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トップハート物語(5614)立志伝敢闘編
20/02/25
2014年(平成26年)7月初旬。
 忙しい、忙しい。動けないし、課題が全く処理されない。特に後見関係は忙しい。いや、それに専門化したような日々だ。
 昨日、市役所に行って市長申し立ての申し入れをしてきた。担当課長にお願いしたのだ。この市は、市長申し立てを受けない。やらないと決めているようだ。そのご本人は長谷川式の点数がほとんどないのに、自分の名前だけは書ける。書けるので、訪問販売の詐欺に引っ掛かる。
 しかし、市は地域包括支援センターからの相談に
 「字が書けるから駄目だ。」
 と、言ったらしい。
 そのことは、言わないで市の担当部署の課長に相談した。昔から、この地に来た時からの顔馴染みでおせわになっている。課長は、お世話になっていると言っていたが、困難事例を受けていたということだ。
 そのよしみではないが、内部で相談するとの返事を頂いた。その返事が朝来た。担当部署と検討して、再度その担当ケアマネジャーとご本人と面談して結論を出すという事だった。恐縮した。
 10時半に社会保険労務士が来ることになっていた。その時に、お茶を出してくれるのをNPO法人常勤理事に頼んだ。しかし、来る期待は持てない。一応連絡はしたが、いつもまともに来たことがない。
 ちょうど、用件があって居宅介護支援事業所管理者が来た。
 「午前中空いているか。実は、社会保険労務士が来るのでお茶を出して欲しい。また、そこにいてどんな話をするのか勉強して欲しい。」
 「わかりました。いいですよ。」
 と、言ってそのまま待機した。
 さすがに忙しくて、電話がひっきりなしに掛かってくる。
 一番の問題は被後見人の転居だ。転居に関することが大きく、一生懸命だ。やっと、昨日、私が被後見人宅を訪問し転居先が決まった。ところが、難問が持ち上がった。契約だ。契約には、保証人が必要だ。保証人は第三者じゃないと立てられない。
 後見人は保証人になれない。
 社会保険労務士が来る。1時間半ほど、社会保険関係。例えば、出産する予定の社員に対するこれからの手続きなど、育児休業が終わった社員に対する書類。賃金規定を変更したので、その関係。など、数多くの処理をした。
 12時になって、一旦部屋に戻って昼食を摂る。すぐに出て、市内の三菱東京UFJ銀行に向かった。被後見人の財産の残高の件だ。残高証明を貰うだけで相当の日数を要する。いや、その前に手続きだけで相当の時間を要する。
 多くの銀行支店に行かないといけないような状態なのだ。その最初の、始まりだ。
 順番待ちをしている間に、税金と労働保険の支払いを済ませた。笑うほどに、残高は無くなっていたのだが、今日の振り替えで270万円余りを取られていよいよ危機の水準に近づいて来た。
 ファクタリングを止めたので、その月が入金なしになり、というのはやめる前の月には先払いで貰っているので、通常の2か月遅れの支払いは無くなった。その影響で、入金が無いのに支払いが勿論生じて、そのうえ、決算時期と重なって大変な状態になった。決算時期は決算調整で年払いの金額が多額なのだ。
 入金が無く支払いが生じるという二重苦の中で今月を迎えた。
 やっと順番が来て、残高証明書を出してくれる席に座った。説明をして、手際よく処理してくれて、データを出して検索してくれた。
 何と、
 「ほかの支店にもお口座がありますね。」
 「えっ、本当ですか。私が預かっている中にはありませんが。」
 「お名前、住所、生年月日など入力しましたが、他の支店にもありますがどうしますか。」
 残高証明書よりも、その方が重要になって来た。
 当然、通帳が無いので再発行を依頼した。
 そのうえで、残高証明書をお願いした。
 成年後見人の登録手続きが最初で、預金種類ごとに作成した。
慎重にしたつもりでも、結果的に間違ってばかり。やり直しはしなくて済んだ。
法人の代表社印を持って行った。
しかし、それにしても無いものから有を生じる。ありがたいことだ。
他の金融機関でもしてくれるだろうか。この三菱東京UFJ銀行だからしてくれたんだと思った。やはり、私も関東から来たので三菱の名前には愛着がある。
良かった、私の取引銀行もその三菱東京UFJ銀行なのだ。
後見人冥利に尽きるとはこのことだ。
時間は幾ら掛かっても収穫があった。
その収穫を得た喜びが、通常の業務の何倍もあった。
今日は最近にしては、一番喜びが大きい。この喜びをどう表現したらいいのかわからない。
逆に、住宅関係を回っていた居宅介護支援事業所管理者は大変だ。
うまく進まない。保証人の問題だ。後見人でなければ、保証人になってもいいのだが、後見人では厳しい。誰も、身寄りが居ないのだ。身寄りが居なくて、保証人も居ない。万事休すだ。
夕方から、サービス担当者会議があった。
困難な姉妹の家族に翻弄されて、嫌な会議だったが何とか乗り切った。


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