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トップハート物語(5693)立志伝敢闘編
20/04/08
2014年(平成26年)9月下旬。
午前中は、穏便に過ぎて11時に部屋に戻って昼食を摂り早目に外出する予定でいた。事務所の電気を消してトイレに入ろうとすると、介護責任者の由紀ちゃんが来た。一番の重要な話は、数日前から問題を起こしている早退を早退処理せずに、休暇の日を有給休暇として後から書類を出して、早退に伴う減価額を免れようとするものに対する扱いだった。
 再度、有給休暇取得届を持って来た。最初は、使用日を書かずに私が日付を入れて減額にならないように図ってくれという感じだったので、戻した。本来の有給休暇使用の趣旨を再度考えるように言った結果だった。
 再度持って来た書類は、当初から休暇となっていた日の有給休暇使用だった。半日早退が3回ある。休暇は9回。その9回の内の2回を有給休暇として使用して出勤日数を多くして、逆に早退の日を休日出勤として処理しないと行けなくなる。
 「いいか、子供が熱を出したから早く帰った。それは、早退だ。1日の給与の半分減額する行為だ。子供の事は同情するが、会社がその子の対応まで面倒見る義務はない。本来の有給休暇の取得趣旨に反する。もし、不満だったら労働基準監督署にでも訴えればいい。子供が熱を出して早退したのに、その日を早退扱いにされたと。普通の会社の感覚がないのか。普通でいい、自分たちが世間での介護イメージが悪いの、地位が低いのと言うが、遣っていることは汚い利己的なことだ。その早退によって、他の者がカバーしないと行けない。その挙句に、休日出勤のようになって報酬を得るなどおかしいと思わないか。こんなこと自分たち管理する者が認めたら、他の若い人たちが自分もそうすると言うぞ。そうなったら、どうなる。早退は早退として処理しないと。」
 「自分は余り有給休暇をとったことが無いのでよくわかりません。」
と、いう頓珍漢な返事があって、ガックリ。
 「いいか、君がどうのこうのじゃない。一般的な常識として言って居るんだ。」
 そう言って、あとは諦めた。
 この者たちは、ちゃんとした制度のある会社に勤めたことがない。諦めるほかない。
 「みんなで美しいカバーをしてあげて、それはいい。あとは自分たちで責任を取れよ。」
 そう、皮肉を言う他ない。
 その他、もろもろ。
足止めを食って、食事も遅くなり出発も遅くなった。
 最初の外出先は、ゆうちょ銀行への成年後見人として作業だ。
 先日、被後見人が転居したのでその手続き、成年後見人への口座の名義変更。加えて、キャッシュカードの発行。
 私は一度に出来ない。つまり、多くの金融機関の取引があり、一つの作業を全部の金融機関にしないといけない。悪いことに、最悪の某バンクの取引が被後見人の生活の多くに絡んでいて、その某バンクとの取引が重要だった。
 しかし、同じ作業するにしても、ひと月とか二月とか多くの時間と期間が掛かり対応も全くできていない。
 どうせ、地方の協同組合が本質で表面は集合体で如何にも大きなようなイメージを与える、某バンク。成年後見人どころか、通帳一つの処理もまともになっていない時もあった。しかし、年金受領など多くの関わりがあるので自然にこの某バンクに集約することをイメージしていた。
 取引き金融機関が夫婦で複数あり、通帳だけで数十枚。住所変更だってすべてにしないと行けないし、印鑑も沢山あってどれか不明だし。だから、とんとん拍子に進まないと、話にならない。
 その某バンクは色んな不必要なトラブル発生で、進まない。それが、この日ゆうちょ銀行では1時間もかからず、某バンクと同じ書類を持っているだけで終わった。某バンクはひと月掛かって、本部にクレーム入れたり、不要な人権問題になるような本人の家に入り込んで意思と本人確認したり。
 あきれ果ててしまった。それが、今日のゆうちょ銀行のその場での対応と処理で充実感が生まれた。自分が後見人として活動していると実感できたのだ。
 協同組合集合体の某バンクは
 「成年後見人にはキャッシュカードの発行は出来ない。」
とのことで散々もめたが、やはり発行しないどころが指定した日に担当者が逃げて不在になっている。
 それが、ゆうちょ銀行では、ごく当たり前のように書類も揃って居て、そこで書き込んで余計な詮索も無く、スムーズに進んであとはキャッシュカードの書留郵便での送達を待つばかりとなった。
 その場で、暗証番号を聞かれなかったので不安になって聞いた。
 「暗証番号はどうなっているんでしょうか。」
 「自動的に暗証番号が付加されて送付されます。それを受け取って、ATMで自分の決めた番号に変更も可能です。」
 新たなシステムで、ゆうちょ銀行は素晴らしい。
 その調子で、幾つかの銀行を廻った後、年金機構に行った。
 被後見人の夫が、後見人受任した数年前に亡くなって居た。そのために、遺族年金を受領できるように手続きをしに行ったのだ。
 ここでも、順調に説明が聞けてその額なども確認できた。
遡って、数年分の受け取っていない凄い金額を被後見人が受け取れることを知った。自分の事のように嬉しくなった。そして、遺族年金の額を聞いた。
 これまた、今受領している年金額より多い年金の受領が可能と知った。
 ここで、思った。もし、後見人が付かなかったら貰えなかった。つまり、このような手続きを知らないし、これまで放置されていたのだ。多くの人が貰いえないで放置されているのを知った。後見人制度は多くの人にとっては生活を左右するほど重要なのだ。


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