平成27年)5月中旬。
多くの申請書などを仕上げる時間が無いのだ。そのために、愛知県の豊橋市の同業者と一緒に仕上げて、申請する筈のワムネットの申請書類が出来ていない。それを、どうしても仕上げたいと思って居るのだが、時間が無いのだ。
 痺れを切らして、昨日、その事業者から電話があった。大変申し訳ないと謝罪した。
 彼も多忙で、
 「やっと、明日なら時間が取れそうなので見ようかと思って居た。」
 そう言われたが、出来てない。
 その時点でも、月曜日午後に予定されている「成年後見セミナー」の原稿打ち合わせの為の資料が全くできていない。
 月曜日に郵送する筈の「創業スクール」の申請書も出来ていない。そして、火曜日に持参予定の「創造ファンド」の申請書も出来ていない。ナイナイ尽くしで、この日を迎えたのだが、この日も多くの仕事が溜まっていた。
 議員にお願いした介護タクシーの主たる業務をしてくれる二種免許の所持者を何とかしたいとの思いから面談に漕ぎ着けた。朝から雨が降っていたが、出たくなかったのだが出て、その自宅に向かった。
 電話では、それほど期待をしていない内容だったので、止めにしても良かったのだが、こちらから依頼していて会わないのはどうかと、向かった。
 同じ市内のだが、行ったことのない地区で駐車場に車を置いて自宅に向かうと、近くの路上で傘を刺して待っている男の人が居た。見るからに50代を思わせる人で、想像していた太った方とは全く逆で痩せて第一印象は良い。
 タクシーの運転手を現役でやっている方なので
 「喫茶室を予約しているので。」
 そう言って案内してくれたのは、場末の酒場のある廃れたうら寂しい小さな飲み屋街だった。演歌の世界のような一角にある、カラオケスナックに入った。
 「ここは、私がなじみの店で月に何回か来るところでママさんとは知り合いなので、遠慮しないで。」
 そう言われたが、最初喫茶店だと言っていたのでそう思っていたが、そうではなかった。朝の10時頃だが、既に数人のお客さんが入っていて歌を歌っていたので、煩くて話が出来るかどうか心配だったが、
 「もうすぐ静かになるから。」
 そう言われたことが、本当で直ぐにお客さんはみんな帰って行った。
 最初の口火が大事で、いつも何の話をしようかと考えてしまう。
 しかし、その男性から話し始めた。話し始めたのはいいが、止まらない。自分の人生の転変から始まって、各地での自慢話。特に、どれだけもてたかの話で、年齢が行った男性の誰でもが話をする武勇伝だ。
 一人で、30分も話をしてから
 「悪い悪い、私だけしゃべって。どうぞ、話をして下さい。」
 「いや、そんな立派な方に一般的なお話で失礼です。」
 「私は、会社では一目置かれて、社長にモノを言えるのは私だけで・・・」
 また、ずっと自慢話が始まった。
 結局、求人の話をしに来たのだが、90%が自慢話で意味のない時間だった。そして、自分の条件を言い始めた。
 「私はタクシーの運転手でハイヤー専門、夜間しか働かない。月17日しか働かないので、その日数を崩したくない。給与は今よりも高額でないとダメだ。25万円は欲しい。」
 なとど、言うので、
 「そんな会社でも立派な地位に居て頼りにされている方が来るような会社じゃないです。」
 「私は何歳に見えますか。68歳ですよ。もう歳だから、昼間の仕事でそれなりの給与を保証してくれるなら行きたいと思って居る。条件を聞かせてください。」
 「一般的なお話をします。当社は介護専門で、介護した部分だけしか収入は有りません。ですから25万円欲しいとなったら、その分だけ仕事して貰います。40万円程度の収益が上がるようなシフトを組みます。介護タクシーの運転手だけでは当然無理ですので、介護の資格を取得して頂いて、介護もして貰うし夜間とか早朝とかも働かないとその金額にはならないと思います。」
 「そうだろうな。」
 と、言いながら、中々断らない。
やっと、諦めたのか、無理だと悟って言って貰ったので潮時を感じて辞した。
 時計を見ると既に11時を回っていた。
 ダメだと思った瞬間に、自分を紹介してくれた議員を卑下し始めて、
 「私は国会議員でもツーカーだ。米軍の3兆5千万円の仕事を請け負う業者を探してくれと頼まれている。そんな仕事もしている。」
 尚も、話をするので、驚いたようなパフォーマンスをして、スナックを出た。
 その足で、被後見人が入所している施設に向かった。施設では、先月の利用料の支払いもしていないことが判明。丁度、保佐から後見への申立をしていた時期だったので、忘れていたのだ。
 そのまま、被後見人の自宅に行ってポストから郵便物を受け取ってスーパーへ向かった。山間の小さな町なのだが、そこにあるスーパーで野菜やその他の食材を購入するのが、被後見人へのサポートが終わった後の日課として決めている。
 大量に買い込んで戻って来た。帰りに、ヘルパーさんへの最後の振り込みをした。毎月、数日に分けて振り込みをするのだが、今は休日でも振り込みをしている。1日200万円だけしか2つの通帳で出来ないので、700万円を超えるので4日も掛かる。
 結局は、遣りたい仕事が出来なかったのだ。
2015年(平成27年)5月中旬。
今日も朝から仕事三昧だ。創業スクールの申請書を頭に入れながらも、進まない。その申請書の前に、創造ファンドに掛かっていて、思うように進展しない。それでも、休み休み、他の事をして気を紛らわせて、進めている。
 頭の中で、一体どうなっているのかと思うほど、アイデアばかり生まれてしまってそれを実行する手段が見当たらない。
 クラウドファンディングの申し込みをして、資金集めを始めたが、からくりが分かったので集客の動きを止めた。それなのに、大東市居宅介護支援事業所の管理者が5万円も振り込んでしまったという。
 仕舞ったと思ったが、仕方がない。何しろ、保険のおばちゃんだ。保険屋に働き出して、営業するが最初の数か月は親族に無理に入って貰う。その方式だ。誰も第三者が入金などしてくれない。これまで、40万円以上振り込みがあったが第三者は全くない。つまり、私の親族と社員だけだ。
 もし、それが当初の目標である100万円をクリアしたら、手数料17%主催者側が取ってしまう。それが、一般の方が本当にその金額に見合う寄付をしてくれるのならいいだろうが、そうはいかないのが世の中だ。
 途中で気付いて、入金の勧誘は止めた。主催者が勧誘を進めて来るのだが、その内情を言って、つまり、
 『第三者がどの程度寄付してくれるのを見極めてから、動きます。』
といって受け入れなかった。
 それなのに、入金してしまったという。まだ、半分の金額の余裕があるので、まだ大丈夫だ。不成立になったら、主催者側が返金するのだ。
 私の方は、プレミアムを入金してくれた社員に還元しようと思う。勉強になったし、自分でもする機会が生まれるといい。
 何かと私に興味を抱いているコンサルタント。地元の介護の立ち上げに多くの実績をのこしている、もう75歳になろうという御仁から日曜日だが、連絡が来た。以前から、あるレベルの議員紹介を依頼している。
 「今度の火曜日に議会当番で議員控室に居るから来てくれと言って居た。大丈夫かな。」
 その日は、午前中に後見の相談事があるので自宅に行った後なら空いているのでその旨を話した。
決まった。その日の午後に控室に行くことになった。
 連日、税理士とのせめぎあいがある。特定非営利活動法人の利益が思ったより多額で、その処理を検討している。昨年12月までのあと3カ月残しての精算表での利益は500万円を数えている。
 このままでは、700万円に達すると経費処理を考えたが、思い浮かばない。そんな時間を過ごすのだが、決算は来週中に終えないと行けないし。困ってしまった。
 案として考えたのは、従業者への還元だ。一人30万円としても4人の常勤社員だけで120万にしかならない。新たなサロンの金銭的な負担。家賃、修繕費などを加えようと思ったが、それでも200万程度。
 あとは、株式会社から出向していた時期があるので、所属している株式会社にて給与を負担していた。それを、変換して貰うのはどうだろうか。それも200万円程度か。
 そういった案を、私が出して何故顧問料を支払って居る税理士が提案して来ないのか。私の提案に、ダメ出しをしたり該当しないと一蹴したり。
 本当に無責任な、士業の顧問が多過ぎる。
 午後一番に、大阪市にあるNPO法人責任者からmailがあり、今日伺いたいという。
 『午後2時には事務所に再出勤します。』
 『午後2時にお伺いします。』
そんなやり取りで、2時に来た。
 話は、来月出張を命じたある介護イベントトへの参加だ。そのイベントはひょんなことから知った。私は人材の育成にどう立ち向かったらいいのかを考えていた。そのためには、色々と考えても限界があると、異業種の人材不足に関する資料をネットで調査していた。
 その調査をするにつれて、各種業種を見ながら結局介護人材不足に対する対応にぶつかってしまったのだ。
 そこで、その人材不足に動いている若い女性を中心とした組織を知ったのだ。その組織にmailを送った。問い合わせをして下さいと書かれているのに、問い合わせをしたら、何を見て問い合わせしたのか、素性も言わず失礼じゃないかと、言う感じで返事が来た。
 何を生意気に、異業種の交流をしながらなどと書いてあるが、異業種と言って居るのは、介護以外の介護関係で、看護師や理学療法士やケアマネジャーなど、何が異業種だと言いたいくらいの気持ちを抑えて、下手に出て謝罪しながらも当社職員の派遣受け入れをお願いした。
 その私の態度が良かったのか、受け入れの了解を頂いた。それでも、趣旨が異なって居たら来ても仕方がない、来たい参加したい希望の内容などを聞いて来た。
 随分と門戸を開いているような感じを与えながら、周辺の男性が群がって持ち上げているので、それに乗っかって、と思って居たが我慢我慢。
 その派遣するのが彼女だ。しかし、彼女が来た目的が良く分からない。何かすぐれない顔をしている。何か言いたいはずなのだが、面と向かって言えないような感じだった。彼女が言えないというのは、何か。辞めたいというくらいの仕事が折り重なってジレンマに陥っているのだと思う。
 それは十分に分かっている。人が居ない。いないから彼女に負担が掛かる。彼女もシングルで自由だが、負担感は大きいと思う。その幾ばくかを取り除いてやろうと思うが、中々思うように、私も時間が取れない。

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