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トップハート物語(5763)立志伝敢闘編
20/05/13
2014年(平成26年)12月上旬。
大宮の自宅にいると、長男から電話があったようで妻と話をしていた。
 「次男が、今日お父さんと長男が会う時に来るって言って居る。」
 それだったら、一緒に昼食をしようと決めて早く出ることにした。
 長男との約束は2時に東京駅だったが、それだったら1時頃にしないといけない。
 私の今日の宿泊先は、大井町のヴァイアン大井町になっているので、早めに出て荷物を預けて再び東京に戻ることにした。
 昼食を摂ってから家を出る予定を変更して、直ぐに出た。次男はプログラマーで長男が呼んだようだ。長男にソフト開発をお願いしたが、長男はシステムエンジニアで考えることが中心で、作るのはプログラマーの役割だから、弟を呼んだようだ。
 しかし、それも変更になった。ホテルに荷物を預けて、外に出る。久々の大井町だ。この土地で青春時代を過ごした。あの当時にドラマで流れていた「俺たちの旅」に似た生活をしていたのはこの土地だった。
 仕事も余り真面目にせずに、ダラダラと毎日暗い4畳半の部屋で過ごしていた。時にアルバイトをしても、続かない。一生懸命にやってもサボっていると思われる。だから、直ぐに首になった運転助手。
 そう言えば、高校時代の夏休みにアルバイトをした。テニスコートの整備だ。川から砂を運んできて、テニスコートに撒いてローラーで整地する。その作業でも、運転助手だった。その時にも、サボっていると思われたのか、一緒にアルバイトをした相沢先輩より時給が少なく、募集金額とは違って居た。
 私は、意識しなくても人から見ればサボっている印象を与える。どこでも同じ評価だから、意識せずにサボっているのだ。
 その相沢先輩は、ずっと先年にガンの闘病の後亡くなってしまった。
 一番お世話になった、高校時代の剣道部の先輩だった。結婚式にも出席させて頂いた。本当に良い先輩だった。今でも感謝している。
 そんな大井町阪急ホテルの裏手にあるホテルに宿をとって、自分が過ごした時に通った立ち食いの寿司屋がどうなっているのか見に行った。そこは、坂の丁度終わり辺りだった。
 寿司が食べたくて、仕事も満足にせずに贅沢だったが、立ち食いで「たこ1カン」10円だった。イカが20円。給与が32000円程度、手取りが2万円台になるかならないかの時代。家賃は、水道光熱費込み1万円でおつりが来るか来ないかの時代だった。
 その跡地は銀行のATM機器が設置してあり、店は既になく寂しい。隣の不動産屋さんなどは残っていた。
 電話を長男宛に掛けた。出ない。直ぐに、この大井町の住人となって40年も住んでいる友人の「まさし君」に電話した。在宅だった。一緒に飯でもと声を掛けると喜んできてくれた。彼とも1年ぶりくらいだった。
駅ビルの中のうどん屋で、鍋焼きうどんを食べた。途端に、腹具合が悪くなってどうしたのかと、心配になってしばし汗をかいた。懐かしいあの40年以上前のことや、彼の家の問題などを聞いて、我々の年代にも高齢社会の問題が発生して来たのだと、自覚していた。
 1時間半ほどして、別れ難いが東京駅に向かった。
 「俺はこれから東京駅で息子に会って、そのあと赤坂見附で人と会って、7時くらいには終わるので、食事するなら一緒にしよう。また、大井町に戻って来るから。」
 そう言ったが、いつものことだが
 「俺は、毎日自炊しているから。」
 「そう、それなら又な。」
 そう言ったが、電話が必ずかかってくることを知って居る。
 東京駅で息子と待ち合わせしたが、座る場所も無く
 「こんなに人もいっぱいだから、どこに行ってもダメだ。赤坂見附に一緒に行くから。」
 そう言って、赤坂見附駅に向かった。
 事前に、保険屋さんと待ち合わせ場所をチェックしようと思ったが、その店が見当たらなかった。
 ネットで調べると、閉店していた。
 直ぐにメールで、指定した当人にmailした。
 息子と、駅の向かい側の東急ホテル1Fの喫茶室に入った。
 そこで、私の認知症簡易診断機器のプランを話した。
 「言って居ることは分かるけれど、具体的な何か書いたものを貰わないと分からない。何でもいいから、中途半端でも絵でもくれないと。」
 そう言われた。
 再度、説明を充分した積りだったが
 「素人で申し訳ないが、その内容だったら誰でも思うことで別に目新しいことは無いと思う。その後の部分の回想法、自分史に繋がる部分で判断できるようなものを考えた方がいいと思う。つまり、文書の中とか表現とかで分かるサインを探す方が、新規性があると思う。」
 そう言われて、なるほどと思った。
 そんな時に、恩師から連絡が有った。もう、来ていると言う。続いて、同席する保険屋さんからmailが来て、近くの喫茶店になった。地下に入るのだが、行くのに苦労するので、迷って居ると時間近くに保険屋さんが来た。
 熱を帯びた話し合いは、先日夜に飲みながら話をしたことをこの保険屋さんが
  「飲んでいて、何を話したのか覚えていない。」
 と、言うのでお茶だけにして4時間の議論を保険買取り中心として展開した。

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