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トップハート物語(5878)立志伝敢闘編
20/07/15
2015年(平成27年)4月1日。
 この日は、1時から大阪市が募集したヘルスケアに関わるアイデアに応募して当社を選定したパートナー企業の役員と、建設中のサロンを見に行くことになっていた。
 しかし、忙しくて出来ればお断りしたかったのだが、結果的に遠まわしに断っても会うこととなった。
 多忙を極めていることを告げて、予定のコースを半分にして、と申し出てその通りに受け入れてくれたのだが、私は暗に忙しいのを理解して貰ってお断りして来るのかと思って居たが、そうはならなかった。
 午前中は、新規事業所の管理者と一緒に会議に行った。いや、会議とは知らずに同行したのだが、会議だった。私の立場は関係ないのだが、管理者の彼女が
 「一緒に行って貰ってもいいですか。」
 と、言うので一緒に行った。
 コンクリート製の打ちっぱなしのビルの1階だ。フロアは寒く、そこで待つことにした。新たに始まった、相談支援事業所の全体会議で、私は無資格なので出ない。それでも、来る人や主催者の役所の人間が
 「一緒にどうぞ。」
 と、言って来たのだが、私が居たのでは管理者の立場が無くなるので、遠慮した。
 外に待っていると、やはり寒い。
 1時間ほど待って、終わったのを機に車に戻って役所に向かった。
 挨拶をするので、同行したのだが人事異動で会いたい課長は出張だった。
 仕方がなく出て、戻った。もう午後はパートナー企業の役員が来るので、回れない。営業をするので、パンフレットを作成したが、私のは奇抜でボツかと思ったら、活用すると言うのだ。
 50年前に、小学校の卒業に際して寄せ書きをして貰おうと思ってノートを回した。その際に、表紙の裏に写真を貼った。印象深い画像で、何から切り取ったのか覚えていない。そのノートは回している最中に行方不明となったのだ。
 その時に思った気持ちがまだ残っている。
 「ノートは誰が持って行ったのか、詮索はしないが写真だけは戻して欲しいと思う。」
 そう、訴えたのだが探しても出て来なかった。
とんでもない同級生が居たのだ。
 同じように、中学生の時も回して、同じように無くなった。
 その記憶が残っているのだが、その画像をインターネットで検索した。
 驚いたことに見つかったのだ。あの「シルビィ―バルタン」の真っ赤な夕日に映える素晴らしい、顔のアップの写真なのだ。
 歓んで、2枚の写真を印刷して取り出した。そして、そのうちの1枚を使用して作成した。そのパンフレットは未完成だったのだが、NPO法人常勤理事が手を加えてきっちりしたパンフレットに仕上げた。
 表はそれで、裏も私の意見が反映されて、相談支援専門員の笑顔が5人並んだ。そして、事務員として2名。加えて、私は後見担当だ。その顔は写真ではなく、NPO法人常勤理事が書いてくれた、漫画チックな画だ。
 それを、携えて移動する彼女は楽しそうだった。
 さて、私鉄の駅で待ち合わせをして車でサロン設置の商店街に向かった。
「行っても何も見れませんよ。工事中でダメですよ。」
 「いや、外からでも見ることが出来るでしょう。」
 そう言った、強引さに負けて同意した。
 そうは言っても、中に入れないので、話をすることにした。近所の喫茶店で情報交換を1時間半ほどした。
 中身がない。何故なら、彼は時間を潰したい。事務所に居たくないので、出て来ただけだ。いつも一緒に居た男性役員は、家庭の事情で辞めてしまったと言う。
 話がいつも同じではなく、私がいつも変わっているので戸惑って居る。
 つまり、一つの方向に動いているのではなく、多くの展開に動いているのだ。誰かと会って、全くなかった話が生じて来る。
 今日も、私の報告の中でここひと月の間に、飲食関係のコーチングと信託関係の話が大きく出て来た。そして、
 「昨夜は、農福連携の話に発展して、その方とのコラボレーションを探るかも知れません。」
 またかと言う顔をして、しばし上を向く。
 ところが、その方の場所が隣県だと知って
 「場所はどこですか。私の金融機関での最終勤務地はそこで支店長をしていたので、良く知って居ます。」
 と、話が弾んで、
 「そこはまだこれからですが、実際に完成された事業者が愛知県にあります。懇意にしています。今度、その隣県の事業者が『一緒に行きましょう』と言っていましたので、近々行って来ます。」
 「これからは、農福連携の時代だと思います。もし、宜しければ一緒に連れて行ってくれませんか。いっちょ噛みで申し訳ないのですが。」
 そう言って、機嫌が治ったようで、年齢の行った幼児のようだ。
 駅まで送って、事務所に戻った。
 新規事業所の使用する契約書などを作ってサポートした。スーパーバイザーを指名した男は顔を見せない。気に掛かるが、手は出さない。
 期限が刻々と迫って来る、補助金申請の書類を作っている。今日はこれまでと、ある程度めどが立った段階で止めた。夜は、新規事業所管理者とNPO法人常勤理事のお祝いをした。開設祝いと誕生日祝いだ。

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