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トップハート物語(5603)立志伝敢闘編
20/02/16
2014年(平成26年)6月下旬。
 冷や汗が出ている。どう処理していいか分からないが、問題が提起されるのは目に見えている。人のことをとやかく言っている立場では無くなるのだ。
 被後見人の財産管理をして、そのひと月後のデータを作成していた。チェックをしている最中に、財産の一部が不足しているのが発見された。おかしいと何度も見直す。その該当する金融機関のデータを見た。
 おかしい、家庭裁判所へ提出していた財産を証明するものがないのだ。いや、紛失している訳ではなく、証明するために写を撮ったのだが、その部分に数字が無いのだ。原本に数字がないのに、何故、家庭裁判所に提出した財産の一覧表に記入してあるのだろう。それも、相当が額だ。
 再度、何度か見比べた。気付いた。なんと、証書の表と裏に金額があり、その綴ってある順番が錯綜しているのだ。A銀行の預金コピーの次に定期預金証書の裏のコピーが続いている。だいぶ離れて、定期預金証書の表が綴ってある。
 つまり、A銀行の普通預金の他に定期預金としてその金額が計上されていて、次に定期預金証書の表の部分がコピーされている。両方とも同額で、A銀行で定期預金として定期預金証書の裏面で、B銀行の定期預金証書のオモテ面でと二重に計上してあるのだ。
 その裏面には、銀行名など入っていないなくて、完全にミスってしまった。既に、この財産額で届けて審判が下りているのだ。大変な問題で、その不存在の証明も大変だ。それだけではない。もう一つ、問題が生じた。
 とにかく、この被後見人は多数の預金通帳と保険や投資信託、定期預金などの証書を持っている。その扱いは慎重にしているのだが、先日、自宅からひと月目の報告書を作成するのに、立会いを付けて持参して来た。
その膨大な量の財産関係の山を確認し始めた。今度は、定期預金証書の一部、一枚が見当たらないのだ。これは、大変だと、何度も何度も確認した。無い。
 訪問介護事業所の責任者が、在宅での財産もどこにしまっているのか被後見人といつも確認し合っている。そのことから、訪問介護事業所責任者に連絡して確認しようとした。
 時間を見つけて来て貰った。
 「実は、定期預金証書1枚が見当たらない。」 
 「それは、3月に生活資金が無くなったので銀行の職員に来て貰って解約したと思います。その現金の一部を普通預金に入れて、残りを手元資金として家賃や介護サービスの支払いに充てたと思います。」
 と、簡単に言われてしまった。
 被後見人の後見申し立てをした後、審判が下りるまでの数ヶ月間の間にその手続きが成されたのだ。安心した。そうすると、私が見落としたというか確認を行ったことによって生じた問題をどう処理していいのか途方にくれた。ただ単に、間違ったのではなく家庭裁判所の審判が下った内容の訂正なのだ。それも、財産関係の数字だから厄介だ。
 朝一番で、花王の社員が来た。花王とは取引があり、おむつや衛生品の販売を目指していたのだ。しかし、忙しさで、途中から中途半端になってしまってわずかの販売が全くなくなってしまった。
 当然だが、取引のないところとの契約見直しがあって、一旦、収めていた保証金を返還したいとのことだった。当然のことだ。実数が伸びないことをお詫びして、
 「契約を解消したわけではないし、口座も残っているのでいつでも再開は出来ます。」
 と、いうことだった。
 大麦を使ったお菓子を取り寄せて、各部署に配った。何度目かだが、初めてのお客様へは半額で販売している。その半額になるために、既に3度目なのだが隣のマンションにある訪問介護事業所の名称を使用した。
 11時に出て、銀行に立ち寄ってから、百貨店の地下食品売り場に行った。港直送の新鮮な魚をジャンケンで勝ったお客様に安く提供するという。その勝ち上がりを目論んで参加した。結果は、3度とも惨敗だ。
 部屋に戻って、半額の170円で買ったとろろそばセットを食べた。既に賞味期限ギリギリで固く固まっていた。ジャンケンで惨敗した結果だ。
 27日金曜日は、この守口の居宅介護支援事業所管理者が商工会議所から優良従業員表彰を受けるので、宴席がある。大東市の木曽路で「最高霜降り牛」が破格で27日まで食べられる。
 一人4000円程度なのでここに宴席を設けた。
 そのことと、翌28日には東京から、後見事業を進めるにあたり影響を受けた東京大学にて助教を3月までされていた恩師が後見人養成講座の講師として来るので歓待したい。連続になるので、そんなにカロリーの高いものをいま食す訳に行かないと思っている。
 昼間から何度も、前々から相談に乗ったり話し相手になったりしている障害の女の子がいた。その子のことで社員を中心に頭を悩ますことが山積してきた。精神的な安定が無くなってきたのか。
 それまでは、普通の話が殆どだったのだが、段々とワガママが出て来て勝手にヘルパーさんに電話をして通院の依頼をしたり、移動介護の要求をしたり。それに、段々と応じなくなると、私に電話してきて担当者に連絡させるように要求するようになった。
 その事を重要視して、支援センターや市役所などとその対応をシステム化するように要求した。いつも、病院に連れて行ってくれというのが主なものだ。
「救急車を呼ぶようにして。」 
 「帰りのタクシー代がない。」
ひと月、家族で8万円のタバコ代が掛かると言っていたのを、思い出した。
今は、電話に出ない。何度も掛かってくるが出ない。もう、取次の電話は出ないようにしないと、社員が困るのだ。
 夕方、妊婦で支援のサービス提供責任者の彼女が来た。
11月に出産だという。
実家の近くに引っ越して、電車通勤になったが3ヶ月定期で8万ほど掛かる。その彼女と色々な話をした折に、その障害の彼女の担当なので話が出た。
「性格的な変化があり、仲良くしていたのが、急に『敬語を使って』と言い出して。」
などと、言って困惑していた。
 先日、後見関係の恩師と一緒に来た東京大学にて同じ助教をしていた山形出身の女性の先生からさくらんぼが送られてきた。
 やはり、本場山形のは美味しい。
 妊婦に半分ひと箱分けてあげた。


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