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トップハート物語(5565)立志伝敢闘編
20/01/27
2014年(平成26年)5月中旬。
 キラキラ目の珠緒ちゃんが来た。予定では、彼女が担当している被後見人の1年目の報告を裁判所へ出すので、一緒に作成することになっていた。
 髪を短く切って来て、若々しい感じで気になった。
 「すいませんね、まで出来ていないのでもう少し待って下さいね。」
つまり、今日約束していた予定は無くなったと言っていた。
 加えて、
 「介護職員処遇改善加算の訂正はどうなりましたか。お金が入ってくるんですか。利用者への返金はいつからしますか。」
 いつもの矢継ぎ早の言い方で、返事に窮する。
 それより何より、その私のミスがすでに出回っている。
 国保連合会から連絡があったのは、15日夜に本社に。当日は京都にいたので私が確認したのは、翌16日金曜日。誰にも言っていなかったが、修正処理するデータ処理センターの社員に修正をお願いした。
 一旦家に戻っていたが、出勤して夜にNPO常勤理事に処理方法を指示して彼女が修正データを作った。
 FDやMDと言われたようだが、中間に入っている業者が
「すでに処理が終わっているので出来ない。」
と返事したようだ。
 紙媒体で打ち出して準備は整えてあった。
 つまり、この時点でこのことを知っていたのは、電話を受けた本社管理者とデータ処理した処理センターの職員だ。
 聞くと、どうやらその二人が各事業所に話しをしているようで、悪い話は伝わるのが早い。
 このときに感じたのは、噂話の恐ろしさだ。私は、全て処理が終わったら話をしようと思っていた。それは、介護職員処遇改善加算「Ⅰ」から「Ⅱ」に届出を違って出してしまったので、行政の処理後は修正が利かないということだ。だから、「Ⅱ」に戻した金額の計算になる。利用者にも返金の必要性がある。4%の10%だからコンマ4%だ。
  自分たちの業績が低下している話しをして、その対策を話し合うのならいいが、悪い話を噂話としてするのは不快だ。
 しかし、その想いを顔に出さずに
 「大丈夫なんですか。お金は入ってきますか。」
 「今日国保連に行って、明日役所に行って手続きをしてみないと分からない。」
 トラブルが起きた時に何を最初に考え何をするか。
 それが大事なことだと思っている。
だから、情報の処理センター責任者に職員に処理してもらうのに簡単に話をしたら、第一声は
 「利用者さんへどうやって返すんですか。」
 「そんなのは幾らでも出来る。いま、どうなるかわからないが介護報酬が全て入金されないと厳しい状態になる。その手当をしないといけないか、早く手を打って回避する手立てが必要だ。」
 同じように、傍に居るNPO法人常勤理事は
 「ケアマネージャーの給付管理票はどうなりますか。」
 「いいか、今はどう処理されるのか分からない、言われた通りにする他ないだろう。」
 イライラしながら、私も言葉を投げつけた。
 キラキラ目の珠緒ちゃんにも
「ファクタリングを3月で止めたので、既に4月15日に貰っている3月分が通常なら入金される5月には入金されない。つまり、5月は現金預金で人件費を支払う。6月分の社員、ヘルパーさんに支払う分も同じだ。入金がないのに支払う。6月末にやっと4月分の通常なら入金がされる。しかし、今回のミスで入金がされなければ、7月分の人件費を工面しないと、もう7月に支払う現金預金がない。その時には、みなさんの給与は明細だけになる。みんなに言っておいて。」
 いよいよ出かける。前哨戦の銀行への振込に行くと、通帳を忘れたのに気付いた。戻って、再度やり直し。
 銀行を数箇所回って、コンビニで昼食を摂り国保連合会へ。なんと、紙媒体では受けられない。社員が電話して断られた中間業者に私が電話する。直ぐに作成することに。受取に行って、再び国保連合会に。暫くして、OKの返事が出た。
 ホッとした。
 顧問弁護士にその間電話したり、受けたり。厳しい様態のグループホームへ入居している超高齢の財産管理依頼者への幾つかの対応をお願いした。
 一つは、高齢者虐待防止法の措置を受けて隔離されている配偶者に会いたい。二つ目は、遺言書の作成だ。
 私の空いている水曜日午前中に伺うことになった。
 家庭裁判所の審判があまりに遅いので電話した。3月6日に申し立て、4月10日に現地確認、それでもまだ審判がない。ご本人は様態が悪化して、PDS2が60%台になり危険な状態だ。
 人道的な位置に立つべき家庭裁判所が何たることか。その状態も、上申書に書き現地も確認して、家族も居なくてサービスも契約代行者がおらずに無契約状態で医療も入る形になっている。
 余りに、自分勝手ではないか。財産があるから、候補者としての当特定非営利活動法人より、知己の弁護士や司法書士に依頼している可能性もある。こんなに遅いのは、相手組織の返事待ちか。

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