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トップハート物語(5605)立志伝敢闘編
20/02/17
2014年(平成26年)6月下旬。
 恩師が到着する夕方までに、まずしなければならないのはクリニックに行って掛かり付けの医師に定期診察を受けることだ。いつも一杯で待ち時間が長いので、研究を重ねてそれを避けるようにアタックしている。
 確実なのは、先生の休診日で代わりに大学の医学部インターンが来る日だ。木曜日は確実に空いている。みんなは、先生の診察と会話によって安心するのだ。私はまだその年齢に達していなくて、実質が得られればいいと思っている。
 朝、今日診察に行く決心をして体重を図った。最近は、腹もへっこんで首も細くなり顎が分かるようになって来た。自信を持って体重計に乗った。私は、診察に行く時だけしか体重計に乗らない。
 期待を持って見た数字は、全く変わり無い。いつもと、同じ80キロを超えている。困ったものだ。意識して野菜を多く食べたり、豆腐やがんもどきと言ったヘルシー料理の摂食をしている。
 昨日のしゃぶしゃぶが悪かったのか。大分ショックで診察に行くか行かないか迷った。迷ったが、行くことにした。あと、機会は月曜日しかないのだ。必ず、月1回の診察はやめることは出来ない。
 クリニックはイオンモール内にあるので、ATMに立ち寄って3階のクリニックに行った。ATMにて、残高を見た。自動車保険が引き落とされていた。年払いだから140万円余りだ。頭になかったので、少し驚いた。今月は決算月で、経費の引き落としが多い。
 家賃も年払いで、300万円程度支払った。そのほかにも毎年年払いの支払いが重なる。社会保険労務士には二つの契約で50万円程度支払う。
しかし、今年は様相が異なる。ファクタリングを3月で止めたので、早い支払いが受けられなくなった。つまり、4月の介護保険売上の8割が5月の15日に入金されるのがなくなった。3月の売りげの8割は既に4月の15日に入っている。
 つまり、通常入金される3月分の2ヶ月後5月末の入金は無いのだ。既に、4月に入っているので。その入金ペースでこれまで資金繰りをしていたので、5月の支払いが厳しかった。
 今年初めから月50万円の経費削減を実施してきた。そのために、おかげで問題なく推移してきた。ところが、この6月の決算月おいて毎年年払いで決済を行なっているのがたくさんあり、自分のプライドとしての窮地に立った。
 6月決算で昨年の現金在高は1200万円だった。
今年も同じくらいにしたいのだが、この1200万円の中身は、本来まだ入ってこない55月の介護保険の売上の8割が既にファクタリングで入金されているのだ。実質現金は450万円程度なのだ。
 それを、そう考えたくない。あくまでも1200万円が前提して頭から離れない。
そこで、まず、労働保険の年払いを7月の10日までの規定に従って、毎年決算対応の経費としての支払いを止めて7月に入ってからにすることにした。この分と私の役員報酬を今月の支払いではなく、7月に入ってからにすることにした。
 逆に、大東市からの支援の入金が遅れている。毎月100万円以上あるので、どうなっているのか。また、就労支援の入金も大分遅れている。資金の調整が大変だ。
 クリニックに行ったが、やはり待合室も満席で
 「10番目になるので、50分程度お待ち頂きます。」
 「それでは、そのころにまた来ます。」
 そう言って、出た。
再度訪問したクリニックでの定期検診は、問題がなかったが、相変わらず
 「体重を減らさないとダメだ。糖尿になったら色々な病気に関わってくるので、体重をまず減らして下さい。」
 と、新陳代謝が年と共に衰えてくると当然のごとく、日々の生活を注意するようにとの指導だった。
 突然、血液検査をします、と言われた。
 「糖尿の検査は朝の食事摂取は余り関係ないから。」
 一旦戻っている時に介護責任者の由紀ちゃんが、来た。
 「実は、これまで社会福祉協議会から依頼を受けて、利用者へのひと月の生活費を預かって、処理していました。この度、その担当者が来て『監査で、あんしんサポートの契約者のお金を事業者に預けるのに何か契約書があるか』と指摘されて、と言って契約書を持って来ました。」
 「いいですか、利用者家族から言われて、月に数回に分けて生活費のうち調理などの買い物に使う金銭を利用者の家の一定のところで預かって管理をする時にも、契約書を交わしていたよね。しかし、その社会福祉協議会から預かって事務所で金銭を管理し、支払いの明細や入出勤帳を見ると、入浴サービスやレンタルへの支払い、公共料金の支払いなど代行してやっている。それは可笑しいでしょう。もし、事務所に置いていて無くなったらどうする。合わなかったらどうする。その作業は社会福祉協議会が契約をして利用者からその報酬を頂いているうちの仕事だ。ヘルパーの地位が低いとか評価されないとか言うが、それは自分たちがいい加減にそうしているからじゃないのか。ボランティアで如何にもいいことをしているような気になって。しかし、社会福祉協議会は金銭を得てその管理をしている。鵜飼の鵜になって、どうやって地位を上げるというの。学んだろう。市民後見講座で。ちゃんとした報酬付与を行える後見人になろうと。ボランティアでは継続出来るか疑問だし責任感も生まれない。ちゃんと、仕事をして報酬を得ないと。利用者も金銭的な余裕があるのだから。」
 神妙な顔をして戻って行った。
 一旦、部屋に戻って、食事をして横になった。
 遅く起き出して、4時に約束の新規事業所の責任者宅に行った。
迎えに行った足で、新幹線の駅に恩師を迎えに行った。この日、おいでになり、翌日に後見人養成講座の講師をお願いしている。
 定刻通りに新幹線の駅に到着した。迎えの車でいつもの駅前のホテルに投宿。30分ほど時間が空いているので、フロアにて社員と話をして揃ったところで12階ラウンジに移動。
 今回は、管理者のみ8名を同席させた。鉄板焼きの個室を貸切、2時間半ほど食事に時を過ごした。昨日は、優良従業員表彰祝賀会でしゃぶしゃぶで終えたので今日は海鮮にした。
 食事が終わってから、ラウンジのバーに移動してデザートを頂いた。これは、海鮮コースに付いているデザートなのだが、
 「お酒を。」
と、ウェターに言うと
 「デザートが終わってから。」
と、言われてピアノの生演奏と生歌を聞きながら、お茶とアイスクリームをみんな頂いた。
この席上、先生と隣に座り二人で話をした。
以前も、二人だけで話をしたいと言っていたが、機会がなかった。二人だけというのはなかなか難しい。
 この日は、海鮮コースの食事の席では、先生は真ん中で私は端っこだった。私がそう位置取りをしたのだ。少しでも、先生の身近に触れて、気後れしないように図ったのだ。
 重要な、今後の展開を話しした。いよいよという感じだ。加えて、情報交換などをさせてもらった。その中には、書籍の出版の話も加えた。先生がこの日発売になる本の執筆者となっているようで、地域後見の関係らしい。
 私の方の話も提供した。
 終えてから、先生がやおら立ち上がった。部屋に戻るというのだ。
 それならと、ご挨拶をして見送った。
 飲み足りない社員を全員残して、再度飲み始めた。
 そうすると、先生がまた顔を見せた。
 「帰らないの。」
 「いや、折角来たので、まだ飲んでから戻ります。」
そう言うと、再度腰を下ろしてみんなと歓談してくれた。
 23時近くになり、席を立った。あすの講習があるのだ。
 外は雨だった。来るときは快晴で傘をみんな持っていない。
強い雨だったので、みんな車に便乗した。しかし、遠い由紀ちゃんが帰れない。自転車できたのだ。何度も断る性格の素直さがないのに辟易しながら、強引に車に乗せて大東市まで送り届けた。
部屋はマンションで、届けていない住所に引っ越していたのがわかった。

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