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トップハート物語(5579)立志伝敢闘編
20/02/03
2014年(平成26年)6月初旬。
 朝一で、研修センターに行った。9時半から12時半までの就労支援授業だ。今日のテーマは「労働・安全・衛生」だ。しかし、ひところと異なって、真剣に仕事に就きたい真剣に学びたいと思ってくる者が少ないのだ。其の者に、法律などの解説や労働者の権利だけを言うのでは、実にならない人達になっている。
 だから、こちらも少しは程度を低くしたり、これまでと内容を変えたりして講義をしている。今日も、全く教えたいという意欲がなく気が入らないで終わった。事前に、事務局責任者から言われていた受講生の見込みのある者の面談も、いちオシの受講生が休暇だった。それも無断で、連絡もない。
 終わってから、希望者を面談した。希望者というより、事務局責任者が目を付けて情報を送って来た人間だ。その者の面談をした。少し、口が軽く要注意だが人は悪くないようだ。年齢も40代半ばだ。
 調子のいいやつに限って、履歴書通りに受け取れない場合がある。あれができる、これができるという奴に限って何も出来ない。そんなおそれも抱きながらも、一応採用してみる賭けしか今は無い。
 吟味する余裕がないのだ。やらせてみて、ダメだった時のことを考えると、奴は難しいかも知れない。ただ、常に採用しておかないと人材確保問題が頭にあったり、それを理由にして実績が上がらなくても逃げられてしまう。
 朝は5時台に事務所に来た。ドアポストに何やらクリアファイルが入っていた。中身を見ると、以前からお願いして
「3日まででいいので、ゆっくりと。」
と、由紀ちゃんに指示していた被後見人の取引銀行の場所の一覧だ。
結構取引銀行が多く、対応に苦慮するが、仕事なので行かない訳にいかない。後見人の告知が丁度この日終わって、明日から大手を振ってその立場を示しながら活動を開始する。
 その住所一覧をお願いしていたのが、ドアポストに入っていた。そのメモには
 『おはようございます。・・・』
 とあった。
 私は5時台に出勤している。彼女は遠方から通勤している。以前、聞いた、泊りがけで仕事をしているとは、事実なのだ。
 この早い時間、来て作成するわけがない。いつも、こんな調子だと周辺は言っている。つまり、私がする仕事まで彼女がしてしまう。人が準備しようと思う資料を、小耳に挟んで準備してしまう。
 彼女の対応にみんなが困惑し、振り回されているのだ。
 業務を上手く処理できないのか、研修講師が終わってから事務所に戻って来て席に座った。すぐに部屋に戻るつもりだったが、それから1時間も事務処理に費やした。1時過ぎに戻って、簡単に食事をしてまた準備をして出る。
最初は、3月から生活保護利用者のサービス事業者が変更になった届出だ。すっかり忘れていたのだ。当社のレンタル事業を渡した事業者への変更届けが上手く出来ていないのだ。それを、先日、引き継いだ担当責任者に会った時に、遠まわしに言われてやっと気付いた。実務に遠ざかっていたので、ダメだ。
 しかし、市役所の保護課の窓口で混乱した。最初の男性が用件を聞くだけ。次の女性は、その用件を理解したような形で、マニュアルを持って来て
 「大丈夫だと思います。
と、いいつつも心配になったのが奥に引っ込んだ。
 次に出てきた男性が、再びマニュアルを見ながら、
 「4月から改正になったので、書類がかわりました。違いますね。」
 と、言いながら
 「レンタル計画書が追加されたので不足しています。」
 と、言われてついに受付がなされなかった。
 そして、その書類を準備した管理者に電話した。
 ああでもないこうでもないと言いながら、結果的に古い様式を私に渡したことが判明した。
 続いて、レンタル計画書を求めるために事業者に連絡したが出ない。うえに、返事もない。つまり、着信履歴があるのにいつもだが、返信がない。
 また、間に合わなくなった。
 その業務は不首尾になり、次は法務局に「登記事項証明書」を取りに行った。先日、長期間の間を置いて催促の挙句、やっと審判が下りた。その後見人の登記事項証明書だ。それをもって、銀行や立ち退きの要求をされている不動産屋との交渉に当たる。
 しかし、何と、2週間の告知期間が終わったにも関わらず、東京法務局に申し立てするのにまとめてするらしくて、この案件だけではなくまだ申し立てまとめていないという。だから、早くて来週後半だということだった。
 ふたつの大きな案件が今日は不首尾だった。何も成果が得られずに戻って来てしまった。
 暑い中での動きなので、勿論事務所にいてもまだクーラーは点けていないので汗が滲んでくる。おかげでダイエット効果も生まれている。
 今は、以前に比べて少し早めに事務所を出る。事務所マンションの階段を降りると、隣のマンションにある支援事務所から、妊娠中の彼女が上がってきた。暫く、話をした。彼女は綺麗なお嬢さんタイプなのだが、根がというか気持ちが厳しくてなかなか恋が成就しなかった。
 やっと、掴まえた男性は年下で見栄えが余り良くないのでどうして自分のレベルを下げてまで結婚したんだと、疑問に思っている。
 しかし、出る言葉は幸せ満開だが、実際は喧嘩して夫を追い出すことがあるらしい。しばらくすると、産休に入る。

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