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トップハート物語(5662)立志伝敢闘編
20/03/23
2014年(平成26年)8月下旬。
早朝に出て、行政書士会館で新人研修会に臨んだ。午後、一昨日の、新規事業管理者の報告が気になって、休みの無い講義中だったがmailした。
 『再検査の結果はどうなった?』
 女子社員の一人が、当社が強制的に受診させる定期検診でがんの疑いがあると言われて、婦人科の専門医に診て貰った。そこでも、疑いが拭えないのでと乳がん専門医の病院を紹介された。
 その最終的な診察が今日の午後からだった筈だった。
 『やはり、乳がんでした。細胞を採取してリンパや他の部位に拡散しているか結果が分かるのは来週です。、、、、、、、、、、、』
 その内容は、ずっと続くが、最初の行だけで声も出なかった。
 一体どういうことだ。介護・支援管理者も同じような診断を受けて、再検査に向けて日程調整している。数年前に、この守口の居宅介護支援事業所管理者が同じ診断を受けて私が強制的に国立病院の有名乳がん専門医に受診して貰らった。
その結果は、その定期検診を受けた医師のレントゲンやエコーの映像を解析する技量が劣っていて、誤診だったのだ。そのイメージが残っていて、安心していた。誤診だろうと安心しきっていたのだ。
 それが一挙に崩れた。まだ、30代半ばで、信じられない。確か、身近にいるNPO法人常勤理事も疑いがあるとの診察がなされていた筈だ。
 丁度、ホームページに流している、当社の歴史の文面は2006年頃を掲載しているが、あの時、やはりがんの告知があって闘病生活を送る彼女を綴っていて、生還して勤務を続けたが耐えられずに退職した。今年その終焉を迎えたと情報を得てしまった。
 そして、長年の戦友である、東京の保険代理店の彼もがん告知を受けて手術に向かう。先日、電話で話をしたが、声が治療の影響かガラガラ声で聞き取りにくくなり何度も聞き返して悪いことをしてしまった。
 自分も、先日、急にフラツキが出て真っ直ぐに歩けなくなった。覚悟を決めた。そんな瞬間があった。自分だったらいいが、社員のことになるとフリーズしてしまう。色々な、構想を練って来年からの介護保険制度改正に対応しようと思って居たのだが、一瞬その方に接して、そんな浮かれていていいのか、問い直した。
 ずっと、このことが頭にある、暫く投げやりになりそうな気持ちを何とか食い止めていた。
 朝は8時半に、NPO法人常勤理事に迎えに来て貰って、車で行政書士会館に向かった。概ね1時間20分掛かった。距離は大したことが無いのだが、混んでいた。30分前に会場入りした。
 余り来ていないので、どこでもよかったのだが座りたかった後ろの左端は既に占められていた。仕方がなく、右端に座った。30分ジッとしていた。10時開始。会長の声が聞こえた。
 「受講者の態度はどうやって確認するんだ。」
 みんな大人で、60歳以上の私のような者もいる。会場は90人収容だったが、100人を超えると言うことで私が座った3階と新たに5階にも会場を設置した。テレビ通信で結んだのだ。
 最初は会長の挨拶と講話だ。会長はこの会の会長と全国の会長を兼ねている。1時間ほど、これまでの歴史や心がけなどを説いた。その後、各種研修が続く。1時間単位で次々と登壇する講師。色々な講師が居る。
 絶叫調は女性。聞き辛い。また、戸惑って居るのか上がっているとハッキリわかる、分かり辛い講師。倫理やコンプライアンスなどの講義が続く。
午後からは、この地方お得意の人権関係。人権関係の講座がどの講座にも入れないとだめになっているのだが、分からない部落問題や国籍問題を殊更取り上げて、寝ている子を起こしてどうなるのだ。
 人権の講師で食べている、役人を退官した者がいたり、人権屋と言われる、人権と言う言葉を駆使して商売している者もいる。そのモノを支える、人権教育がこの地域ではすべての講座に入れないといけないことになっている。
 その講座が終わると、今度は各事業グループ毎のガイダンスだ。必要あるのだろうか。例えば、国際事業、運輸事業、建設事業など分野に亘ってその業務の説明を延々1グループ1時間にも亘って行うのだ。
 興味もなければ、基礎知識もない事業の話を聞いても意味がない。PCのハードの話を聞いても関係ないのと同じだ。中には、聞きたい人も居るだろうから聞きたい人が聞けばいいのだ。それを、強制的に集団でどうして聞かないといけないのだ。
 時間が惜しい。その講義が延々6時過ぎまで続く。明日も、朝から夜まで続くガイダンス。苦労話やエピソードを聞いても、私は興味がない。わずかに、法人関係と知的財産の話は聞きたいが、あとはいい。
 当然、何を言って居るのか分からない分野もあり、眠っていた。やっと、終わってNPO法人常勤理事に再び迎えに来て貰った。
 戻りながら、再度、あの件で新規事業所管理者に電話した。
 「もう診断して貰った有能な先生にお任せする事しか出来ない。その治療計画に沿って、出来るだけのことはして下さい。」
 「分かりました。本人は相当パニック状態ですが、色々と話をして少しは落ち着きました。『このまま、仕事を続けたいのですが。』と言うので、当たり前だと言うと『世間はがん患者に対して冷たいから、辞めさせられると思って』と、言って居たのですが、これまでの同じ診断を受けた人に対する当社の対応をちゃんと聞くようにと。」
 その他、色々と問題があったが、この問題が一番で唯一のような気がして、その気持ちをどう表現したらいいのか考えていた。

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