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トップハート物語(5708)立志伝敢闘編
20/04/15
2014年(平成26年)10月中旬。
 朝早くから準備した。今日は、10時から夕方4時まで商工会議所主催の「創業スクール」への参加初日だ。持って行くパソコンや資料の準備で慌ただしかった。
 10時からということは、私は受付の9時半前には会場に到着していることを想定して、8時半には出たかった。しかし、いつものことだがNPO法人常勤理事頼みになっているので、メールで起こした。
 今回、本人の希望もあり一緒に参加することにした。朝一番で、これまで数年間iPadしか使ってこなかったので、ノートパソコンを引っ張り出した。私の分は大丈夫だが、NPO法人常勤理事が使用するノートパソコンは、購入して一度も使用していない。
 ただ、業務用なので高額なパソコンだったのだ。その2台に久しぶり電源を入れた。そして、充電をした。出発までに2時間あるのでその間の充電だ。いつもの作業をしていて、遅れるかなと思ったNPO法人常勤理事が突然事務所に入って来たのには驚いた。
 何と、今までにない約束時間より早いのだ。15分早かった。私は、正式な商工会議所主催の「創業スクール」なので、それも大阪市のスクールなので正装のスーツを着ていた。
 時間より少し遅れたが、到着したのは開場数分後。私はナンバー1番で、彼女が2番だった。だから、定員30人に対して半分くらいかと思って居たが、思ったのは外れて満席だった。
 それから4時まで座学だった。その前に、オリエンテーションがあり、自己紹介があった。色々な人がいるのは当たり前だが、具体的な内容が決まっているのは私どもと数人かなと感じた。
 自分たちがこうしたいと思って居る内容しか言わないのだが、特に飲食業を考えている人たちは、何が目的で考えているのか分からない。つまり、開業すれば儲かる的な思いがあるような危険な気がする。
 私が考えている内容に近い方もいた。理学療法士が病院から退院して在宅復帰する方に訪問リハビリをするという企業を立ち上げたいというのだ。私どもは、予防介護プラスサロンなので少しは関係があるようだ。医療関係や介護関係はそのような二組なのだが、福祉関係はいくつかあった。
 特に、ガンに罹患していた方が幾つかの手術を超えてその経験を活かして、カンセリングやヨガによる心身のケアを行おうとしているのだ。
 同じ心理診療を通じて障碍者や高齢者のケアを行おうとしている人も居た。不動産や旅行関係の創業を考えている人もいた。司法書士などの士業の方もいた。また、胡散臭い営業を何とかこのグループの中で行おうとしている思いが見え隠れした方もいた。
 これから、6回に亘って長時間共にする時間をどのように活かすか。私はフリーハンドだ。多分、私が一番年上だろうと思う。若い人も大勢いたし、やり手だと思われる雰囲気を出そうとしている人も多くいた。
 男性は何とか交流できそうだが、女性は無意味だろうと思った。精神が見え隠れする。利に敏いと言うか、不愉快極まりない態度を示すだろうと思っていたりして。
 帰りに、NPO法人常勤理事が言って居た。
 「少しの歳のいって居る人はいいですが、若い人はどうしようもない。トイレで一緒になったので挨拶したら、何も言わずにソッポを向いた。少しくらい会釈してもいいのに、何もそっぽ向く必要も無いでしょう。」
 「女は、利益になりそうだったら急に態度が変わるだろうが、利益にならなかったら無視する態度に出る。そんな人間ばかりではないだろうが、そう思った方が頭に来ない。」
 講師の質が悪い。 
 私もセミナーを沢山経験しているが、こんな程度でどうするのだろう。
 以前、コンサルタントに聞いたことがあるが
 「商工会議所などから来る仕事は、余りお金にならない。ひどいところは無償だ。名前を売れるからいいでしょうという感じで。それでも、受ける講師は程度が分かるでしょう。」
 その言葉を実証することになった。
 用語に外国語が多く、その意味を説明するのだが長時間。信じられないくらいの長時間。それだったら、日本語にしたらいい。外国語の意味という事ではなく、日本語に訳した単語を言うだけだから、最初から日本語を単語したらいい。
 眠かったり、資料の間違いを指摘受けても、生徒から何を言われているのか理解できない。私も知って居たが、単なるミスなのでどうでもいいと思って居た。生徒が何度も言うが理解できないので、諦めた。
 2時間以上も詰まらない、一方的な話を、それも資料を行ったり来たりで同じことを何度も言うので、堪り兼ねて生徒が勝手に立ってトイレに行くのが続出した。それでも、何も言わずに続ける。
 堪り兼ねた事務局員が、休憩を入れるように申し入れて、その20分後に休憩。
 グループワーキングである事例が与えられた。現実にあった事例だ。ある商売をしている店に色々な決断をすべき外部環境が発生した。その条件なり環境の変化が提示された。その際、自分たちはどう判断するか、二つの選択肢があった。
 5人のグループが6単位。まず、グループ内で討議が始まったが、私は他の4人と対立した意見だった。グループ内の意見は多数決で私とは反対の結論に達した。6グループの意見も半々に対立した。
 私の判断が常識だと思って居たのだが、これほど考えが異なるのかと自分の思いにますます自信を持った。対立した6グループの討議の結果、私の考えが結論に達した。果たして、現実はどうだったのか。プリントを渡された。実際に、その後の起こったことだったが、と当然のように私が言った内容になっていた。
 本当に恐ろしいことだ。これが、役員会とかであったら私は反主流派になって、というより私はダメな人間となっている。
 私の言葉が、正しかったのだが、結果を受け止めない同じグループの人間たち。不愉快だ。隣の席の男は50代か。コンビニのオーナーだったが、廃業して今はコンサルタントだという。今度はうどん屋をしたいという。
 かなり経済とか経営とかのセミナーや研修を受けているようで、盛んに講師のレベルの低さを嘆いていた。時々眠っていた。資金が欲しいので、その手段として来た者が多い。
 午後の講座は、本当に意味のない時間だった。私も、となりのうどん屋希望者が言うように、グループワーキングの時間が欲しい。大勢の話を聞き、聞いて貰うのが一番大事だと思って居る。
 同じグループの女性は50歳くらい。葬儀屋に勤務して半年というが、心理関係の仕事を目指していると言う。余り私は気に入らない。関わりたくないし言葉も交わしたくない。こんな女性ほど、多分利益が見えると媚を売るのだろうか。
 また、おとなしそうな男性が同じグループだった。スイーツが好きで食べ歩いていると言う。それで、スイーツの通販をしたいというが、何も特徴が無いと出来ないのだが、私には関わりがないが。
 終わってから、下の喫茶室でお茶を飲んだ。そこに、印象に残っていたガンを三か所患って、親族の多くががんで亡くなったと告白していた女性が入って来た。私にしては珍しく、声を掛けた。
 一緒に話をしようと思ったところで、彼女もそれに応えたように隣に来た。30分ほど話をした。就労支援をしているのは、私どもと同じだ。ただ、障碍者の方を対象だから、B型か。
 その発展的なことを考えているようで、私と同じ位置に立つ可能性があるので、色々と情報を送った。
 これから、余り人とかかわりを持ちたくなかったのだが、持つ機会を自ら作った。時間になって、5時過ぎに喫茶室を出た。6時半に「とも吉」にて宴席がある。
 新規事業所の社員で30代なのに、乳がんを患って落ち込んでいた。手術も決まって、入院が15日からだ。それに呼応するように、これまで大病を患った9人が集まって意識を一緒に持って励まそうという会だ。
 時間通り全員集合して、目的を告げて杯を空けた。加えて、NPO法人常勤理事が奈良のガン封じのお寺、大安寺に行って貰って来たお札とお守りを渡した。
 問題は、いつものように励ますとか送り出すとか目的を持って席を設けるのだが、どうもこの会社の社員の意識が低くて、その対象者の話題にならない。自分たちの好き勝手な話をして、彼女が放置される。いつものパターンだが、今日はそのような傾向になると私が彼女に色々と聞く。
 みんなが気付いて、同じことをするがまた元に戻る。困ったものだ。2時間で終了して、隣のいつものホテルのラウンジに行った。そこで、これからの事業改革の話し合いをする日程を決めた。

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