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トップハート物語(5795)立志伝敢闘編
20/05/30
2015年(平成27年)1月上旬。
朝から、今日の中小企業診断士との時間が勿体ない。そう思うと、行きたくなくなった。実は、大阪市の商工会議所から飲食業を始めるので専門家の派遣をお願いした。
 特定非営利活動法人にてサロンを計画しているのでその新たな分野への展開するサポートをお願いしたのだ。
 その回数が4回だと言う。最初から心配だった。何故なら、紹介mailが自己陶酔型なのだ。その言い回しや添付写真がそう思わせた。そのうえ、回数をこなすのに3月までの年度内でいいはずなのに、予定を決めるのに一方的に12月後半に2回。そして、この日と来週に行って終わり。
 その終了後に実績報告を出せば、商工会議所から金銭を得る。早く手にしたいのだと思ったが、顔に出さずに我慢した。
 最初はそれなりに、図などを示して貰って当社の系統図を初めてみた。それは、それなりにそうだなと思えたのだが、ホーム内に公表している営業実績や決算書内容を見て分析して、業界平均と比較して
 「少し、営業利益率が低すぎます。」
 と、言われた。
 「それは、平均値と比較しての話ですが当社の内容に触れずに話を聞いても何の意味もありません。当社は当社の考えで運営しています。利益を上げようと思えば幾らでも数字を動かせますから。」
 そう言って、社員の年収の他企業と比較しても倍近くになることや、ヘルパーさんへの支払い単価も地域で一番高いとうわさされていることなどの話をして、
 「第一、私の年収は売上の1割ですので、平均にならせば大きな利益が潜在していると言うことです。」
 そう言って、平均的な話や標準との比較はどうでもいいと釘を刺した。
 大体、実践経験の無いコンサルタントは広く流れている世間のデータを使ってしか話をすることが出来ない。それを、振りかざされても意味がない。当社が求めているのは、飲食業の展開をどうしたらいいのかと言う具体的な話やコンサルなのだ。
 その点が希薄で、町内会の年齢別にデータを組み合わせたり地域の地図を持って来たり。私どもがターゲットとしているのは高齢者ではなく一般人も含んでいるのだと幾ら言っても、高齢者に関わっている仕事をしているのでそこばかり言って来る。
 どうやって展開して行くのかスケジュールや営業方法など幾らでも聞きたいことがあるのだが、それが全くないのだ。
 だから、2日目で苦しくなった。場所は喫茶店にしたのだが、本当に困った。そして、我慢に我慢を重ねても、私が精神的に拒否し始めたらもう終わりだという気持ちを同席して一緒に学習しているNPO法人常勤理事にも話をした。
 「もうだめだから、一人で受けてくれないか。」
 しかし、やはり彼女も気付いているようで
 「教えて欲しいことは何もしてくれないから、ほとんど聞いていない。」
 などと言いう。
 今日はどうしようかと思って居たが、決まった。
 今日の4時に、先日受注した行政書士としての業務であるNPO法人の書類作成に関して、完成したので渡すことになっていた。そのことを盾に、早く終わって貰おうと思ったので、時間通りに2時に行くことにした。
 朝一で、キラキラ目の珠緒ちゃんが来た。お土産に買って来たスイーツは全く触れずに、「今年はどこの神社に行ったんですか。」
 そう聞いて来たので、
「日本神話の始めである高千穂の峯にある霧島神宮です。」
 と、言って説明した。
 暫くは、必要最低限の事務処理をして昼にマンションに戻った。至って簡単に食事をして、不承不承にイオンモールの中にある「丸福珈琲」に入った。
 来る前に、いつも行くある政党の新年会に参加を促されている議員から電話があった。毎年行くのだが、先日政経懇話会に5人も連れて高い会費を支払って顔を立ててあげたのに、会場で挨拶しても知らん振りだった。
 こいつには関わりたくないと決めて、また来た新年会への誘いをどう断ったらいいのかを考えていたが、良かった。この中小企業診断士から同じ日に最後の講義をすると言われているので、それを理由に断った。
 今度は、この中小企業診断士の最後の講義だ。それが、何故か、自分の居住している市民会館で講義だと言うのだ。
 「これはオフレコにしていて下さい。他の診断士はこのような時間を取りません。」
そう言って、自分が勝手に決めて時間も平日の昼間の丁度忙しい時に設定した。
 「何人でも結構ですので。」
 そう言ったが、現実的に社員を入れるのは難しい。
 みんなシフトに入っているし、どうやって断ると言うか人数が集まらないと言う理由にするか考えて、今回議員誘われていると言って新年会を理由した。
 やはり、コンサルタントをするには、自分を売込みするのではなく相手企業の事情も考えないと行けないと思う。
 「先生、今日はこのあと予定が急に入りまして行かないと行けなくなりました。」
 「何時くらいですか。」
 「今日は1時間程度で終わらせて下さい。また、今度の折角設定して会場まで予約して貰ったのですが、やはりそれぞれがシフトに入っていてまた、新年会と重なって参加者がものすごく少なくなると思います。」
 そう言って、理解して貰った。

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