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トップハート物語(5645)立志伝敢闘編
20/03/12
2014年(平成26年)8月初旬
 「やっぱりな」というものと「えっ」いう事例があった。精神力を保つのはどうしたらいいのか。人知れず、我慢を押し殺して平然と社員の前に顔を出さないといけないのが辛くなって来た。
 「やっぱりな」は何といっても、この地域の介護部署の収益の問題だ。もう、10年近く漸減が続いている。確かに、私がバトンタッチして前の介護管理者に手渡しした時には、数か月、いや1年程度は上昇する気配があった。それは、私の実績の惰性があったから。
 それから、暫くして少しずつケアマネジャーが離れて行くのが分かった。それでも、努力して少しは付き合いを広げて行った。それなのに、どうしたことか。付き合いのあったケアマネジャーの数は増えたのに、収益が少しずつ悪くなる。
 一時はこの地域の介護部門だけで月額700万円の収入があったのに、現在はその半分。途中で、昨年だが、売り上げ減少が顕著になって前の管理者が逃げ出した。黙って居なくなる、この地域ではごく当たり前の行動か。
 管理者というれっきとした立場の者が何も言わずに突然出勤しなくなるのは前代未聞だと思うが、どうだろうか。
 昨年から段々と落ち込みが激しくなり、その言い訳が多い。嘘の見込みを平気で言う。私は信用する。ところが、もう限界だ。毎月その言葉を信じて、結果を期待する。裏切られることの繰り返し。
 平気な顔をして平然と並べる御託。先月も、ずっと嘘話を聞いていた。
 「10件以上も新規が入って来て、シフトが大変です。」
 「契約書を作る時間が無くて、ケアの方が先行しています。」
 「介護タクシーが重なって、断らないといけない状態で。」
 「新規が一番忙しい時間帯に重なっていますが、何とかします。」
 「人が不足しているので、何とかならないでしょうか。」
本当に活況を帯びて、期待を持つのは私だけではなく他の管理者たちもその言葉を聞いている。
 そんな中で、前月の実績が報告される毎月8日、夜6時過ぎに期待をもって外出から戻って来て送って来たデータを見る。
 確かに先月より、23万円余り増えている。しかし、7月は比較する6月に比べて1日稼働する日が多い。つまり、修正をすると5万円程度増えただけだ。減らないだけいいと思うべきなのか。
 あれほど、大騒ぎして一体何なのか。確かに、月初ではなく途中からスタートするケアもあるだろう。そう言い訳する筈だから、来月を待つしかないか。
 もう一つは、私個人の問題だ。ダイエットをしないと膝の痛みが無くならないのは分かっているのだが、なかなか実行できないでいた。それが、先月末に定期診察を受けうるときに体重計に乗った。
体重の増加に一時は気にしたり、何とかしようと動くのだが膝に問題が生じて途中でやめてしまう。特に、ジョギングは致命傷のような痛みを今でもひきずっている。既に、半年近く過ぎてもだ。
 今も、膝にシップや塗り薬などを塗って凌いでいるが、如何ともしがたい。その定期検診の日に体重計に乗り、余りの増加に歯止めを掛けないと、と危機感を持った。このままで行けば、90キロに達するのではないかと恐怖感を持った。
 口に入れるものを制限して、調整を始めた。それから、10日。一時は1.5キロ減らして順調に減っていくものと思って居た。いつものように、食事の量を減らして間食を取らないで、甘いものを避けて過ごしたはずの昨日。
 朝、体重計に乗ると何と前日より700g増えている。そんなバカな。と、がっくりして昨日の食事や口に入れたモノを思い出した。朝は、ゆで卵1個、小さい豆腐ハンバーグ1個、ヨーグルト小さいLG211個、牛乳少々、ヤクルト1本。
 昼は、炊き込みごはん1杯、白菜のおしんこ、サンマ干物半分、鮭一切れの半分、小松菜と豚肉の炒め物少し。パルム一口、ナッツチョコ1個、ホット珈琲2杯、アイスコーヒー1杯、スイカ5口。
 夜は、キノコ、ニンジン、ピーマンの掻揚げ2枚、白菜の漬物、鮭一切れの半分、大根おろし、なめこ汁半分。
 メニューを書いてみると、多いか。ダメだこれでは。
そんなことで、残念な結果だった。
 落ち着いた仕事時間で、それほど追われるものもない。何をするか、幾つかのメニューも急がせるものではない。実績も、大東本社は相変わらず好調で、この地域の介護部門のように何もアピールしなくても40万円ほど増加した。居宅介護支援事業所も同じだ。
 何も言わなくていいのだ。それより、新規事業の人員の異動にこの地区の介護部門から引き抜くのを猶更強く思った。もう、相手したくない責任者だ。
 午後から出て銀行、郵便局、税理士事務所を廻った。郵便局の用件は被後見人が引っ越したので、その転居手続きを聞いた。朝、その引っ越した際にクーラーの取り付け取り外しをしたのだが、業者から連絡があり取り外しの日を言って来た。
 設置の日に取り外しもしたはずなのだが、どうして取り外しの日を言って来たのか、立ち会った責任者に聞くと、その日に取り外したという。業者にその旨伝えると、確認すると言って連絡が来ない。一体どうなっているのだ。
 夕方5時半からモニタリングに出た。大変なトラブル姉妹がネックとなって利用者に十分な対応が出来ない。新たに、トラブル姉が認定を取得できそうだが
 「私は、ケアマネジャーは受けませんので。嘘とトラブルでどんなに時間が奪われることか。」
 そう言って断った。
 夜、スーパーに行くと介護・支援管理者に捕まった。私は、半額商品を沢山買っていた。

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