お知らせ


お知らせ

RSS

一覧に戻る

トップハート物語(5823)立志伝敢闘編
20/06/15
2015年(平成27年)2月上旬。
 朝一番、キラキラ目の珠緒ちゃんが来る。集金のお金などを持って、被後見人の状況や引っ越し作業の話を聞く。
 仕事が本格的に出来るのは大体9時過ぎだ。それから、仕事を始めるが多くの仕事があるので、全く減らないままに昼を迎える。いつも、午前中は在席しているが午後は外出する。この日も同じだ。
 この日は、昨日に続いて研修を受ける。昨日のCRSとは違って、自分の定年後の話だった。この地区では殊更著名なラジオパーソナリティーである方だ。少し、上から目線の始まりだった。
 昼は自室マンションで終えて、1時半の受け付け始まりまで1時間を見ながらスタートした。途中銀行に立ち寄って入金をしてから、繁華街の一流ホテルにて行われるセミナーだ。55歳以上限定の200人定員。
 ナビでホテルを示した方向に向かって15分前に到着した。ロビーに入ってその会場がある2階に行くが、指定された名称の会場が無い。何度か行き来してもないので、フロントに聞いた。
 「ここは別館のアネックスなので、その広間はこの先の本館にあります。」
 そう言って地図を出した。
 数百メートル先の大きなホテルだった。
 2階に上がると、申込書と名前を確認された。NPO法人常勤理事が同行していたが、彼女は55歳以下なので入れない。この2時間は、どこかで待っていることになっていた。しかし、私が
「受付の横の会場入り口で待っていて。」
 と、小声で言って待たせて受付を済ませて、一緒に入る様に合図した。
 「大丈夫ですか。」
 と、聞くのを無視して一緒に入った。
 席に座ると、彼女が
 「飲み物を買ってくるのを忘れた。」
 と、言う。
 「出たら、入るときに若いからおかしいと言われる。」
 「買って来てくれますか。」
 そう言われたので、
 「何!!」 
 と、怒りながら買いに行った。
 一応はポーズだが。
 始まってから、不快な内容にいい加減さが感じられる。
 意味が無い、阪神の話ばかり。
一体何が、現役を続けるためのセミナーだ。
長い、こいつは幾らこの地方で人気者であっても、話が無いのだ。
もう70歳を超えるアナウンサーなのに、何たることだ。
 飽きて来ても、阪神の話ばかり。確かに、この地方の奴らは阪神阪神そんな話をしていれば、いいというローカルも甚だしい。
 折角、現役を引退した人たちが何とか仕事にありつくヒントを貰おうと思って来ていても、奴が話をしたいだけの話をして金を貰う。
 30分も過ぎたころに、各球団のファンに手を上げさせる。訳が分からないが、巨人だけ聞かない。知らんふりして、
 「巨人ファンの方は居ないでしょうが、居ますか。」
と、聞くと結構な人数が手を上げる。
 あほらしい。今度は、
「私のラジヲを聞いたことのない人は居ますか?」
 と、聞く。
 私とNPO法人常勤理事が手を上げる。彼女も知らないという。相当頭に来ているのか、
 「聞いたことのない人は、ラジヲが無いんでしょうから送りますので住所を書いておいて下さい。」
 そんなことを、何分置きに何度も言う。
 当然、私は貰うので住所と電話番号を書いてアンケート用紙に書いて出した。
 本当は、ラジヲを聞こうと思って購入したのだが電波の受信状態が悪くて入らないのだ。それでも、送ってくれるなら受け取ろうと思う。
 そのうちに眠ってしまった。起きた時には、既に多くの時間を経過していてあと30分で終わりの時間だった。それでも、内容が余りない。どうしてこれが、現役を継続できる話なのか全く分からない。
 さすがに阪神の話は終わっていて、今度は自分の母親の介護の話になった。それも、現役継続とは関係ない。
 そんなことはお構いなしに、話を続ける。一つだけ得る言葉があった。
 「老後は、教育と教養が大事です、という話を聞いたことがある。それは、<教育>ではなく、今日行くところがあるかどうか。<教養>は今日用事があるかどうかが大事です。」
 なるほど、うまいことを言う奴がいる者だ。
 それも、これも人から聞いた話をずっと続けて終わった。
 多分このかたは、どんな演題でも同じ話をする人だと思った。
 帰りは、繁華街に折角来たので繁華街の中にあるコーヒーショップを探して入った。フルーツの美味しいコーヒーショップだった。
 帰りは、遅くなったので真っ直ぐ部屋に戻った。
 明日は、新たな提携をする行政書士の役員との検討会だ。

一覧に戻る


  • ヘルパー講座・セミナー 最新情報
  • ケア事業・サービス 最新情報