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トップハート物語(5632)立志伝敢闘編
20/03/05
2014年(平成26年)7月下旬。
法事は妻の実家がある群馬県沼田市に於いて執り行われた。朝起きて 着替えをしてから宿泊先のメトロポリタンホテル高崎のレストランに行って何時もの和食にした。同じメトロポリタンホテルでも、一番美味しい食事は仙台だ。丸の内、池袋、飯田橋など宿泊したが、身贔屓ではなく仙台が一番美味しい。
 終わって、少しは時間を過ごしてチェックアウトした。待ち合わせが、上毛高原駅で12時10分の新幹線到着時間になった。しかし、ホテルのチェックアウトが11時なのでそのままでたとしても、乗車する新幹線が無い。結局は多くの時間を何処かで過ごすのなら、1時間に1本しか無い上毛高原駅止まりの新幹線を1本早めに乗って、上毛高原駅で待っているので、迎えに来る長男が調整しなくても済むように連絡した。
 同乗して大宮から向かっている妻から連絡が来て、既に沼田に着いているので駅に向かうという。せっかく、駅で1時間くらいのんびりしようと思ったが出来なくなった。新幹線の高崎駅から上毛高原駅までの所要時間は15分だ。
 駅に着くと既に着いていて、改札口まで迎えに来ていた。体調の悪かった大宮の近所に住んでいる叔母さんが一緒に来ていた精神的に病を患っていたが、どうやら全快していたようだ。食事をすることになり、移動途中のこの街ではハイソサエティな感じの北欧風レストランに入った。
 私は、朝食をホテルでバイキングとして済まして来たばかりなのに、と思いながら食事ではなくケーキセットを注文した。息子はドリア、妻たちはカレーライスを食べて実家に向かい予定時間Ⅰ時開始の15分前に着いた。着替えて、大広間に集合して法事が始まった。正確な人数は不明だが30人程度は集まっているだろうか。お坊さんの説法が始まった。
その説法は、参列者が異口同音に言うのは
「儲かっている事を言いたかったのだろう。」
と言うことだった。
何故なら、
「私がこのお寺を引き継いだ40年前は、檀家が450軒あってもこのような法事をする家も余り無く年間で3軒くらいでした。それが昨年は葬式が50軒、法事が50軒、お通夜に呼ばれることも無かったのがほとんどの家で呼ばれるようになり昨年は合計で170軒の御宅に・・・・・」
という訳だ。
その後、お墓にみんなで向かった時に、また話が弾んで、
「1軒当たりどの位包むのか、30万円位か。」
そこにいた事情通は、
「とんでも無い。最低でも50万円は包む。今日だって、二人一緒の法事ですが坊さんに呼ばれて何度も別々にするように言われたそうです。お墓だって斡旋して1割、300万年のお墓が普通だから30万円は懐で税金も掛からないし。この坊さんで年収は3000万円を下らないそうです。」
 あんな話をするもんだから。
 あとは、特に説法らしい説法は無かった。
暑い37度を超える気温の中、誰も容態を崩す者もおらずに1時間程度の法事は終了した。ただ、お経をあげている最中に見渡すと義理の姉さんが見当たらない。終わってから、心配になって参会者の義理の一番下の弟に聞いた。
 「具合が悪くて、隣の部屋で横になっていますよ。」
 そう聞いたので、終わってから隣の部屋に行って姉さんと話をして
 「病院へ入院した方がいい。少しユックリと世間から離れないと。」
と、言っていた処に多勢の余計な集団が来て口々に、どうしたと聞く。
それが一番病状を悪化させる。
 頭が痛いので、最近救急車で病院へ運ばれたという。
 みんなで準備して、今度は街中の宴席に向かった。
これまた嫌いな宴席に出なければならないのは、義理とはいえ、遠慮したいもの。
宴席に出なければならなく。事前に
「どんな会場か分からないが、顔は出すがずっと席には居ないから。外でユックリとお茶でも飲んでるわ。」
そう、妻には言っておいたが、当然ブーイングだ。
 親族の順番からすると、私は一族の長の奥さんの直ぐ下の妹の夫。妻は、法事の席順で言えば二番目に座していた。宴席でも上位に席を占めて概ねその序列に従って配偶者とともに姉妹が座する。
 私は
 「一族の酒飲みの相手は出来ないので、酒飲み同士で楽しく飲めばいい。」
 持論を述べる。
 私以外が、酒好きで理由がどうであれ酒の席を得られたのが嬉しいだけで、誰も故人を偲ぶような話は一言もしない。
 話し相手や、飲む相手が欲しいだけで、あとはその席に顔を出してみんなとひとのどうでもいい飲んだ上の話をするかどうかで、世間的な顔を維持できるかどうかなので遠慮したいだけだ。
 真っ先に、一族の直系とその配偶者の席とは異なる孫の世代の席に座って時を過ごした。
 2時間程度だったろうか。その間、施主の長女の女婿が二度ほど席にわざわざ来ては気遣って、
 「姉妹と一緒になって付き合うことになって、我慢して貰って。」
と、いうような事を言った。
彼が長女の婿で、私が次女の婿で、あとは三女、四女と続く。その時は、よく意味が飲み込めなかったが、自分も我慢して他の女婿と付き合っていると言っているのかと、思った。
その時間を何とか過ぎて、終了後長男と伊香保温泉「小暮」に向かった。1時間程度で到着して、着替えて直ぐに風呂に入った。
 出てくると、遅れて出発した妻と次男夫婦が着いていた。7時半に設定している夕食まで暫く時間があったので部屋でくつろいで、食事会場へ。個室だった。それほど、驚くような食事の追加はしていなかったので、通常の高級という感じだった。
 2時間ほど会話と食事を楽しんで再び部屋に戻って、時間を過ごしながらいつの間にか眠ってしまった。途中で起きて、メールが来ているのに気付いた。
 由紀ちゃんからだ。あの我儘姉妹の妹の方が、
 『佐藤さんに連絡が欲しいと言われています。いま、電話していいですか。』
 そんな内容だったが、どうせまたあの姉妹が我儘言って追加でサービスを要求するのだろうと、返事はしなかった。
 あれほど、自分たちで身勝手に動いて勝手にサービス事業者に連絡して、追加だとか変更だとか、言いたい放題で、生活保護を貰っていることをいいことに、はみ出した自費も払わないで踏み倒している。
 それでも、何とか入れようとするのを私は今回の予定を言って
 「日曜日に戻りますので、その間いませんので。」
そういって、連絡しないようにきつく言い、サービス事業者には絶対に何を言われても、私に受けるなと言われていると断る様に言ってある。
 翌朝、いや、点数を確認して、月曜日に連絡する積りだ。


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