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トップハート物語(5848)立志伝敢闘編
20/06/29
2015年(平成27年)3月上旬。
今日の一番のニュースは、この地域一番の難関校を受験した、当社の社員の娘さんが合格の報に接したのだ。感激もひとしおで、私も思わず涙ぐんでしまった。苦労に苦労を重ねて、尚も受験一色ではなく多くの分野に興味を持って普通の生活の中で勝ち取ったものだから、ひとしおなのだ。
 時は、あたかもプレゼンテーションという大役の直前だった。この日は、当社のプランを大勢のベンチャー支援者の前で発表する日だったのだ。その直前の順番待ちの時に、そのmailが入ったという。
 私は銀行へ行き、手続きを行って居た。終わって、帰りにmailが入った。
 『受かりました』
私は、以前から
 「多分落ちているでしょうから、次の普通科の試験を頑張ります。卒業式が終わってから受験ですので、16日まで勉強です。」
 などと、言って居たので、何と言って慰めていいのかと思って居た。
 だから、今日発表だと聞いてはいたが、頭の中では今日プレゼンテーションをどうこなしていくのかを気にしていた。
 だから、メール内容が一瞬理解できなかった。
 暫くして、でも実際は一瞬だと思う。それが経過して、ハッと気づいた。直ぐにmailを返した。喜んで、泣きそうだったという。
 私は目じりに少し涙が滲んでいた。
 小さい時から知って居た。当社に来てから、トラブルが発生して離婚してシングルマザーとなった。苦労の連続だったが、いつも真剣にいつも全力で生きて来た。その後姿を見て子供は育ったのだろう。
 優秀な生徒であっても、がり勉とか言うタイプではない。しっかりと、他の分野。例えば、スポーツとか芸術とか世間の問題とかに真摯に向き合って居た。
 その結果が柔軟性のある頭を作ったのだ。その喜びは郁ばかりか。
 プレゼンテーションを終えて、戻って来たのは5時半頃だった。その顔を見た時に思わず、
 「おめでとうございます。良かったな。」
 と、心底かたち通りの言葉だが自然と出た。
 私はその型通りの挨拶が出来ない人間で、言葉も余り発したことが無い。その人間の私が言葉に出るという事は、心底祝ったのだ。
 「本当は今日直ぐにお祝いをしたいのだが、家族が待っているだろうからな。また、時間を設けます。」
 そう言って、今日は諦めた。
 彼女は純粋な韓国人だ。肌の真っ白なそしてきれいな。最初会った時には、余りの白さに何か病気を持っているのではないかと、心配して聞いたのだ。その時に、彼女が純粋な韓国人だと知った。
 私は、これまでの人生で差別を受けたことが無いので、その意識は全くと言って良いほどない。しかし、この地域は韓国・朝鮮人に対する差別はかなりのモノだと知ったのは後からだった。
 意味が分からない差別だったが、逆に、他の韓国人の社員に何かというと
 「差別だ。」
 と、言われたことがあった。
 自分の問題を「差別」と言う言葉で逃げるのだ。
それでも、私には全くその意識が無い。被害者意識は勝手だ。
 その彼女も私の期待に応えて、活躍は華々しい。それでも、この業界での活躍だ。それをメジャーにするのが私の仕事だ。
 多くの社員に等しくチャンスを与えて実践をする。それぞれが限界を示す中で、彼女だけが伸びる。まだ、限界に達していない。次々と課題を与える。挑戦する姿勢がお子さんに影響を与えたと思えば、嬉しい。
 戻って来て、今度は
 「プレゼンテーションどうだった?」
と、聞いた。
 「沢山の方に興味を示して貰って、パンフレットも沢山持って帰って頂きました。」
 15社程度の方が、当社のプレゼンテーションを聞いてサポート意欲を示してくれたようだ。
 「クラウドファンディングの方が名刺交換に来て、お宅のアイデアだったら商品になります。資金が集まると思います、と言われました。」
 多くの企業が来て、多くのプレゼンテーションを行ってアピールしたようだ。
「それはそうだろう。他のプレゼンテーションは、機械、販売商品とかのモノだ。しかし、うちは目に見えないが社会的に必要なものだ。それは、多くの人が興味を示すはずだ。自信をもって、早く実現してビジネスモデルとして世に出るように頑張ろう。」
 そう、言って自信をもって次の展開の話をした。
長時間引き留めてしまった。気付くと夜の7時になっていた。
 「もう帰ります。母親が何度も電話を掛けて来ているので。」
折角の合格祝いを、私が引き留めてしまった。
 NPO法人常勤理事と帰りながら
 「二人でお祝いをするか。」
 と、言って隣のイオンモールの魚の美味しい「dining阿波」に行った。
 驚いたのは、サービスをする人が居ない。料理は品数が減って、分量も減って調理人がフロアに出て運んで来る。どこも人手不足なのだ。何かチャンスがある。
 しかし、このあと、腹痛に悩まされて厳しい体調に陥った。

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