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トップハート物語(5597)立志伝敢闘編
20/02/13
2014年(平成26年)6月下旬。
 意識をしない時間もあったのだが、やっぱり心のどこかに影響があり心労がキツイ。昨夜、楽しい筈の女子会だったが、飲めない。進まないのだ。そのうえ、どこか精神が厳しい。つまり、倒れそうな意識がずっとあって、進まない。
 確かに、時間は5時間と長時間だった。それでも、厳しかった。
 彼のガン告白は、軽度だと言っていても、周りにそのような病の人が何人かいて、去っていった。その年代になったのだと意識した。その意識が日頃の言動とは異なるなと、自分でも思った。
 「人は、いつかは死んでいく。遅かれ早かれ、死んで行く。だから、無理に生きようとは思わない。それが人生だ。」
 そう公言している。
 私の感情は自分に向けたものだとは分かる。つまり、自分が残ってしまう、そういった感情だと思う。自分だけは、残るという思いがどこかにあるのだ。
 その感情は、取り残されるに通じるのだ。
 一夜明けがこの日も朝から調子が悪い。なんだったら帰りたい。帰って布団の上に倒れたい。横になりたいという感情があった。
 しかし、スケジュールでは10時に由紀ちゃんが来る。後見人としての活動だが、最期に残った銀行に赴くのだ。相続人の後見人になった。その相続する財産の確定の一部として、銀行預金の残高証明書を受けるのだ。まだ、それも序章に過ぎないようだ。
 その後の手続きは、経験のない私にとっては厳しいが勉強と思って進むだけだ。
 気が重いが、由紀ちゃんが来たので顔には、当然だが出さずに話をした。腰痛を引き起こして、勤務が事務中心になったサービス提供責任者。年齢が高く、入社する前の面接の時点から
 「55歳くらいになった時から、腰痛とか発症して介護はできなくなるので次のことを考えておいて欲しい。」
 そう、告げていた。
 その通りに、55歳のいま腰痛が、原因は私と同じ腰椎分離すべり症になっていた。
 その彼女の勤務体系がどうなっているのか、介護責任者の由紀ちゃんに聞いた。
 「事務中心で、一杯一杯です。事務担当も増えて、隙間がありません。ただ、定時に帰って貰っています。」
 そう言っていたが、
 「もし、定時に帰れるなら後見関係の事務処理をして欲しいので、定時後数時間でも働けるかどうか確認して。」
 問題は、自分の仕事の配分が出来るかどうかだ。自分が抱え込んで、他の部下が時間を持て余している。そのような状態では困るのだ。
 当社の管理者は、労働基準法でいう管理者ではない。なので、超過勤務手当はつく。それも、基準が160時間を超えた時間全てだ。大きな金額になる。
 その既得権を手放さなければ、下の者の収入が制限される。若い者が辞めたいと思うのを懸念しているのだ。確かに、続かないのが問題だが、待遇も制限しているわけではなく、年収が働きによって多く得られるように図っているのだ。
 働きたい若い人、能力があるのに働かせて貰えないのでは問題だ。
 既得権とばかり、仕事の独占を図って自分は残業しているが若いものを早く帰すでは組織の維持が出来ない。
 出発して、最初の都市銀行へ向かった。窓口での対応は4行目なので大体分かったので、それぞれの銀行によって異なる必要な書類を教えて欲しいだけだ。それでも、相続人の後見人という立場の人間が被後見人の残高証明書を取りに来ても、特殊なケースなのでなかなか難しいのは分かる。
 だから、我慢しないといけないので気を長く持って対応した。これまでの銀行では、女性が窓口にいて、不快な言動があり分からないから尚一層高圧的になる。
 それが、後ろから男性が出てくると一変する。調べて、対応や言葉遣いも不快感がないし、同行の女性たちも
 「やっぱり男性の方がいいです。女性だと、意地悪で分からないことでも適当に答えて、間違いを指摘しても返事もしない。」
 ここは、最初から要件をフロアレディに伝えていたので、最初から男性が出て来た。応対もいいし、本当に良かった。しかし、慣れないので内容は曖昧なものがあったが、電話で本部に確認して、
 「すみません、間違ってお答えしてしまいました。」
 そう言って、修正をして丁寧に順を追って対応してくれることになった。
そのあと、もう一箇所金融機関を回ってから昼食にすることにした。
 時間を言って、新規事業所の責任者と居宅介護支援事業所の管理者を誘った。合計5人で、隣の市のイオンモールの回転寿司屋に行った。最近、回転寿司といっても回るものは取らずに、別に注文するのがあたりまえになった。
昨日の3時ころに、その回転寿司に初めて入った。お客さんが全くいなかった。それでも時間がそうさせるのかと思って気にも留めていなかったが、今日は12時過ぎに入って、同じ状況だった。
 世の中景気がいいというが、一体どうなっているのか。この店は、みんなが言うように、ネタは大きいし、新鮮さが分かる。それなのに、一体、どういうことなのか。
 モール内は、高齢の男性が決まったようにソファに座ってボーッとしている。バギーを押した女性が結構多く歩いている。暑い盛りで、避暑に来ているだけで、消費者ではないのだ。店店には、お客様が全くと言っていいほど入っていない。
 戻ってきたが、調子が悪いのが収まらない。やはり、親友のガン告白が尾を引いている。いずれ自分も何かの示唆があるだろうが、自分であっても友であっても辛い。

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