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トップハート物語(5712)立志伝敢闘編
20/04/17
2014年(平成26年)10月中旬。
静かな、誰もいない。いつもいるNPO法人常勤理事が松本大学に3日間の出張をしている。今日の夜に戻って来ると思う。
 朝は9時過ぎにこの守口の居宅介護支援事業所管理者が来た。私が後見を行って居る被保佐人の施設でお食事会があるのだ。
 その家族としての対応に、いつもなら出張している新規事業所責任者が行って居る。しかし、彼女もいつも同行して顔馴染みのNPO法人常勤理事も出張して不在。最後のスタッフとして縋り付くのが、この居宅介護支援事業所管理者だ。今回もお願いして、家族として参加して貰う事にした。
 同行者として、本社管理者と介護サービス提供責任者が行くことになった。
 家族3人が参加して、お食事会はスシローだった。私は彼女が出かけるのに乗車させてもらって、近くの銀行に入金に行った。いつも、NPO法人常勤理事が連れて行って暮れるのだが、何度も言うが出張中なのだ。
 その銀行に向かう途中で、出張中の彼女たちからmailが入った。朝一でのmailは、上高地に行くとのことだった。それが、今度は大正池と新穂高岳の写真添付だ。紅葉に染まる山々と、静かにその山を映し出す湖面。
 その写真を運転している居宅介護支援事業所管理者に見せた。盛んに羨ましがっていた。彼女も、もう少し対外的な交渉力を身に付ければいいのだが、無理な注文か。目上の方に対する言動が信用されない。
 宴席での盛り上げは実力があるのだが、、、、。
 下りて入金をして、今度は徒歩でまた近くの支店に向かった。終えて、歩いて事務所に戻っている最中に、とんでもないやつとばったり。
 優秀な大学を出たはいいが、全く会社員としての能力は無く、問題ばかり起こして放逐した元従業員だ。会社の集金をくすねていて、未だに返さない。
 頭は良いので、ケアマネジャーの試験に合格したようだが、使い者にならない。相変わらず金銭的な問題を引き起こしてとんズラするような生活だ。当社の被害も相当なものだ。
 自室マンションに戻って、昼食を摂る。何とか今まで通りの野菜中心としていたのだが、お菓子が沢山目の前にある。一つ食べた。林檎半分。眠っていると、電話が鳴った。地域包括支援センターから後見の相談だ。
 色々聞かれて、申請に対する指導料を聞かれた。
 「後見人候補として家庭裁判所に提出するのであれば、無料です。」
 「もし、申請書だけ指導を受けるとしたらお幾らでしょうか。」
 「基本的に、サポートするであれば行政書士としての対応となります。原則として5万円です。」 
  原則であって、その金銭的余裕を見ながら決めますと言う言葉を吐く前に、金額的に合わなかったのか、少し驚きの声をあげて
 「分かりました。検討して、またお願いする時にはご連絡します。」
 それで、終わった。
 寝ぼけていたが、しっかりとその電話で起きて、直接隣のイオンモールに行って郵便などの事務処理をした。
 事務所に戻って、仕事をしていると出産休暇の彼女が来た。
 Mailで、いるかどうか確認して来たので、
『誰もいない。俺なんか誰も相手してくれない。』
 『そんなことありませんよ。2時半にお伺いしてもいいですか。』
 と、言ってその時間に彼女が顔を見せた。
 それから、3時間半。私の相手をしてくれた。気付いたら6時だったのだ。
 もう薄暗くなって、彼女は遠方に引っ越したので帰りが遅くなってしまう。
 その間、NHKを名乗る男が来た。
 「NHKですが、まだ受信の契約をされていないのでお伺いしました。」
 「何故、契約しないと行けないんだ。」
 「放送法第●条で、支払う義務があるのです。」
 「何で支払わないと行けない。」
 同じことを何度も繰り返す。
 当方にはテレビは無い。事務所なので設置していない。なんで支払わないと行けないのかは、テレビを設置している場合に受信料を支払ないと行けないのであって、無条件で支払わないと行けないわけではない。
 テレビは無いと言っても、何度もオウム返しで放送法第何条でと続ける。
 戸を開けて、氏名を聞いた。
 「しつこ過ぎる。名刺を出せ。」
 「新人なんで名刺はありません。」
 「新人だろうか何だろうが、証明するものを持っているだろう。」
 「新人なんで、持っていないです。」
 「名前と住所と電話番号を教えてくれ。電話する。」
 そう言うと、
「NHKではなくて、委託を受けている会社です。」
 「そんなことどうでもいいから、会社名と名前と電話番号を書け。」
 それを、書かせたが電話番号を書かない。
 「電話番号は会社名から調べて下さい。」
 本当にいい加減な奴等で、今、多くの詐欺に遭って居る市民が最悪のペースだ。
 「お顔を合わせるのが基本で、面と向かって話をさせて下さい。」
 など、怖くてその手口を悪用されたら大変なことになる。
 事務所は出るが、自室マンションでは絶対に出ない。

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