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トップハート物語(5827)立志伝敢闘編
20/06/17
2015年(平成27年)2月上旬。
 今日は、被保佐人の不動産価値を高めるため、又は価値を維持するために被後見人の自宅に行って、草刈りをすることになった。
 坪数にしたら、その対象となる庭が100坪近くになると思う。そこに背より高い雑草が沢山生えている。まるで、湿地帯に生えている葦の穂のように。入り口から母屋まで行くのにも、その草をかき分けて行かないと入れないような厳しい状態だ。
 被保佐人の金銭が逼迫していて、何かあると完全に持ち出しとなる。私も多額という訳ではないが、10万円単位で支出している。そのような中で、保佐監督人の司法書士がシルバー人材センターに草刈りを依頼したようで、その金額が8万円だという。
 それでは、高いと連絡が有り、
「私が依頼するので2万円でOK。」
 それで決まったのは、火曜日。
 NPO法人に所属する会員に一人5000円で4人を想定した。募って、日曜日に決定した。そして、金曜日に後見監督人の司法書士からmailにて連絡が入った。
・土地所有者の○○さんの了解を得ているのか。
・いつ、草刈りをするのか。
・不動産会社が日曜日にお客様を連れて行くようです。
・被保佐人から借りている隣の住人は立退きしてくれるのか。または、交渉中か。
そんなことを唐突に聞いて来た。
 何を言って居るんだ。被保佐人が入居している施設に会いに行くと言って居たのはどうなったのか。また、被後見人が了解もしていないし。
 そんなことを思いながら、
 ・土地の所有者が〇〇さんとは知りません。その方が、どこの方でどこに住んでいて連絡先がどこかも分かりません。
 ・日曜日の午前中にやる予定です
 ・保佐監督人が立ち会うのですか
 ・全く話などしていません。ご本人の了解が先ですので、次施設に行った時に話をしてみます。
 そんな返事をした。
 後見申し立ての際に、不動産は無かった。保佐人の代理行為目録に不動産の処分は無い。
 保佐監督人が司法書士で自分で不動産処分を決めて業者を手配して、進めているのは私とは関係ないので、口を出さない。しかし、私に全てさせるのはお門違い近いだ。
 自分でしたらいいと思う。
 そう思っても、監督人とは厳しい関係に居たくないので、言われたことは許容範囲で行うが、権限の無い部分については自分が主導権を持ってやって欲しい。
 それはそれで、草刈りは必要があるのでそれに応じて対応した。
保佐監督人からは、私が送ったメールに対する返事はなかった。
さて、朝から雨模様だった。どうするか、迷って居る暇もなく9時集合の時間に二人来た。政令指定都市にあるNPO法人責任者とこの地区の居宅介護支援事業所管理者である。もう一人のメンバーはNPO法人常勤理事なのだが、いつものように時間通り来ない。
 時間オーバーすること30分。その30分の間でも、NPO法人常勤理事が忘れ物などして、遅れてしまった。雨は強い降りから、小降りになり小雨になりいい感じになって来た。予定では1時間程度で着くので、止んでいるだろうと思って向かう。
 あと数分で目的の被保佐人の自宅に到着との時に、
 「カギを持って来た。どこにあるの。」
そう、NPO法人常勤理事に聞いた。
 「あっ、忘れたかも知れない。」
 「どこにあるの。」
 「カバンの中です。」
 「どのカバン、持って来ていないの。」
 そんな訳で、あと数分のところで引き返す羽目になった。
引き返して、再び出て到着した時に正午のサイレンが鳴った。
 そこからスタートだ。
 「精々、4人で1時間程度だろう。時給5000円はいい金額だ。」
 そう言ったが、初めてから1時間後では半分程度だった。
 その時点では、体が厳しい状態になった。
 騒いで
「楽しい。体験学習のようです。」
とか言って居たみんなの声が出なくなった。
 静かに粛々と進めるが、中々無くならない。これでは、ダメだと私が率先して休憩を取った。少しずつ三々五々休憩を取って、継続する。見えて来る。終わりが見えて来て、最後のコーナーにみんなで取り掛かって、ついに終わる。
 1時間45分の経過とともに終了。
始めと終わりに記念の写真撮影をして、食事に向かった。3時頃に、この街にある「長次郎」で美味しいお寿司を頂く。
 それが終わってから、近隣のスーパーに行く。地元産の野菜を中心に購入して、帰りの途に就く。
 帰りの途中で、予定通りスーパー銭湯に行く。本当に買い物ツアーのような日帰り旅行になった。
 移動の、帰り道に政令指定都市にあるNPO法人責任者の子供さんから電話が入った。難関校に合格したという。みんなでお祝いの言葉を浴びせた。疲れが出ていて筋肉痛があるが、たまにはこのような業務もいいと思った。

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