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トップハート物語(5586)立志伝敢闘編
20/02/07
2014年(平成26年)6月中旬。
 朝一番で、キラキラ目の珠緒ちゃんが来た。今回、成年後見人として1年間の実績報告が求められていた。
 なんとか頑張って、指示に従って今日は朝一番で来た。作成の追加を指示して、やっと完成した。家庭裁判所に持参するように指示した。いつもなら、私が同行するのだがしない。自立するために。
 彼女たちの報酬も支払うことにした。大変だが、その行為に対してなんとか報いたい。今回は月5000円程度だが、ゆくゆくはこの後見業務でご飯が食べられるくらいまで持って行きたい。
 その指示をしている間に、今度は後見書類の準備をしている新規事業所の責任者が来た。彼女もかなり忙しい思いをしながら日々の仕事をこなしている。だが、今が一番の頑張りどきだと、ハッパをかけ励ましている。
 少しでも業務を軽減しようとサポートするが、あくまでも主体は彼女らで私はとっかかりだけ関わって行こうと思うので、最後の部分や中核となる業務は待ってでもさせるので時間が掛かる。
 一旦辞した彼女と入れ替わって、今度は育児休業を終えた彼女が来た。二人目の出産で、二度目の育児休業明けだ。新たな契約を結ぶためだ。一度目の育児休業明けと次の出産の間には、保育園の送り迎えがあってみんなと異なって5時に帰っていたが、余り私はこだわっていなかった。
 しかし、今回は、同僚から不満が出た。早期退社なのに給与が減額されないのはおかしいと。その内容を開示しろと言ってくる者もいる。仕方がなく、8時間労働の中での7時間労働なので、8分の7の基本給契約をした。
 それは、直ぐに終わったが、担当する障害者の家がダニに覆われていて、ゴキブリも闊歩している状況に接し、その防止策を講じるように言った。
 「例えば、終わったら衣服を着替えて風呂に入ってから次の業務に移行するように。赤ちゃんがいる家庭に、そんなシフトを組むのはおかしい。俺の時は、子供がいる家庭や若いお母さんのヘルパーは外した。また、どうしてもという時には風呂に入ってから次に行くように配慮するようにしたが、俺が管理者に言おうか。」
そう言ったが、遠慮していた。
 話が終わったところに、再度、新規事業所の管理者に来て貰った。今日中に、彼女が担当している後見依頼の方の処理をお願いしたのだ。
 3時まで時間が空くというので、指示をした。まず、寝たきりの状態で、家庭裁判所に行って面談を受けることはできない。加えて、医師の診断書では、植物人間で廃用症候群を患っているとの診断に加えて、判断力や会話を理解する能力がないとの内容が記されている。
 問題は、
「そのような状態で本人申し立てができますか?」
 と、いうことだ。
 裁判所に予約を取るときに、医師の診断書の内容を彼女が言ってしまったので逆に疑問視された。
 彼女の会話の問題が少しあるので、強く注意した場面もこの時にあった。
 判断能力があるのと移動できないことを書いた上申書を作成することにして、本人の印鑑が必要になるので、入所している施設に連絡させた。
 そうすると、
 「植物状態で判断能力がないと聞かれるかも知れないので・・・・」
と、相手の施設長に言い始めたので慌てて言い直させた。
 「かも知れないではなく、言われたんだろう。」
つまり、私としては、仕事はしているのだと言いたかったのだ。
全く進んでいない状態なので、相手に不安視されないように連絡させているのに、裁判所から言われた事実を告げれば、やっているのだと思うだろう。
 そして戻ってきてから言うのには、
 「今日出す予定ですと言いました。」
 何も自分から全く進んでいないというようなことを言わなくてもいい、聞かれたら言えばいいんだ。
 そんな彼女との攻防の間に、キラキラ目の珠緒ちゃんが家庭裁判所から戻って来た。生き生きしていた。
 「行ってきました。怖いと思っていたら、優しい担当者で綺麗な方でした。報酬申し立てをしないのですか、念の為にと報酬付与申し立ての書類をくれました。」
そう言って、預かって来た書類を出した。
 付与の申し立てはしないと思っていたが、彼女の仕事に報いるのと勉強のために書類作成をさせようかと迷っている。また、そのようなことを言われたと言ったことに、ついに当特定非営利活動法人が認知されたのを感じた。
 何でも金にならないと、このような後見業務を拒否される人が多いがそうではないのだ。これから、実績を積んで行く思いを強く抱いた。
 作成や必要な書類の収集などさせて、最終確認の段階で私の出掛ける時間が来た。銀行へ、税金の支払いだ。
 振替を終えて、家庭裁判所に向かった。申し立てに必要な印紙や切手を購入するためだ。
 しかし、いつも
 「後見の切手と印紙を一式下さい。」
と、言えば直ぐに準備してくれた売店の販売員が
「幾らと言われましたか?」
 何度もきいいて、言わないと売らないという。
 何があったのか。私はネットなどで調べたが、なぜか知らないが統一されていない。訳が分からないまま、上に上がって一休みしてNPO法人常勤理事に家庭裁判所に電話を掛けさせて確認させた。家庭裁判所の中にいるのだが、電話させた。
 ネットで見た裁判所のホームページの金額と異なる。それでも、分かったので再度地下の売店に行って購入した。
 それで終わりなので、戻って来て事務所にて仕事をしてから、隣のマンションにある介護事務所に行った。年に数度しか訪問しないが、今後、ヘルパーさんの支払いの報酬の計算を自分たちでしてもらうことにしたのだ。
 腰を患って、動けなくなる脊椎分離すべり症になった少し年の行った社員に処理を教えるために行った。30分の積りが2時間にもなってしまった。それでも、結果が出ずに再度明日教えることになった。
 なぜなら、私には買い物に行かないといけない仕事がまだ残っていた。
健康のために毎日摂取しているヨーグルト、ヤクルト、卵などが不足している。
 明日も同じ百貨店での買い物があるので、少しだけにした。

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