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トップハート物語(5679)立志伝敢闘編
20/03/31
2014年(平成26年)9月中旬。
 朝、定期的な仕事をして今日からくる中学生4人の職業体験学習受け入れ準備をした。最後のチェックと教室となる隣の行政書士事務所を片付けた。
 それにしても、ショックがある。昨夜知ったののだが、
全盲の少女、蹴られけが 朝のJR川越駅前
2014年9月9日21時26分
!! 埼玉県立特別支援学校に通う全盲の女子生徒がJR川越駅(同県川越市)前のコンコースで登校中、杖がぶつかった相手とみられる人物から右足を蹴られたと学校に届けた。学校が9日、明らかにした。女子生徒は打撲したといい、近く家族が警察に被害届を出す。
 女子生徒が通う塙保己一(はなわほきいち)学園(同市、荒井宏昌校長)によると、女子生徒は8日午前7時50分ごろ、改札口を出て白い杖を頼りに点字ブロックの上を歩いていた際、前方から近づいた人と杖がぶつかった。相手が転倒する気配を感じた直後、その人物とみられる足音が近づき、右ひざの裏を硬い靴で蹴られた。
 近くにいた年配とみられる男性がその人物に向かって「あんた何やってんだ」と怒鳴る声が聞こえたが、その人物は無言で立ち去ったという。
 女子生徒はその日、登校したが、恐怖心から被害を伝えられなかった。帰宅後に病院で治療を受けたが、翌9日もひざを曲げたり、伸ばしたりすると痛みがあり、針きゅうの実習授業に支障が出たことから校長に事情を説明したという。
 女子生徒は、今年4月に電車通学を始めたばかり。取材に対して、「怖かった。蹴った人は私とわかっても、私には誰かわからない。今も駅に行けば、その人が居るのでは、と緊張してしまう」と話した。
のニュースだ。
余りにもひどい、それも私の自宅がある埼玉県の川越で起きた事件だ。先日の、盲導犬を刺したのも埼玉県の浦和だ。
 こんなことが許される世界になったのだ。本人は勿論、親御さんも悲しみのどん底だろう。同じ視覚障碍者を持つ親族や関係者も悲しみに打ち震えるだろう。どうして、こんな世の中になったのだろう。
 どうしたら、このような人間の心を変えることが出来るのだろうか。怖い恐ろしい日本になった。
 そのような事件をどう考えるのか、返事はいいが問い掛けをしたいと思って居る。そんな思いを持ちながら、中学生を待った。
 予定の9時より15分前に来た。部屋で待って貰って、定時少し前に部屋に行った。挨拶と自己紹介から始まった。どんな生徒かと思って居たのだが、心配するほどの生徒ではなかった。
 みんな子供子供して優しそうな男の子が3人と女の子が1人だ。聞くところによると、
 「福祉関係を希望した生徒が沢山いて、学校で振り分けられたそうです。」
 と、言う事だった。
 女子が少ないと思ったが、どういう訳か男性が3人も来た。
 賢そうなリーダー。
 「何かクラブ活動とかやっているの。」
 「いえ。去年までは卓球をやっていましたが、止めました。」
 「卓球はメジャーじゃ無いからな。何でしないの。勉強の方にシフトしたの。」
 「はい。」
野球だけしかやったことが無く、それでいて野球の選手など知識がないおかしな生徒。
 「将来は野球選手になりたい。好きなチームは広島です。」
 「広島の誰が好きなの。」
 「マエケンです。」
 「あの変な顔の選手か。」
 「はい。」
おとなしくて、ほとんど話をしない真面目そうな恥ずかしそうにする男の子。よく聞くと、登校拒否して余り学校に行って居ないと言う。
 そして、唯一の女の子は当社の居宅介護支援事業所管理者の長女。小さいころから遊びに来て、よく一緒に遊んだりして預かり母親は仕事に行っていた。
 最初は難しいかもしれない。その代りに、画像とかをふんだんに使って、詳しいことは知らなくても、視覚的に分かって少しでも認識してくれればと言う思いで始めた。流れとしては、介護や福祉を包括している社会保障制度やその予算などの推移。
 その社会保障費の国全体に占める割合と国の予算の借金割合。そして、社会保障費がどのように使われているのか。介護費用や年金や医療などの簡単な割合や推移。
 そして、社会問題として少子高齢化、貧困化、非正規労働や高齢者を狙う特殊犯罪、孤立化や無縁社会。独居老人、老老介護などの問題やそれがどれだけ社会生活にかかわりがあり、自分たちの将来を脅かしているのか、直ぐそこまで来ている問題意識を持って貰うという流れが今日まで。
明日からはその解決に動く仕事や政策が福祉に沢山あり、大事な業界だと。何もヘルパーだけがこの世界の仕事ではない。新たな創造している仕事が沢山生まれていることを伝えたい。
11時に座学は終わって、調理に入る。おかずは、介護食を通販で取ってある。
作るのは味噌汁とご飯を研いで炊くこと。みんなで分担したが、実施したことが無いと思う、当然だが慣れない手付き。指導する側の手順も悪く、炊飯して直ぐにスイッチを入れないと行けないのに、コードが外れていたり。
レンジで温める方が早く終わったので、食べる時には冷めている。当社の社員5人を加えて9人で食べる。私は、ダイエット食なので別に自分の事務所で食べた。
2時間の時間をそれにとって、片づけをして午後1時からは、世界的福祉用具メーカーである川村義肢を訪問した。
 車で、30分程度で到着してショールームで説明を受けた。子供たちは初めての世界で、はしゃいで車いすなどを体験して、印象に強く残ったようだ。
 次は、近くのヤマト運輸の前社長の小倉氏が推進していた知的障碍者の職業訓練をして勤労が出来るように、そして、それが他で行って居る作業所などの賃金1万円も行かないのではなく、10万円を目標に作ったパン工房「スワン」の見学と実食だ。
 その意義を話してから見学に入った。
 「家族の人数分のパンを購入して下さい。プラス1個で、ここで飲み物を買って食べます。」
 そう言って、
 「ここで働いている人は、知的障碍者ですが全く分からないくらい真面目で一生懸命に働いています。私はここの近くに来ると沢山買います。今日も私が負担しますが、皆さんも無駄遣いせずに、もし何か買う際にはこのような店で購入するのが支援ですので、心の中に留めていて下さい。」
 そして、それぞれの家族の人数を聞いた。
 「お姉ちゃんと僕と母親で3人です。」
 「お父さんは転勤か何か。」
 「いえ、いません。離婚しているので。」
 「そうか。」
 そのような家族だったり、
 「お姉ちゃんは、北海道に行って居ないので3人です。」
 「北海道は、何しに行っている。牧場で働いているか。」
 「いや、学校に行っています。」
 「格好いいな。」
 「いや。」
 そんな調子で、一人一人購入した。
 6人家族が2組だ。
 本社のある大東市なので、管理者を呼んだ。
 みんなで8人、楽しく笑いながら話をして時を過ごした。
暫くすぎると、座っていることに飽きて来たのか、ブロックなどを使って遊びだした。危ないので、注意せずにその場から退散して、事務所に戻った。
 戻ってから、記録に移った。やはり、福祉用具体験が印象に残っていたようだ。一緒に付き添った介護支援事業所管理者から、
 「子供たちの話を聞いていると、楽しい、ここに来てよかったと喜んでいました。他の福祉関係はデイサービス見学だそうで、3日間もコミュニケーションだけでしょうから大変な実習だと思います。これだけバラエティに富んでいたら子供たちも満足です。福祉業界は暗い話題ばかりで、色々な職種があると分かるだけでもいいと思います。」
 そんな話を聞いて嬉しくなった。
 明日の課外学習は、特定非営利活動法人の事務所とデイサービス見学だ。
 ほっと一息事務所でついて、子供たちの日誌を預かって事業者から一言書いた。
 昨日、極悪姉妹の妹から相談のあった、叔母さんの入所の件で自分たちが決めて来たのを受け入れるつもりだったが、取り敢えず私の提案施設もお話したところ、そこがいいと言い出した。
 そして、空きがあるか確認すると、1部屋だけ空いていると言う。連絡を取って、土曜日に訪問することになった。
 被後見人及び後見人に対しての対応に疑問があるので相談をしている、バンクと総合病院。
バンクはまだ返事がないので、動けない。
しかし、総合病院に動きがあったのが介護支援専門員からの報告で知った。
「4日前に、総合病院に退院時期について問い合わせした時には、まだポータブルトイレに座れない、インシュリン注射が自立しないとの理由で、退院時期は不明との話でした。」
便秘で入院して、既に40日を過ぎた。
半月の請求書だけが後見人に送付されて、経過などの報告は全くない。
請求書を送ったので、不明な点があれば問い合わせ下さいという1行と、時候の挨拶。
不明も何も、何も連絡も報告も無いのに、不明など検討する余地もない。
日曜日faxを送った。短文に対しては短文に。
だだ、一言、経過の詳細を文書で頂きたい。
理由として、大阪家庭裁判所と顧問弁護士との協議をする材料が欲しい、だけ。
先ほどの、介護支援専門員の言葉が続く。
「急に総合病院から連絡があって、いつでも退院できるので受け入れ準備ができ次第ご連絡下さいと言って来ました。」
後見人に対しては、まだ何もない。
こちらも何も言わない。何も言わないのが一番の圧力になる。
 体重がおかしい。あれほど厳しく食事管理しているのに、減るどころか毎日増えている。一体どういうことなのか分からないので、ショックを受けている。これまでの半分以下に抑えているのだが。

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