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トップハート物語(5844)立志伝敢闘編
20/06/27
2015年(平成27年)2月下旬。
 朝、介護支援事業所管理者が来た。私が、指示した介護部門のデータの件だ。1月の実績が出て来て、相変わらず落ち込みが激しい介護部門の奮起を促すためにはどうしても、実績を直視し検証し、売り上げをどう上げるかを検討する必要があるのだ。
 そのためには、自分たちの努力の無さや営業のやり方などの見直しなどが必要となって来る。それが、責任者は自分たちが如何にやっているのを証明するだけのデータを作るだけしか考えていない。
 その相談に、介護支援事業所管理者が来た訳だ。つまり、実態は私が言うとやる営業は、これまで取引のある居宅介護支援事業所への挨拶程度で、広範囲に亘る営業はしない。ああでもないこうでもないと言い訳だけだ。
 うんざりする。
 「佐藤さんにデータと言われたので、また時間を掛けて作り出しました。」
 「そんなデータなど要らない。メモでいい。或は口頭でいい。」
 「そう言ったんですが、説明するのに必要だと言って聞かないのです。」
メモでいいとか口頭だといっても、綺麗に表などを作成して大きな時間を掛ける。だから、何も指示できない。その時間も半端じゃない。何日もかけて、そのうえ帰らず泊まり掛けなど四六時中だ。
 「そんな時間があったら、営業するとかfaxの一枚でも送ったらいい。」
 この1月の実績は、40万円以上も前月より売り上げが下がっている。それなのに、登録ヘルパーさんへの支払いは14万円程度下がっていて、問題は社員が大幅に勤務時間を伸ばしていて超過勤務手当の支払いが増加している。
 実際のその金額は下がった売上と上がった人件費で60万円のマイナスだ。そんなバカなことでも、引継ぎの時間が必要だったとかいわゆるこじつけの言い訳でこれまで過ごして来た。
 だから、幾ら問題が発生しても解決できない。漸減の理由はそこにあるのだ。
 「本当に毎月一定の事業所に挨拶など営業に言って居るのか。」
 「実態は、佐藤さんに言われて動いて事実を作っているだけで、実際は動いていないです。」
と、居宅支援事業所管理者は言う。
 それでも、管理者は理屈をこねるための資料を作っている。
 馬鹿馬鹿しい遣り取りを続けているのはもうやめにしたい。幾ら言っても、効果が無い。止めにするにしても、その解決が必要だ。このまま放置していいのか。そうは思うが、自分が選任したのだから私の責任だ。
 無視して、新たな事業所を隣に作ることにした。現在の介護支援事業所の隣の部屋を借りる契約を交わすのだ。その隣の事業所に介護と支援の事業所を設置する。
 常識を超えた、いわゆる常軌を逸した言動がどんな結果を招くのかそれを甘受するならそれでもいいと思って居る。好きしいたらいいと、馬鹿げた常道を逸した行動を私も取るのだ。
 居宅介護支援事業所管理者との長い話を終えて、外出した。11時に不動産屋にて、サロン設置のための物件を借用するので、そのオーナーとの話し合いだった。そこで、契約書の読み合わせをして、合意に達したらお互いそれに押印して終わりなのだが、私の場合は実印と連帯保証人が埼玉なので、それを持って帰り押印してから再度渡すのだ。
 雨の中、向かった。寒い。契約書を早く受け取って出て行きたかったがそうはいかない。それよりなにより、オーナーとの話し合いがうまくスムーズに行っているので、それを大事にしたいと思って居た。
 順調に終わって12時半に出て途中食事をして、セミナー会場に向かった。今日は、「クラウドソーシング」のセミナーだ。
 ここのところ、多くのセミナーに参加している。ほとんどの内容が現在進めようとしている事業に関わりがあり、大切な時間だ。それを、活かして成功につなげたい。
 1時間半のセミナーと30分の質疑応答が終わった。私がイメージしていたのとは異なっていた。それは、多くの職種のソーシングがあると思って居た。しかし、IT関連とデザイン関係が大きな占有となっていた。
 それらは、大の企業が社員として抱えていた分野だったが、昨今の企業経営の厳しさから、それなりのスキルを持っていても社員として採用されない多くの人たちが在野に流れていて、登録して仕事を探しているのが分かった。
 そのレベルは多分ピンからキリまでで、大きな審美眼が必要となる。単なる人材派遣のような感じで、それのもっと関係が薄い形だと思う。色々聞いたが、やはり契約はその技術者との個別契約で、その間に斡旋企業は入らない。責任を逃れて、リベートだけは取るとの姿勢だ。
 多くのトラブルが発生しているだろう。だから、発注する際には慎重に、そして、低額のものから試験的に利用することになる。当方にとっては、ホームページ制作やチラシやパンフレットの作成に多くの能力が必要となるので、その方面にも活用したいし地域の情報誌にも活用できればと思って居る。
 時間は無駄ではなかったと思う。
 銀行に立ち寄りながら、次の約束場所に向かった。何度も通ったパンの美味しいチェーン店だが、驚いた。
 待ち合わせは、化粧品のベンチャーをしている奴だが、遅く来た。約束が6時だったのに来たのは20分過ぎだ。その20分過ぎを確認して帰ろうと思って外に出た時に車で入って来た。
 それはいいのだが、あれほど予約しないと食べられないほどの店だったのに、最初から客が来ない。居ない。全く居ない。ピアノの生演奏だったが、誰も居ない。100席はあろうかと思うが、こんなに誰も来ないので演奏している方に悪いと思って帰ることが出来なかった。それは、従業員の態度にも問題点があったのだと感じた。不愉快だった。

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