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トップハート物語(5910)立志伝敢闘編
20/08/05
2015年(平成27年)5月上旬。
 この連休は長く計算したら、先月の29日から数えると8日になるし、今月の6日までではなく日曜日までにすると、もっと長くなる。そんなことはお構いなしで、私は格闘している。初めての補助金申請で、色々な群がる登場人物に翻弄されて、全くこんな日本大丈夫なのか。
 それでも、なんとなく見えてきたような気がする。全く真剣ではないが、徐々に近づいて来た。以前はこのような書類ばかり作成していた仕事に漬かって居た。それが、現場に関わる時間が多くなり、儲けより社会貢献が中心となって世間に遅れてしまった。
 要は、この世界に入る15年前まで所属していた世界に自分を引き戻す必要があるのだ。
 如何にして儲けるのか。如何にして利益を上げるのか。それが今の日本にとっては重要なことなのだ。
 その感覚を取り戻しつつある。私の考えが成案になるのには、来年まで掛かるかも知れない。それでも、何とか作りたいと思って居る。
 朝、9時に新たに設置した障がい者相談支援事業所管理者が来た。単身この都会に出て来て、辛苦を味わった筈だし、それを顔に出さない。私の人生を話したが、彼女の人生もそのうちに聞く必要がある。
 ただ、私が埼玉で生活をしていて介護を学ぶ意向を示した時には、当然だが、妻は反対し、
 「恥ずかしいから止めて。」
 そんなことを言い、就職する時には
 「どこか遠くに行って下さい。恥ずかしいから。」
 そう言って、私を快く遠くに送り出してくれた。
 その話を彼女にすると、
 「私もそうだったです。ずっと、介護に就くのを実家に言えなかった。私の家族の生活はずっと上の方で、他人に何かをしてやることではなく、人に何かをして貰う生活が中心で、そんな介護なんて言ったら帰れない。」
 それから始まって、2年間も黙って居たそうだ。
 「義理の親が認知症になり、家族を引き取ってケアをしなければなくなり、その時にやっと本当のことを話しました。私の家は、上流階級になるので言えなかったんです。今では、お陰様で相談支援の管理者として胸を張って楽しく仕事をさせて頂いています。」
 そう言って居たが、
 「請求なのですが、市役所の対応が遅れてこれからパスワードとか頂いて処理しても、今月分の請求は無理だそうです。」
 何と、そうすると、大幅に収入が遅れる。幾らまとめて入るとはいえ、苦しい中で彼女には大きな報酬を支払う事にしたのだ。4月分と5月分は、6月の半ばだとしても100万円近くの人件費と事務所設置経費などを加えると大幅なマイナスになる。
 こう考えると、もうメチャクチャだ。6月に辞めると言って居る本社管理者から異動して来た奴など、もっと高額だが何もできない。そのうえ、6月は有給休暇を使用して辞めると言うのだ。
 今年前半は、大きな資金的な問題が生じるが、後半から大きな利益を生むと思って居る。
 暑い、ついこの間までは、寒くて雨ばかりの日々が続いていたが、今年のゴールデンウイークは天気が良い日が続いている。
 毎年、このゴールデンウイーク時には大阪市の市役所前の広場で行われるお祭りに行くのだが、今年は行かないことにした。仕事が詰まっているのもあるが、行政書士会がテントを出して、相談に応じるというイベントがあった。
 昨年までは知らなかったのだが、今年はmailでコスモスの応援依頼が来たので、応じる返事をmailでした。それなのに、何の返事もないままに数か月が経過した。やる気が起きなくなって、先日、再度募集があった。
 意味が分からないが、相手しないことにした。こんな体たらくでは、確かに担当者は大変だろうが、返事くらいあってもいいと思って、私なりの抗議の意味も含めて、あえて今回の協力は止めた。
 この月から、私は全くケアプランから解放された。長年携わってきたが、案外すんなりと辞めることが出来た。辞めることが出来たとは、私の精神的なものだ。悩むかなと思って居たのだが、心には全く残らなかった。
 少なくても、他の仕事に忙殺されていたので、何とか解放されたいと思って居たのだ。その解放を決断して、社内変更で対処することにしたのだが、その代わる日の数日前に、入所している利用者の親族から電話があり、施設に任せたいと言って来た。
 よかったと思って居た。最後の実績入力をしていたNPO法人常勤理事が、施設の実績がおかしいと施設に連絡した。従業員は分からないので、管理者が電話して来たようだ。何と、当社の間違いで、実績入力している彼女が間違っていたのだ。見落としたと言って居るが、相手施設管理者に、その指摘を受けてしまった。
 「最後は鼻で笑われました。」
 まるでエピソードのように言う彼女。
 腹立たしい思いに駆られた。心の中では、
 「これまで、当社は世間の事業所の模範であったのに、こんな単純ミスで、外部の人間に笑われるなんて。余りの体たらくに呆れる。プライドはどこに行った。」
 と、言いたかった。
 今、世間で認められて、一目置かれているのは社会貢献事業だ。これも、私が中心となって、頑張っている。果たして、彼女らの将来がどうなるのやら。
 社員の一人の給与の入金がされていないとの連絡が入った。本当だ。一体どうしたことか。
 決算期を迎えるNPO法人の1月から3月までの必要書類を経理事務所に届けた。12月までで500万円の利益が出ていたのだが、どうやって無くすか考えていた。

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