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トップハート物語(5769)立志伝敢闘編
20/05/16
2014年(平成26年)12月中旬。
午前中は静かに過ごして、午後、移動した。私が参加していない新たなNPO法人設立の話を推進している。制度改革で、居宅介護支援事業所が自分の属している会社又はグループ内への利益誘導とみられる措置は厳しく制限される恐れが出て来た。
 現在は9割までその方向は認められているのだが、これからは大きく制限されそうだ。その実行日が来年の4月頃だと見ている。そうなると、当社には三か所の居宅介護支援事業所があるので、それを一か所にまとめて別法人に移行する。
 その別法人が新たな特定非営利活動法人なのだ。その際、私がそこに加入していたのでは、一つのグループだとみられる恐れがある。この際、自分たちで設立して運営してはどうかときっかけを作って、みんなで設立することとなった。
 そうすると、人員が浮くので、それを新たな事業に向けようと思って居た。しかし、最初は納得していた大東市の居宅介護支援事業所管理者が忌避しているという。彼女が重鎮なので、無視する訳にも行かないし管理者として誰もが認める実力者だ。
 私も限界に達しつつある彼女の報酬のこれからもどうするか心配の種だった。それが、他の法人に行って実力を出してくれて経営にも携わるならそれが一番いいと思って居た。
 しかし、私が一番心配しているのは、NPO法人だと10人が必要になり、その10人が本当に力を合わせて動くのかが心配だった。それだけクリアできれば、取り敢えず立ち上げに向けて動けるだろうと思って居た。
 そして、一番心配なことは、今度は収支の問題だ。私は機会ある毎に、メンバーにそのことを話していた。参加メンバーによると、簡単に収支の話をして
 「収入が150万円の人件費が70万円だと言って居る。」
 と、言われていたが、バカな。
 「何を言って居る。収入は130万円も行かない。人件費は予定されている3人で正社員が2人で80万円、パートが10万円の現在でも90万円だ。それに、社会保険が加わると120万円弱だ。そして、事務員がどうしても必要になるので20万円程度プラスになるから、それだけでも人件費だけでマイナスだ。」
 そう言って居る。
 「そう言った見積もりをする時には、収入は少な目に、支出は大目にするのが基本だ。」
 そう言って居るのだが、果たして正確に伝わっているのか。
 その会議が午前中あったので、私は一人で仕事をしていた。
 昼には寒い部屋に戻って、簡単に昼食を摂ってからNPO法人常勤理事の迎えを待っていた。彼女もその会議に参加しているので、終わり次第迎えに来て貰った。
 午後2時からは、サロン設置場所の候補を商工会議所から得たのでコンサルタント同行で行くことになった。その上で、詳細を打ち合わせすることになった。本来は二か所の商店街で4物件を見ることになっていたのだが、私が3物件目で決めてしまったので、そこだけになった。
 迎えに来て貰って、車で待ち合わせの駅に向かった。近くの駐車場に車を置いて向かおうと思ったら、まだ約束時間に10分もあるのに、コンサルタントから電話だ。
 「今向かって居ますので。」
と、聞こえるくらいの傍で返事をした。
 守口の居宅介護支援事業所管理者が同行することになった。
 まず、本来は予定に入っていた駅を中心に左右に延びている商店街を入り口から歩いた。何度か往復してから、本命の商店街に向かった。歩いて行くのだが、約20分。その間、非常に重い鞄を同行する数人が代わる代わる持った。多分、事務所が無いので全てのものを持って歩いているのだろうが、それにしてもみんなあまりの重さに根を上げていた。
 最初の商店街を巡っての感想を聞いた。
 「結構多くの買い物客がいますね。」
 私はシャッター商店街だと思って居たので驚いた。
 次に向かう途中から始まって
 「パン工房をする理由は何ですか。」
 「どうしてですか?」
 「パン工房は一番危険率が高いので、止めた方がいいのじゃないですか。」
 「とんでもない、それがメインだと思って居ませんが、それが無いとみんなの楽しい意識が無くなってしまいます。止める訳に行きません。」
 「それがどうしていいのか分からない。」
 そう言われて、歩いてはまた言われて。
 最初の商店街から歩いて20分で次の商店街に着いた。本来は、持ち主に来て貰う予定だったのだが、用事があり、奥さんが来ていた。
 直ぐに内部に入り、つぶさに見た。かなり古い。古いので、心配なことは床が落ちないか。特に2階は歪んでいる。その歪みを直すとは言われているが、どうなることやら。
 社員を交えて30分程度確認して、写真を撮った。隣がパン屋さんだ。当社はパン工房をするが、客層は全く異なるのだ。だから、心配無用なのだが、あちらの商店街の会長にしてみれば、
 「商店街のパン屋さんは、おいしくて評判のいいパン屋さんです。だから、お宅の経営は大丈夫ですか。」
 そんな心配を何度も言って居た。
 コンサルタントが挨拶に行って居た。そこでも同じように、不愉快になるほどのニヤけた顔で相手していた。入るまでの我慢だと思った。早く私も決着を付けて、何とか対応しいと思って居る。



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