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トップハート物語(5592)立志伝敢闘編
20/02/10
2014年(平成26年)6月中旬。
昨日の土曜日、ネットで注文していた埼玉の煎餅が届いたが誰もいなかった。私のいる事務所と隣のマンションにある介護事務所。念のためにと、両方に分けていた。ひと缶3000円のを4缶注文した。
 何しろ、人数が多くなったので大変だ。その缶がこの事務所に全部届いた。昨日、不在なのでクロネコヤマト宅急便から電話連絡があり、この事務所に全部届けさせたのだ。隣の介護事務所に来るかもしれないと連絡してあったので、居なかったことに対して理由をわざわざ言って来たのは、あの由紀ちゃんだ。
 昨日、講習料3万円を支払って受講してきた講習内容をメールして少し聞いた。
『佐藤さんが言っていることがほかの人から聞いただけでした。』 
その私が言っていることをあまり真剣に受け取らずに、少しのんびりしていた彼女に喝を入れるために行かせたのだ。
 その効果が得られるのなら3万円など安いものだと思っていた。その由紀ちゃんに、せんべいが届いたから取りに来て、とメールした。
 しばらくしてから、来た。相変わらず、色白で綺麗な顔立ちで、背も高くスタイルが抜群だ。それでも、全く自分には自信がないといつも控えめで逃げ腰。今回のセミナー受講してきた内容を皆さんにも伝えて下さい、と言うと無理だという。
 人前で話をする自信がないというのだ。先日、一緒に食事をして学校を卒業してからの最初の職場の話を聞いた。直ぐに職場の長になったようだ。その時に自分の給与がしれてしまって、みんなから協力が得られなくなり負担に耐えられなくなり、退職してしまったようだ。
 それから、欝が始まって引き籠もり。彼女を確保するのも一筋縄ではなかった。何度も断られて、断られてやっと手に入れた。あれから既に8年を経過する。彼女34歳の時のことだ。
 あれから全く変わっていない。ただ、心配なのは痩せていることだ。入社当初は少しふっくらとしていた。それが、今では痩せ過ぎと感じるほどだ。自分でも知っていて、健康診断は絶対に受けない。
ときには、同僚に
 「私が死んでも会社に迷惑が掛からないように遺書が机の中にありますから安心して下さい。」
 などと、言う。
 先日も、ディズニーランドでのマナー研修に参加させようとしたが、飼っているうさぎが心配だと、言い張り、結果的には無くなった。
 その彼女から、昨日のセミナー内容の報告を受けた。
 内容的には、どうということはない。ただ、収穫は
 「これまで佐藤さんが言っていたことをほかの人の口から聞いたというだけです。佐藤さんの言っていることが分かりました。そのために、NPO法人を創って色々な事業をするということですね。私も今までのようにノンビり安心していたのではダメだと分かりました。」
 それでいいと安心した。
 その他に、これからの事業や今回やっとNPO法人に加入されたことでの事業推進に花を咲かせた。
 「時間の過ぎるのは早いですね。」
もう、1時間半も話していた。
 日曜日だというのに、申し訳ない。
 その日曜日の8時に、介護・支援管理者が来た。
 報告などあったあと、アセッサー講習の話があった。このところ、数件の資格を取得するための研修を受け続けている。まだ、まだ、有るのだ。
 「いいか、大変だが勉強できるのは40代までだ。50代になったら意欲がなくなる。無くなった時に、一般の人間は経済的に困る状況になる。あと10年だ。この10年だ。いいか、2015年に来るんじゃなくて、その年までに大変な時代が続く。あと10年なったら50代だ。50代の女性の仕事は限られる。その時に、この資格社会で持っている資格と経験がものを言うんだ。俺たちの高度成長期とは違うということを何度も言っている。自分たちの将来のために、今の努力が生きる。」
 そう言って励ました。
 今、どんな人と会っても、真面目なテレビの番組でも冷静に見ればこれからの日本の置かれる立場、ひいては自分たちの位置を心配している。しているだけで、何も出来ないでいる。
しかし、その中で、僅かに出来る位置にいるのが自分たちだということを知ってほしい。まだ、大丈夫だ、会社的には経済的にまだ大丈夫だと言った。
 一旦部屋に戻った。戻って、食事を作った。簡単に魚を焼いて、カツを卵とじして創って、食べて眠った。
 再び、3時に出勤した。NPO法人が運営している後見関係の相談内容をまとめる仕事に取り掛かった。それまで、山と積もっていた書類を片付ける。余りに多いのでやる気も失っていたが、そうはいかない。
 保険が概ね6月で更新なので、保険証書の入れ替えをした。沢山ある。重要書類が余りにいい加減に放置してある。個人情報の大事なものもある。しかし、この部屋自体が金庫のようなものだ。
 こんなに時間がかかると思っていなかった。一人の方の関わりを埋めるだけで、3時間も掛かった。こうして時系列的に追って行くと自分が残した軌跡が分かる。財産管理と事務委任があった高齢の方、関わってひと月半で亡くなった。
沢山の問題と経験を頂いた。ひと月半で14回も訪問した。月8000円の契約だった。7時過ぎに終わり、戻ってまた食事だ。今度は魚と炊き込みご飯だった。


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