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トップハート物語(5678)立志伝敢闘編
20/03/31
2014年(平成26年)9月中旬。
 早朝から、錦織圭の全米テニスを速報していたが、全国民の期待に応えられず完敗で終えた。でも、これからがあるのだからよかったと思う。今、チャンピョンになったら後が大変だ。実力が着いてからでも、彼なら大丈夫だ。
 キラキラ目の珠緒ちゃんが来て、話をしただけで特に何もない午前中だった。することはあった。まず、あのJAバンクに対する対応だ。後見人として、キャッシュカードの発行が出来ないという返事に納得できないのと、以前の対応が納得できないのが混じって電話した。
 勿論、JAバンクのクレーム係のこの地域の担当だ。説明する言葉も少し興奮してしまって、迫力に欠けるかも知れない。しかし、私の言うことは、その相談員は理解できたようで、本社に連絡して対処すると言う。
 「時間が掛かるかも知れませんが、結果をお知らせします。」
 「本来は今日訪問する予定でしたが、その返事を貰ってから行きます。」
 「分かりました。早々に、対応できるように本社に伝えます。」
以前と異なって、今回は私の氏名などの素性を明らかにした。被後見人の氏名も明らかにした。
 「登記事項証明書を示して、後見人であることを証明しているのに、それを疑ってご本人の家にケアマネジャーが同行させられて、生年月日など尋ねて本人確認を行って居る。身分証明書の写しを撮られたた挙句に、自分の身分も明らかにせずに名刺一枚出さない。人権問題だ。一通りのことが終わったら、弁護士などを通じて対応する事になる。」
 そう言った。
 結構長い時間の話だった。
 午前中は、翌日から始まる中学生の職業体験学習の最終準備になった。
 沢山の資料を準備して、それを組んだ。大きく組んで、あとはファイリングするだけにした。途中で、居宅介護支援事業所管理者が来た。彼女の娘さんも参加する。
 彼女のお子さんに対する気持ちもある程度あったので、それを口に出さずに話をした。
 「今回の職業体験学習は、福祉と言うと過酷で遣りたくない仕事の筆頭だ。そのイメージを払しょくさせたい。そのために、最初は福祉と言う国の予算から使い道などの説明をする大きな話になるが、図解などの資料を沢山準備しているので理解しやすいようになっている。その福祉と言うと、学校では習わないが、社会問題が沢山ある。少子高齢化が生んだひずみや、若年者の貧困、非正規労働問題、不登校、引きこもりや無縁社会、高齢化が生んだ孤独死や孤立化、特殊詐欺、もっとたくさんある。それが社会問題でそれを解決する職業もたくさん生まれている。福祉には社会貢献と言う大きなテーマがあり、そのテーマで言えば空き店舗問題や成年後見なども福祉が解決する仕事だ。幾ら学力があっても、その学生生活が終われば社会に出る。その時に、塾通いしていた奴らが社会に適合する知識や能力を持っているかと言うと、そうではない。学生時代から、色々なものに興味をもって、社会に出てから活かせる能力を今から養っておくことも大事だ。勿論、最低限の学力が無いと、どんなものでもクリアできないが。」
 そう言って、納得させた。
最終確認と準備をして、部屋に戻った。
昼食を頂き、再び出勤してクリアファイルに8人分を綴じた。
今日は、外に出て仕事をする予定が無い。いや、意識して作らないでいた。何故なら、明日は中学生の職業体験学習に3日間来るので最終点検を十分しようと思って居た。
 一通り準備と、教室として使用する隣の行政書士事務所を片付けて、出掛けた。この外出は、予定していなかったが電話が来たので対応した。
 あの極悪姉妹の妹からだった。叔母の入所を積極的に自分が動いて決めて来たと言う。それでいいと思った。何故なら、私が決めても文句を言う相手が出来て、四六時中文句を言って大変だ。
 来て欲しい、と言うので行くことにした。これも、私が何もしてくれないと訪問介護サービス責任者にわざわざ言って来たと言う。当然、私に通じると思って居る。しかし、もし、私なりサービス事業所責任者なりが私に言った、或は聞いたと言うと
 「そんなことまで言うのか。」
 と、怒鳴るし、言わなければ
「報告していないのか。」
 こんな人間はどこにでも居るのかもしれない。
 訪問したのが5時半だった。実は、その極悪姉妹の妹は、当社にて所属していた時があった。最初の数年だ。口だけではなく、技術もピカ一だった。しかし、口が災いしてお引き取り願った。社員の身分を要求したので断ったのだ。
 飛び出して、ケアに入っていた利用者のお宅に取り入って自営業を手に入れた。その引き込んだ経営者が亡くなったのだ。息子が居たが、当然何も教えない、させないので自分が牛耳っている。
 しかし、あと5年で70歳になることを気にしている。
 「その時に私を雇って。」
 と、言う。
 年金をしっかり掛けていなかったので、幾ら65歳になっても
 「月10万円も貰えない。一体どうやって生活して行っていいか分からない。」
 そんな人生を送る人が大勢いる。
 幾ら若い時に好き勝手なことをして、人を傷つけても制度は公平に来る。自分の苦しい時に、一体誰が手を差し伸べて来るのかそれを考えて生きて行かないと行けないと思う。
 私なりの調査した施設を取り敢えず告げた。それがいいと言う。
私の人に対する気持ちは、鬼になれない。

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