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トップハート物語(5773)立志伝敢闘編
20/05/19
2014年(平成26年)12月中旬
昨日、後見会場の下見に出かけた。去年と同じように、高齢者大学から後見の講義を依頼された。同じ会場だと思って、下見をせずに居ようと思った。しかし、気になって住所をiPadの地図に入力すると、昨年とは全く異なった場所を示した。
 市も異なっていた。全く気付かずに居たら、大変なことになっていた。昨日は、下見に出かけたのだが、もうすでに夜になっていた。薄暮の中を歩いて向かった。車は会場近くに置いた。
 商店街を見るのが好きで、散策したが小さな商店街で活気が無かった。神社が近くにあって、そこにお参りをした。会場は古くて、大丈夫かと心配になるほどだった。トイレも借りたが、男女兼用の入り口で古さを感じた。
 前日の下見と異なって、激しい雨が朝から降っていた。確か、この講座の昨年も大雨だった。
 この日まで困難を極めた。相手の幹事に何度も資料の催促を受けた。しかし、時間が無くて作成できない。火曜日だと言うのに、日曜日に葬儀セミナーを終わってから作成したので、遅くなった。
 葬儀セミナーの時にも何度も連絡が有り、仕方がなく、夜までに作成すると返事をした。そして、やっと出来上がってから送信した。
 ところが送信しても、戻って来る。
 「送信したのですが、入らない。」
 「アドレスの最初のWが小文字のwです。」
 私が言う前に、そのように訂正したので私にデータを送る前に知って居て教えなかったのだなと頭に来た。しかし、相手は高齢者だ。
 再度送信したが、入らない。戻って来るのだ。何度も遣ったが、無理だった。仕方がなく、もう一つの事務所のアドレスに送信すると到達したようだ。連絡せずに、部屋に戻って食事をしていると、幹事が
 「送ってくれたでしょうか。」
 「送りましたが、入らないので事務所に送りました。」
 「そんな、失礼しました。」
 と、言ってアドレスを言い出した。
 なんども送っていたので、部屋に戻ってもアドレスを覚えていた。
 分かった、もう一つ異なっていたのだ。
 「V」は実は「y」だったのだ。
 いつも、ATMに並んでいると思うが、高齢者が難儀して、長時間かかっても機器の前を離れない。普通の人の数倍の時間は掛かる。これから、もっと掛かる世界になる。このように、アドレスも同じだ。まさか、二つも異なっていると思わなかった。
 一つの仕事がこうなってしまう。
 事務所のmailアドレスがあったから何とか済んだ。これまでの、認識だと、高齢者に限って、アドレスが複雑で覚えにくい。自分では、ものすごいというのを見せたいのだろうが、面倒だ。だからこんなに違ってしまうのだ。
 時間を少し回って会場に入った。少し前に
 「お迎えに行きましょうか。駅はご存知でしょうか。」
 と、連絡が入っていたが、既に会場前に到着して待機して居たのだ。
 講義は2時間だ。資料も二日前の夜に急いで作成した。
 最初から法律や仕様の話はしないのが、私のいつものパターン。今日の最初は、
 「私の少し上の年齢の方だとお見受けします。その時代に無かった言葉が社会問題として生まれています。無縁社会、無年金者、貧困連鎖、非正規労働。」
 そう言って、それぞれの簡単な解説を行った。
 「そして、その他にも成年後見という言葉が2000年から生まれました。」
 そう言って、大まかな話を始めた。
 制度の話をしても始まらないので、具体的な話をした。
 「合法的な養子縁組によって、被害が食い止められない事例として・・・・」
 と、大きな社会問題にならない、記事とはならない問題を話した。
 続けて、実際に対応した「遺族年金」「死亡保険請求」の件も続けて話をした。
 一番大事な金銭の話で、真剣な雰囲気となった。
 だれも請求しない遺族年金、誰も請求しない生命保険。
 認知症の方や老人で寝たきりの方が一体どのようにして請求漏れを把握するのか。
 その効果的なのは、私が行って居る成年後見によって実際に生み出される金銭。
 そんな幾つかの話をして、
 「それでは、そのような成年後見人はどのようにして生み出されて、どのようにして活動するのか。」
 また、具体的な話をする。
 先日の被後見人の代理人としての東京簡易裁判所への出廷。和解にて終息。借り入れの危なさと医療事故への対応など具体的な事例があるので、幾らでも話が出来る。社会福祉協議会の福祉資金借り入れに際する不正問題。
 臨時福祉資金の請求が非常に少ない問題。名前が書けるだけの認知症の方が陥った訪問販売への契約行為。
 短い時間だが、終わった。12時に終わって、少ししてから会場を出て、近くのサンマルクで食事をした。
 戻って来て、新規事業所責任者と話をした。新たに作る予定のNPO法人は厳しいと感じた。うまく行っていないようだ。仲がぐちゃぐちゃ。諦めるほかないだろう。
 新たに自分で作ることも視野に入れないとやっていけない。私の頭の中では、その考えもあるのだ。

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