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トップハート物語(5624)立志伝敢闘編
20/03/01
2014年(平成26年)7月中旬。
 後見監督人から電話があった。先日、打ち合わせした内容の進展具合の確認だ。幾つか、手つかずのものもあれば、進展していて解決されているものもある。改めて、後見人の業務の多忙さを認識した。このままでは、ダメになるのでどうしても専任になりたいとの思いが募って来た。
 同じように、来週、予定されている上京に合わせたスケジュールの変更に、成年後見人の教育を受けた恩師から電話があった。おおむね、計画が完成した段階で私も予定を入れてしまっていた。その変更の依頼だったが、厳しい。
 当初、24日から27日まで上京して、26日には妻の実家に置いて法事に参加して夜は伊香保温泉に宿泊する予定でいた。
 しかし、昨日、成年後見人の教育を受けた恩師から得電話があって、25日の夕方から群馬県高崎市に於いて近隣の成年後見関係のNPO法人理事長が数人集合して会議を開催することにしたとの連絡があった。
 直後、その同じ日だがメンバーが替わったので午前中でもいいかとの連絡があり了解した。そのあと、私が目論んでいるリハビリテーションの打ち合わせに、東京池袋で関係者との大事な打ち合わせすることにして、24日午後1時から5時間の予定を取った。
 そして、今日の朝の恩師からの電話だ。今度は、所要で24日の午後はどうだとの打診だったが、既に予定を入れてしまっている。
 後刻連絡を貰う事になった。
 智美さんが、営業の報告と介護タクシーの車検料などの報告に来た。
 今日も朝一番で、出たいと言ったが10時半現在まだ、NPO法人常勤理事が来ない。彼女が来ないと私は動けない。
 メールを送った。遅れて来た。早くはない時間に出た。仕事が予定通り進むだろうか、大丈夫だろうか。そう思いながら、出発した。遠方の都市銀行で手数料が発生しない入金をして、ローカルバンクに行った。
 後見監督人が、私の作成した財産目録を見ながら、そのローカルバンクの数字がおかしいというのだ。総合預金通帳に、定期預金の数字が数ページに亘って印字してある。その多くは「処理済み」の朱のスタンプが押してあり、抹消されている。残っている数字をプラスすると200万円を超える。
 ところが、その
「数字はおかしいので確認して貰って下さい。」
と、言う。
 定期預金の頭に数字がある。「1」「2」などの数字が印字されている。同じ数字が幾つか重なっている。つまり、同じ定期預金のもので、更新時とか利子が付いた時に新たな金額が印字はしてあるが、「処理済み」の朱のスタンプが押してないのだ。
 その処理忘れではないかと、後見監督人の弁護士は言う。
私は、ハナから金融機関がそんな当然の処理が忘れる訳がないと思い込んでいるので、疑うことはしなかった。
 その確認にそのローカル銀行窓口の女性に通帳を見せて問い質した。すると、
 「分かりにくいですよね。」
と、言いながら手に取って机に置いて、朱のスタンプが押していた。
 後見監督人の弁護士が言うように、最後数字、この際は50万円程度の残高に変更してしまった。
 4分の1になってしまっていた。何たることだ。
 次は、残った都市銀行の2支店で振込みを行った。この時点で、12時半。私は2時から電力病院で定期検診を受けるのだ。
 昼食程度の時間はあると思って幹線沿いの幾つかの店に入ったが、すべて満席で待っている人が多く断念。
 そのまま、電力病院に直行した。間に合ったが、余裕の時間が無くて、昼食に立ち寄らなくてよかったと思った。
 検診の結果は、問題なく終わった。次の検診は二か月後。この検診は、無呼吸症候群の定期検診で、毎月内科医の定期検診と連動している。
 3時近くに、近くの天麩羅屋さんで昼食を摂った。メニューにはいろいろあったが、食べたいのは多く決まっている丼物や定食ではなく、チョイスする天麩羅とご飯が食べたい。
 しかし、メニューにはチョイスはあるがご飯やみそ汁の単品はない。仕方がなく、天麩羅定食とキスの天麩羅をチョイスした。来たものを見て、びっくり。かき揚げしかない。もう一度、メニューをよく見る。
 かき揚げ定食という文字を見るのを忘れた。内容は、「イカ、エビ、野菜のかき揚げ」と書いてある。てっきり、イカとエビが別に出てくるのかと思ったら、すべてを混ぜたかき揚げだけだった。
 夕方戻って来た。7時まで仕事をした。
 大宮の妻に連絡した。帰る予定を告げた。そして、
 「これからは医療を遣らないと介護はダメになる。もうやめてもいいが、社員が若い人が多いし子供もいる。もう少し遣りたいので、2,3000万円の資金が必要になるので、出してくれるか。」
 「はい、はい。」
 二つ返事で、OKになったので気持ちが高揚して何の心配事も吹っ飛んでしまった。
部屋に戻って今日のメニューを考えた。作り置きもたくさんあり、食べないといけないものもたくさんある。
 休みの態勢でいた夜9時過ぎに由紀ちゃんから電話が入ったが、分からずでなかった。Mailが来たのを気付いた。自分が、被後見人の日常生活の金銭管理をしているのだが、大きな間違いをしてしまったので、許して下さいと言う事だったが、精神的なダメージ回避に苦労した。
 『金銭管理のうち5月の出金を間違えてしまったのです。』
と言ってその理由を長々と書いて来た。
 実は、生活資金の説明を後見監督人にして少し余裕のあるような説明をしたのだが、それは実績に基づいて作成した。
 その実績が間違っていたというのだ。金額的に多額になって数十万円の間違いなのだ。
 それを、気にして、また、輪を掛けて居宅介護支援事業所管理者が後見人と日常生活費の高騰の説明を求められているのを告げたようだ。
 気にする由紀ちゃんなので、私の細心の注意を払って気にしないでと、何度もメールを送った。
 そう言っても、気にして何度も何度も理由を自分のミスだとして、謝罪して来た。痛いほどの文面に、答える言葉を失って
 『了解しました・。』
簡単に応える。
 しかし、尚も謝罪する。
 『お許しください。』
との文面に、ついに
『私も大きな問題を起こしました。何の問題もありません。私は800万円ものミスを犯していますので。』
 と、安心させようと必死。
 『残高が合わなくなります。本当に申し訳ありません。大丈夫でしょうか・・・』
と、また謝罪。
 『過ちては即ち、改めるにしかることなかれ。すべては明日に』
痛いほどなので、ことわざで逃げる。
 『すべては明日に。ことわざの意味を調べてみます。今後、同じ過ちをしないように気を付けます。お返事有難うございます。』
 『お疲れ様です。不正をしたのでも使い込んだわけでもありません。自ら省みて直くんば千万人と雖も我往かん、の気持ちを持って。』
 また、長々と謝罪が続く。いつまで続くのか。
 『間違いに気付いたらすぐに改めた方が良い。困難な道であるけれど、逃げてはいけない。という意味でした。私は何事も自信が無くて・・・・。ありがたいお言葉を頂戴できてうれしいです。ありがとうございます。』
 『明日宜しく。数字だけ頂ければ、あとは私が遣りますので。お休みなさい。ご苦労様です。』
 まだたくさん続く。結果的に、
 『遅くまでmailしてしまい、済みませんでした。』

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