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トップハート物語(5846)立志伝敢闘編
20/06/28
2015年(平成27年)2月末日。
今は埼玉県の自宅にいて、テレビを見ながら記して居る。
昨日、東京に到着した。3時に東京駅前の「丸ノ内ホテル」にて、保険研究所所長と懇談する予定だった。
 目的は、新規事業の具体的な話し合いだった。その行方にある程度の予測を建てて向かったが、結果は思った通りだったので悪いなりにショックは少なかった。
 朝は何時もの通りに出勤して通常の仕事を行ったが、ジッとして考える時間もあった。今後の会社の行く末と言っては大袈裟なことになるが、遠い表現ではない。
 朝一番で、本社管理者からメールが来た。
 『印鑑を頂くのと集金をお渡しするのと・・・・・』
 などとあった。
 その印鑑とは、研修センターで行われている就労支援の必須事項にキャリアコンサルタントの供えが必要で、私と研修センター責任者が所持している。しかし、研修センター責任者は4月30日で定年退職になることになって居る。
 最悪の状態で推移している研修センターの収益を変えるにはどうしても、現在の責任者を替える必要がある。何もしなければ、何も変わらない。その経験者を替えるにはそれなりの対応能力が無ければ、実行は難しい。
 従来の介護関係ではなく、教育施設ということで、それなりのスキルが必要となって来る。現在の責任者は高校の教師の経験があり、人材派遣会社を経営していた実績もあったので、配属したのだ。
 しかしよく考えてみれば、教師は短期間でリタイア、親から引き継いだ人材派遣会社は廃業し、自分は鉄鋼会社の職人の見習いで給与も貰えない処遇に甘んじるまでになっていた。
そんな訳で、結果重視をせずに経験だけを見てしまった。失敗した経験は失敗に繋がるのを自覚した。私が3年前に研修センターを彼に託した時点で6000万円を超えていた収益は彼の手によって、半減してしまった。数年で。
 そのうえ、人材の供給源だったのが全く無くなった。本当に、一人も得ることが出来なくなった。そんなバカなことが行われて居るのだ。人件費、講師料、家賃などで収益が消えて、経営を圧迫し始めたのだ。
 その改革をしないと行けない。そうおもって、その解決策を考えていた。そして、これまでは自分で考えて私が唯一主導を握って対応していた事業計画や経営計画の一端を社員に担わせようと思った。
 つまり、研修センターの変革、介護の収益確保策などを社員全員で考えて打開を策する必要があると。
 その思いをジッと考えた。その思いを概ね纏めながら、マンションの自室に戻って昼食を頂く。掻き込んで、直ぐに出る。何時もと異なる道を走行してもらって、新幹線の駅に。11時半過ぎ。始発の新幹線を選択して50分にスタート。
それまで、売店で読みたい記事のある書籍を購入。サンデー毎日の、個人が創設した資格の記事。また、プレジデントのピケティの実践講座を。
 車内で、それを読みながら成る程と思った。私が、学生時代から興味を持って20代、30代に一生懸命に勉強した分野で、その好きだった学問の分野に密やかに興奮しながら読みこなした。
 いつの間にか眠ってしまった。起きた時は、眠って1時間半は経過していた。起きたのは、携帯のメールが何度も起こしたからだった。私が寝る前に、8人の管理者に研修センターの課題解決に意見交換を行うので、と参加を求めると同時に
『単なる顔を出すだけの意味のない参加者は遠慮して下さい。』
と、送信した。
 その出席の返事が来たのだ。
 その会議が夜7時からだが、午前中に本社管理者、介護のこの地区の管理者と責任者、夕方、大東市居宅介護支援事業所管理者が今後の運営の話に来ることになって居る。
 その予定の確認なのだ。本当は、やりたくない分野だ。結果が良ければ何のこともないが、結果が悪いのに認める姿勢がなく言い訳ばかりで、その言い訳を打ち砕く話をしないと行けない。そうしても、認めない。結果が数字の現れていても、認めない奴らを一体どうやって指導するのだ。
東京駅には、待ち合わせ時間より30分以上前に着いた。私は、丸ノ内ホテルと聞いて東京ステーションホテルだと思っていた。残念ながら間違っていたのだ。iPadで位置を確認して、北口かと移動して下に丸善が入っているビルと分かった。
 しかし、エレベーターの位置がわからない。やっと分かって、指定されたフロントに着いた。しかし、休む椅子も何もない。こんなところを指定して、フロントは7階なのに3階だとか見栄を張っている。
 暫く待って、やっと来た。ある程度の期待している保険研究所の所長だ。仕事の実態が分からない。いや、ほとんど仕事にあり着いていないと思うが、大きく見せる傾向があり、実態は小さい。金銭の支払いにそれが見て取れる。
 払わないで済むような行動を見せる。こちらは読んでいる。だから、こんな高級ホテルを指定したのは、それなりの計算があると見透かして居る。だから、このホテルの喫茶室に入るのは嫌だったのだが、満席だった。それでも、もっと探してどうしてもこのホテルの飲食店に入ろうとウロウロするが、全て満席だった。
 仕方がなく、階下のスターバックスに行く。その際、何か積極的に飲み物を買いに走って持って来てくれた。これは、危ない。この後の食事など誘われて、結局は支払う羽目になるので、断らないと行けないと決心していた。
 これまで、数回付き合ったが全て私が支払っている。そのことが、絶対にインプットされて居るはずだ。驚いたことに、喫茶室が全て満席だった時に外で石の椅子を見つけて話をしようとしたのには、断った。
 やはり思ったように、そこに1時間半程度いて話がほとんど終わったのに、再度移動して新丸ノ内ビルに向かって、店を物色し始めたのだ。
「今日は、時間は良いんですか?」
と、聞かれたので、やはり来たかと思って
「これから東京に住んでいる息子が、埼玉の自宅に来て一緒に食事をするので。」
と、断った。
 そうしてもなおも、喫茶店を探して入る。目的は、分からない。同じ話をして時間を無駄に費やした。ブレンドコーヒー1杯600円だ。無駄の気のない話にウンザリして、出る時に
「ご馳走なります。」
 そう言って、さっさと店を出てしまった。
 その姿勢に哀れさを誘った。
 話は、私が所望して、保険関係の仕事をして貰おうと思って、または知人が多いというのでその紹介を得て講師をお願いしながら、東京での事業を立ち上げようと思って居るので、有る程度の我慢が必要だと思っている。
 しかし、その尻尾が見えてきた。著名な人の名を上げて知人だと言い、紹介や協力を得られるような言葉を発していて期待して来たのだがどうやらまがい物だったようだ。知人ではなく、自分が一方的に知って居るだけだ。
 言い逃れを一生懸命にしながら、
 「コーディネートを私にさせてくれませんか。その代わり、幾らか手数料を頂きます。」
 「いいですよ。」
 そうは言ったが勿論頭の中では、全く異なった思いを占めていた。
 訳の分からない紹介できる人に、2時間で8万円だという。自分は、ひと講座10万円だというのだ。この業界では、第一人者で全国を駆け巡っているというのだが、
 「来月はいつなら空いていますか?」
 「いつでも大丈夫です。」
 そういう隙がある。
 調べた結果、彼のセミナー実績は数回あっただけのようだ。

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