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トップハート物語(5806)立志伝敢闘編
20/06/07
2015年(平成27年)1月中旬。
午前中みっちりと仕事をした。書類の整理がほとんどだが、資金計画も狂って来たので少しは考えた。 
 現金が枯渇してしまった。昨年の3月まで、ファクタリングを活用していた。それは、平成13年に、まだ立ち上げしたばかりの時に資金計画で苦しんでいたのでファクタリングに飛びついたのだ。
 毎月、介護だけの売り上げの8割を15日に受け取っていた。業務が終わったので本来は実現している売上なのだが、売掛金を改修していたのだ。それが、借入と言う意識ではない気持ちの中でファクタリングを行って居た。
 実際、利子が1%だったので安易だったのかも知れないし、その時には大いに助かったので、有効だと思って居たのだ。その時には、そうでも順調に推移して資金の回転もうまくいても、付き合いで1%の利子を無駄に支払って居た。
 年間100万円以上を負担していたのだ。それが、無くなった。契約を解除したのだ。止めて、現金だけの取引のようにしたのだ。しかし、2か月分は据え置かれるので、その分は預金のように流動資産となった。
 ところが、その切り替えた月が大変だった。翌月から資金が無いのだ。だから、必要以上に出費を抑えた。経費を抑えて、その何分の1かは私が負担していた。つまり、飲食関係や会議費などの経費を私が負担して請求をしない。
 最後の大事な月、6月には役員報酬も受け取らなかった。いずれ受け取る積りでいたのだが、研修センターの収益が急激に悪化したのでその機会を失して昨年は終わった。だから、社会保険を支払って居ても、報酬は受け取っていないのだ。
 何度も妻に
 「6月分は入っていないからね。」
 何度か、その理由を説明しても理解しないで同じことを何度も言う。
 「それだったら、俺の郵便貯金から差っ引いてくれ。」
 それは、以前500万円を融資してくれた金額も追加されて多くの金額になってしまった。
 それだけでも返済しようと思って、自腹を切ってゆうちょから引いて貰おうと思ったのだ。何度も言われるので、面倒なのだ。
 毎月返すお金が50万円で、10カ月で500万円になる。それに利子がある。
 また、報酬の分も5カ月かかる。
 私が負担する経費の額は700万円に達した。そして、立て替え融資も400万円だ。そうなると、概ね2000万円がこの会社に対して個人融資していることになる。
 ところが、まだ貰って居ない2か月分の介護及び支援だけでも4000万円あるので、この国財政の様だ。
 そんなことを考えながら、経費の処理をした。
 追われている作業もあり、優先したいが気も乗らないと何もしないのだ。
 それでも、少しずつ事務処理をする。この事務処理も金銭が潤って居るならいいのだが、笛吹けども踊らずの社員を抱えていたら、そうはいかない。助言しても聞かないので、表面だけ繕って数字が伴わないどころか、低下しているのを考えて、再度、事務所を作ろうかと、また頭をもたげて来た。
 午前中はそんな感で終わって、部屋に昼に戻った。食事はあまり関係ないのだが、今日は都道府県男子駅伝大会だ。今年の宮城県は期待できる。箱根駅伝で活躍した村山兄弟がいるし、結構宮城県出身の選手はレベルが高くなった。
 これから数時間テレビにくぎ付けになると思って、布団にくるまってテレビ側に顔を向けて横になった。
 テレビの位置が、真正面に向くには普段寝る態勢を変えないと行けない。足の位置と頭の位置が反対にするのだ。
 スタートするまでは、余計な話が多いので時間に合わせてチャンネルをNHKにすると丁度スタートする場面だった。
 NHKと言えば話がある。先日も、事務所に来て料金を支払って居るのかインターホン越しに聞くやつがいた。テレビが無いので、払う必要は無かったが、その内容も説明せずにひたすら支払う義務があると言うのだ。
 先日も、同じように言う奴が来た。どこの人間だと聞いても言わないし、名刺もないと言う。とんでもないことで、追及するとNHKの人間でも何でもない。ただ、NHKから委託を受けて受信料を支払わせる仕事をしているのだろう。
 この地域やこのアパートではそんなの支払っている奴などいないから、何度も来るのだろう。受信料を支払って居ない奴に対して訴訟をNHKは起こし始めた。それはそうだ。これまで、支払いをしない者は得だと言う感じを与えていた。
 保険料や年金と同じだ。国民の義務を果たすような意識を植え付ける行政ではなく、払わない方が得だと言う意識を醸成している世の中の流れだった。私の事務所にはテレビなどの受信設備は無いのだ。
 駅伝の行方は後半に定着して来た。私の生まれは宮城県だ。家があるのは埼玉県だ。いよいよ、終盤の佳境に入りついにその両県の争いとなった。私は宮城県の出身という気持ちしかないので結果的に埼玉県が優勝したが、それほどの感激でもない。
 それよりも、期待していた村山兄弟が活躍しなかったと言うことが心に残った。いつでも、期待に応えると言うのは大変なことなのだ。
 その重圧に耐えられるかが、成功か失敗かに分かれる人生を歩むことになる。
 終わってから、出掛けた。仕事だ。入金をしないと行けないので、銀行をいくつか回った。ヘルパーさんへの入金でもうすぐ社員の入金が始まる。ひと月が早いのだ。
 NPO法人の男性社員が1年目で退職する。こんな奴だと思って居た。だから、みんな当然の如く、受け入れた。誰も引き留めるような動きはしない。

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