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トップハート物語(5734)立志伝敢闘編
20/04/28
2014年(平成26年)11月初旬。
 朝一番で、介護支援事業所管理者が来た。話は、先日来問題を引き起こして、やっと済みそうな新人の問題だ。それが、解決方向に向かいそうなので、しかし、分からない。
 出勤二日だけして、翌日から2週間欠勤だ。子供が熱を出したとか手術したとかで。その診断書を持って来いと言ったが、忘れたと言う。
 その者の社員としての採用を躊躇していた時に、それが起こったので今回は形式的には簡略で終わった。
 しかし、二日分の給与がある。同行とはいえ、出ているので労働基準監督署は支払えと言うだろう。定期代を支払って、定期を購入している。その返還をして貰ったが、現金化は出来ない。2万円にも及ぶ。就業証明書は預かったが渡さなかった。その書類があれば保育園に少なくても来年の3月の更新まで無料で預けることが出来るのだ。
 危なかった。預かったのが、私だったら直ぐに証明したが、研修センター責任者だったので時間的なロスと、欠勤前日に欲しいと言われたが私が外部に居て戻れなかったのだ。
 ただ、ハローワークには採用通知をfaxしていた。
 軽微なものが残ったが、取り敢えず振り切った。
その遣り取りの様子を聞いた。
 「朝来ると言うので会う積りだったのですが、研修センター責任者のところに行きたいと言うので、どうぞと言いました。」
 研修センター責任者は調子のいい話、つまり、仕事はあまりせずに研修センターで楽に過ごせるような印象を与える話をするので、その積りで来て、話が違うと言うことになる。もう何人もそのようなことになっている。
そして、ダメだと言う話になると、研修センター責任者のもとに駆け込む。研修センター責任者は他の業者に話を持って行き紹介する。
 当社は紹介事業の許可を貰って居るのだが、一銭も貰わずに紹介しているのだ。
その話が終わってから、
 「相談があるのですが、介護タクシーを減らすと言う佐藤さんの方針を聞いたのですが、重なるときがあって、台数を減らされると仕事を受けることが出来なくなるのです。介護タクシー担当者と話し合って、どうしても減らさないでほしいと思います。」
 そんな言い方をしたので
 「いいですか、介護タクシーが重なって台数が不足するということは本当ですか。おれが見た限りでは、そんなことは無い。いつも、3台から4台は駐車場にある。幾ら掛かっていると思いますか。車検だ、修理だ、古くなったから購入してくれ。それを、生かして収益を図るならそれでもいい。しかし、どうですか、もう何年も経過して何のメリットも無い。維持費だけで保険も含めて何百万掛かっていると思いますか。」
 そう言うと、当然グーの根も出ない。
 「俺は、これまで介護と支援の収入は全額人件費として使用して来た。つまり、人件費率100㌫だ。私やNPOなど自分たちの人件費や、他の一般管理費は私の直轄だと思って居る就労支援などの研修費などで賄って来た。しかし、研修関係の収入は昨年度より3000万円は落ちると思う。その経費を賄えないような運営になっていて、多分大きなマイナスになるだろう。私がこの間、負担した金額は1500万円程度になると思う。もっとこれから増える。そのために、3000万円の自己資金を投資して新たな事業を展開しようとしている。自分の経営責任として提供する積りだが、これももっと続くとどうなるか。もし、どうしてもというなら、介護タクシーで上げた収益を全部上げるから経費も全て見て運用してくれ。」
 そんな話をした。
そして、
 「台数がどうのこうのと言って居るんじゃない、まず、動かせてくれと言って居る。」
 「みんなで検討します。」
 そう言って帰って行った。
 しばらくすると、その介護タクシー担当者が来た。
 「介護タクシーですが、介護支援事業所管理者が減らすのは反対と言って居たのですが、私は減らした方がいいと思って何度も言って居ます。営業ナンバーの車両は彼女ともう一人しか運転できないのです。もし、減らされるとその営業ナンバーの車両と動かさないと賄えなくなってしまう。何度も、指定した週2回の朝だけ重なるので席に居てねと言ってもケアに出てしまって。それだったら、一層車が無くなって自然と自分が運転しなければならなくなる方がいいと思います。いつも事務所に居なくて、管理者が居ないと誰がどう判断していいのか分からない。」
 そう言って来た。
朝一番で、介護支援事業所管理者が来て言ったのは、介護タクシー担当者と同じ意見で減車をしないでと言うものだった。しかし、そうではなかったのだ。管理者が嘘を言って、自分が介護タクシーの運転をしたくないので、そのような言い方になったのだ。多ければ、自分が居なくても誰から運転してくれるのだ。
恐ろしい話だ。
 今日は11時に、大阪市の職業訓練センターの職員が来ることになっていた。それまでは、出来るだけ仕事に精を出していた。約束の時間に少し遅れて、同席する新規事業所責任者が来た。
 問題は、約束した大阪市の職員だ。用件は、引き籠りやニートなど仕事に就いていない者が仕事に就けるように、国の政策に則って活動している組織だ。つまり、自分のところで請け負って、他の事業所に斡旋をするのだ。
 中には軽度の障碍者も含まれているのだが、問題が多い。当社は、以前からその制度があろうとなかろうと、対応していた。
 あまり芳しくないので、そのダメな蓄積を持っていた。
 数日前に、事前に訪問したいとの連絡があった。最初から横柄で、不快な感じがあった。役人の天下り先の、レベルの低い職員の行き場かな。有能な職員は人当たりもいいし、低姿勢だ。それが、人にものを頼む姿勢だ。
 たとえ、そのような人たちを受け入れても、メリットは会社には無い。社員扱いなので、手間はかかるし給与は支払うことになる。管理も大変だし、規則に捉われないので、出勤したり途中で帰ったりするのが頻繁だ。
 軽度な作業を持っている会社ならいいが、一対一のヘルプ作業では難しいのが現状だ。それでも、資格やスキルを持っている者に対しては何とかしてやろうと受け入れたこともあった。
それが、生活保護の方がいいと言って数日や数週間で辞めてしまって居る。
 新規事業所責任者が少し遅れて来たが、それよりも11時の約束の職員が来ない。電話は、11時少し前だった。道に迷ってしまったので、誘導してくれと言う。
 何を言って居る。ちゃんと調べて来るのが当たり前だろう。
 仕方がなく、その誘導を始めると、少し説明したところで言葉をさえぎって
 「今聞いたところまで行って、また電話します。」
 そう言った。
 本当にこいつには協力しない方がいいと思った。
 来たのは20分も過ぎて居た。
 直ぐに話を始めた。
 「朝来なかったり起きなかったりして、迷惑を掛けるかも知れませんが、当方の職員が電話を掛けたりして、フォローしますので。掃除でも、後片付けでも出来る仕事はありますか。」
 「訪問介護主体なので、どうしても資格が必要になります。また、施設なら直ぐに代わりは居ますが、1対1では厳しい。」
 「二人で行くとかありませんか。」
 「二人対応もありますが、まず、資格がないと二人対応も出来ません。」
何度か、同じことを言った。
 少し理解して諦めたのが、話題が替わった。
 安易な考えと、実際に使用する側には大きな隔たりがある。教育がきっちりしていないので、こんな人間が多く現れて費用がかかる。
 午前中はそんな調子で終わった。
 午後、一旦マンションに戻って食事をしてから出発した。銀行に行ったのだ。税金などを支払って、被後見人に立て替えた金銭を引き出して戻った。
 被後見人が入院中に骨折した経緯をはっきり言わずに、請求だけして来る総合病院にその内容を報告してくれるように文書を送付した。
 同じように、社会福祉協議会から督促通知が来たが、それも被後見人とは別人の筆跡で書かれた借用書なので支払う積りはないので、文書を発送しようと思う。

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