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トップハート物語(5553)立志伝敢闘編
20/01/19
014年(平成26年)5月上旬。
今日から連休が明けたので、本格的に業務始動。余り気が進まない、就労支援の講師業務が午前中にあった。
今回は、たったの6人ということで家族的な雰囲気の中で進めようと思っていた。今日の本当のテーマは「労働安全衛生」なのだが、堅苦しい話をしても初任者研修レベルでどうかとの疑問もあった。元々、このテーマは基礎研修のテーマだったのを研修センター担当者が勝手に初任者研修カリキュラムで導入を決めたのだ。
連休だったので、社員の訪問が相次いた。キラキラ目の珠緒ちゃんが、被後見人の生活費を取りに来た。今月はいつもの7万円ではなく1万円多い8万円を渡した。
介護タクシー担当者は、5月の集金分を持って来た。一時より4割程度減収になっているが、それなりの理由がある。つまり、運転する者が不在なのだ。高齢者を採用したが、全くの危ない運転技術で顰蹙を買った。
社員や常勤者が運転では限りがある。どうしても、専任が必要なのだ。以前は該当者が沢山居たが、どうして今は何もできない者が多すぎるのだろうか。口では大丈夫ですというが、全くの素人並みの技術だ。
PC操作も、社会的常識の軽度な業務も。勿論、車両の運転も。下手くそで、危ないというのだ。何も出来ないし、介護だって技術が先なのに金銭だけが先になる。
介護タクシー担当者に問題のある人物を紹介して申し訳ないと謝罪した。苦労しているのは分かる。人員が確保できないのだ。だから、依頼があっても対処できない。車両は駐車場に並んでいるだけだ。
帰り際に
「由紀ちゃん、彼氏とデートしたようです。」
「何を言っている。重要な情報ありがとう。」
由紀ちゃんの精神状態が、余り芳しくない。
それが、深夜とか徹夜とかの業務に繋がって、死んでもいいという表現になって来ている。みんなが心配しているのだ。彼女にとって、介護責任者は荷が重いとは思わない。ただ、精神的な負担があるのでそれは我々のような外野では意味がないのだ。
新規事業所の責任者が来た。
今日の朝にメールで確認した、東京から来る後見の新進気鋭の第一人者のスケジュールを伝えた。
私が東京大学の市民後見人養成講座で後見を学んだ時の恩師だ。激しい気性で、凡そ東京大学の先生とは思えないような態度だったり、勿論、学者肌ではないので浮いた存在だったのかも知れない。
しかし、私のようなはぐれ経営者にとっては魅力ある、将来が面白い人材に見えた。その先生に目標を定めて、何か出来ないかと思って何度かこの地方に来てくれるようにお願いした。
しかし、殊のほかこの地域は嫌いだったのだ。それは、私と共通の意識を持っていた。
激しい気性ゆえ、特に先輩の年齢に当たる彼らに取ってはスキあらば取り除こうと思っていただろう。
新たに発足した事務局員も、能力が非力だったのか怒鳴られて無視された状態に自分の生活に不安を抱いたのだろう。グルになって、不正をでっち上げて安物ルポライターを使ってネットマスコミに流した。
一旦流れると、取り返しがつかない。事実無根であっても、どうしようもない。
長いあいだの抗争や経緯があったと思う。しかし、そんなマイナスの時間を過ごすより新たな道に踏み出すように話をしたこともあった。私も、以前、言われなきトラブルに巻き込まれて、罪人のような時期を過ごしたことがあった。
それでも、一言も言い訳も言葉も発せずに必要以上の処理をして終えた。この土地を去る積りだったが、ここまで来た。
だから、私にとってはチャンスだといつも口に出して社員にも言っていた。新進気鋭の創造力も旺盛で新たな面白い世界に入っていけるような気がした。安心して入れるのだ。あの腹黒い京都の御仁の声掛けに応じて進んでいたことが後悔される。
一見人の良さそうな感じが、全く腹黒く利己的な考えしかなかったのだ。この足掛け3年は、私の年齢では大きな時間だ。それを、取り返すように一気に進んでいる。
その会合の集合させてくれるメールを各スタッフに送ってくれるのか彼女だ。ここまで、各種新規事業に関わって、面白みを感じながら率先して動いている。それに引き換え、一部のメンバーは仕事が多くなると口に出す奴もいて、いずれは着いて行けなくなって去っていく形になる。あのレンタルの責任者のように。
気が進まない新たなNPO法人の設立に関する話もある。本来は、GW前に予定したのだが、本人の予定が空いていないとのことで、止めた。あとは、気が進まない。顧問弁護士の紹介の方なので疎かにはできないが、この土地特有の金銭感覚が不快だ。
関わった時間への支払いを契約しているのだが、毎月の請求をするように言っても請求してこない。何度か言っても請求しないので、言わない。が、数ヶ月後に請求して来た。ちゃんと実績を記入しているようだが、頼んでいない業務や良く分からないその他的なものがあり、5000円だという。そのその他的な意味不明の請求があるのだ。
それが、この土地特有のやり方なのだ。その時その時の請求ではガラス張りになって余分なその他が請求できない。終わって数ヶ月後なら、覚えていないし、終わっているし、言えないしというところだ。
その人との交流や関わりは、その立場を活用して行いたいと以前から言っていたのだが全く返事がなかった。それが、やはり同じだが無視し始めると言い出す。自分の資格や立場を使って下さい、と。
時間が来たので、研修センターに向かった。
生徒6人に対して3時間はキツイ。そのうえ、声が出ない。私ではなく生徒だ。何を聞いても返事もないし、うんでもすんでもない。呆れ果てて、冗談も枯れている。
最初の1時間は、最近の介護を取り巻く情勢だ。特に、人手不足。若い日本人の勤労意欲。それらを、ニュースを交えて話しをする。安全衛生については、次の1時間だ。事例を交えて話しをする。
あっという間に終わってしまった。しかし、あと1時間ある。法的な話や医療的な話をしても詰まらない。
「安全だ衛生だといっても、この零細企業が沢山のこの業界にとって収益がないと話にならない。収益を得るためには業務があるかどうか、という問題と、その収益を得るチャンスがある働き手がいないのだ。そこで、何が原因でこの業界に来ないのか。統計やアンケートでは、給与が安い、人間関係が悪いなどと分かっているが、直接的な話しとして皆さんに本当のところを語って欲しい。」
と言って、話を促した。
机を向かい合わせにして、6人がお互いにも話できるようにした。
最初の方は、細身で重い方の介護をするには危険が有るという考えをしていたので、私も腰をやって仕事ができなくなったので、
「もし運動などした経験がなければ同感だ。」
と話をした。
そして、ほかの道もあるという具体的な事例をはなしした。
次の男性は、
 「同じ金額が国から貰うのに、事業所によってどうしてこんなに時間単価が違うのか。」
と、いう質問だった。
具体的な話をするように求めると、掲示板にある求人広告を指して説明があった。よく見ると、同じ訪問介護時給で身体介護を見るとA事業所は最初に大きく2600円と書いてある。その中身を見ると、深夜帯だ。昼間は1600円だ。B事業所は昼間の時間帯が書いてあって1600円と同じだ。説明をした。今度は、Cデイサービスセンターの時給が900円だという。それは、
「1対1で収益を得るのと、大人数で資格がなくても働ける構造の問題で、訪問介護とデイサービスを比較すること自体無理がある。」
そう言って、
「あとは自分に合うところを探す。また、その求めるだけの実力が自分にあるかどうかだ。」
そんな調子で、中国人の気の強い話し相手もした。
そのあと、銀行で納税をして、コンビニで住基カードがあれば住民票が取れると妻から聞いていたので、操作したが登録が必要だったのだ。特別養護老人ホームに入居手続きをしようと思ったが、書類に不備があるのが分かり途中で戻った。

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