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トップハート物語(5541)立志伝敢闘編
20/01/13
2014年(平成26年)4月下旬。
朝一で新規事業所の責任者が来た。先日の、介護福祉士合格者の祝いの席で同事業所の新人男性が出席した。まだ、26歳と若い。その男が、結婚はまだで願望が強いというのだ。その男にしつこく聞いた。
「ここに出席している女性はほとんど独身だ。また、お前の居る事業所の社員は、全員形は別にして独身だ。その中で誰が気になった?」
何度も、聞き、何度もかわす、はぐらかす。
「いいか、これまで全員その質問に答えて来た。そして、その思いを遂げさせようとみんなでサポートして来た。だから、言いなさい。」
と、完全なパワハラを発揮していた。
ああでもないこうでもないと、言っていたが口篭って言った名前が、何とこの責任者だ。それからは、どう話を進めていいのか分からなくなり、一瞬彼女は顔を紅潮させた。一回り以上も離れている。しかし、確かに綺麗な性格もよく、年上の女性は彼の年代でもいいのか。
その管理者が新たな問題を持って来た。
「本当に、不愉快な嫌な思いをさせる話で申し訳ないのですが、3月初めに、突然、未婚で妊娠してすったもんだで退職したブーちゃんのことです。突然、メールで『2月に取った有給休暇のお給料はいつ振込まれるのでしょうか』と言ってきたんです。ちゃんと、それは終わっていると幾ら説明しても理解できずに、ああでもないこうでもないと。堪らず、メールの遣り取りでは埒が明かないので電話をしたんですが出ない。」
「もう随分過ぎた事で、調べるから待って。」
入社して、半年過ぎに妊娠が発覚して、それまで働きには十分過ぎる活躍と人の良さが滲み出ていて、その体型からみんなから愛されていた。
しかし、突然未婚で妊娠して、人が変わったように権利とばかり義務も果たさず労働者としての要求が顕著になった。
仕事ができないのに、事務的な軽度な作業を要求から始まった。上司の言葉にパワハラがあったので、弁護士や労働基準局に訴えるなどという。2月の21日から無断欠勤を始めた。
つわりがひどいと言って来て、言葉尻を掴まえて
「辞めろというのですか。」
何とか、労働者の権利を見つけて自分の状態を利用して金を取ろうとする。欠勤になり、無収入でも所属している限り、健康保険、厚生年金、雇用保険料の個人負担はかかってくることを説明しただけで、放っておいた。
やっと、理解したのか退職するという。そう言いながら、全く退職願を持って来ない。無断欠勤は続く。誰かが、後ろで知恵を授けているのだろうが、知識のない奴らしい。
半年以上勤務したから有給休暇が使えるはずだから、と要求。就業規則上は10日間ある。2月の21日から欠勤しているので、2月は平日6日間。3月は6日までの4日間で、有給休暇の消化は終わる。その旨を話しして、6日付の退職となった。3月は、31分の6日×基本月額となり、社会保険料を差し引いてマイナス分を収めてもらった。
その後、渡したはずの
「男性の扶養に入るので失業保険の証書が欲しい。」
と、要求を続けていたが
「退職と同時に雇用保険の保険加入者ではなくなる。何を言っているのか分からないので、その男性の会社と話をするので、連絡先を教えてください。」
と、言うと自分もそう思うなどと言う。
やっと、静かになったと思ったら、今度はこれだ。
要求して来ている2月の有給休暇分は、消化処理して月額給与は満額支払っている。それを、
「給与明細を見ても、有給休暇分の給与は頂いていないので、いつ振込みますか。自分の退職願は3月の6日なので、その分の給与があるはずです。」
と、言って来ていると責任者がいう。
言っていることがおかしい。
再度、責任者にデータを見せて、
「2月の給与は有給休暇使用して、減額なしで満額支払っている。もし、それを要求するなら欠勤届けを出して6日間の減額分を返金して欲しい、と言いなさい。そうしたら、6日分の同じ金額を支払う。バカバカしい話だ。有給休暇を使用すると、給与とは別に有給休暇分の給与が貰えると思っているのか。」
本当に無知な奴に相手していると、無駄な時間ばかりか頭が可笑しくなってしまう。
「まともなちゃんとした制度運営している会社に勤務したことがない。誰か、無知な奴が後ろで悪知恵を授けて、無知な奴に無知な言い掛かりをつけさせているのだろう。」
それは、それで一段落した。
「今度は俺から話をしたい。まだ時間はいいのか。」
と、言って昨年当社に入社して、フルマラソンを完走し応援をしに行ったり、先日の社員のリレーマラソン出場のキッカケを作った彼女の話をした。
先日、たまたま用事があって事務所に来たので暫く、プライバシーの話をした。その際、付き合っている男性がいること、今度家を出て新たなマンションを見つけて転居することを聞いていた。
その際、突っ込んで将来を考えて経済的な安定した収入が得られるような男性を選択するように、言った。そのあと、具体的な付き合っている男性の職業を聞いた。
「同じ業界です。」
「福祉関係か。施設か、在宅か。そこで何をしているの。」
「同じ業界です。施設勤務です。介護職員です。」
「何歳?」
「同じ年代です。」
等と、話をしていて、なるほどと思っていた。
彼女はバツイチで、お子さんがいる。
その彼女の名義で不動産業者の借りたマンションの契約とか、契約内容などの書類が私の手元に来てしまった。その来た経路は、本社管理者から一昨日介護福祉士合格祝いの席で、本社に来た各種書類の中に入っていたのだ。
彼女は、この地域の障害者支援部署に居て働いているのに、その彼女名義の契約書原本がどうして、本社管理者経由で私の手元に来たのか。本社管理者と彼女とは業務では全く関係がない。
ましてや、個人的なマンション申し込みの原本なのだ。
「と、いうのだが、どうしたらいい。」
「私も薄々、おかしいと思っていたんです。打ち合わせがあった時に、彼女と彼氏のihomeのカバーが同じなんです。」
「俺が返すとなると誰に返せばいいのか。どうしてこれを俺が持っているのかと思われる。この書類を見ると仮契約で、預り金をもらっていて、その預り証がある。そのうえ、内容は、27日までに残金を支払うようになっている。27日といえば日曜日だ。実質金曜日の今日までに支払わないと、ダメになる。どうしたらいい。どっちに返せばいいのか。」
「私が返しましょうか。どっちに返しますか。多分、無くなっていると必死に探していると思います。」
「それじゃ、何とか返してくれないか。」
「どっちに返しますか。」
「そうだな、女性の方にするか。契約本人だから。俺のところに行ったら、わからないけれどこんな書類が混じっていたと。」
大変な任務を頼んだ。
そのほか、彼女には新たな後見活動を頼むことにした。
月曜日から書類の作成に掛かる。
また、新たな事業も負担を掛けている。
彼女は能力と誠実さに長けておりどうしても業務を集中させてしまう。
午後から、出掛けた。銀行に立ち寄り、本社のある居宅介護支援事業所に書類を届けた。近くのサイゼリアでパスタを食べた。
久しぶりに入ったが、凄い人だった。このくらいはやっていても、単価が安いから営業は苦しいだろう。フロアには数人しかいなかった。少ない人数でこなすのは大変だ。どこも人材が不足している。人材よりも、働く人の数だ。
夜、特集をテレビで見ていたが、有名なコーヒーチェンや居酒屋などは働く人が確保できずに閉鎖が相次いている。または、時間短縮など。若い労働者の確保ができないのだ。この10年で800万人もの35歳以下の労働者が減っているという。この介護業界もその真っ只中だ。だから、中心となる業態を変えようとしている。
利用者の最後のモニタリングをした。全盲だが、働く意欲が有り模範的な障害者だ。しかし、当社が関わる以前からついていたヘルパーと親密になっていたので、そのヘルパーを放逐した。昨年の6月だ。その際に、今年の6月に当社から代わりたいと話をしていた。その理由は、働くとか遠方で就職するとか色々な言訳をずっと言っていた。
最初からそうなると分かっていた。その放逐したヘルパーは他の、というか当社で長年働いていた管理者3人がたち上げた事業所に行った。利用者も大変だが、こんなことを繰り返している業界など早くなくなった方が良いと思う。
後見のホームページに遠方の北陸地方県から相談が舞い込んだ。地域の社会福祉協議会が横暴に、認知症でもない方を認知症に仕立てて金銭管理者日常支援の契約を強行して、親族を無視した動きをしているので、どうやって対処したらいいかということだった。
回答に合わせて、後見を学んだ講座を運用していた東京大学の恩師にその回答をお願いした。今日の朝、見た。概ね同じような意識だったので安心した。
モニタリングが終わって、再び、遠方へ出発した。被保佐人の特養申し込みの手続きが必要になった。元元、老人保健施設に入所しているので出ないといけないのだが、認定更新時期に来たのだ。
要介護2だが、今度の介護保険法改正で来年度から要介護3でないと特別養護老人ホームに入所できなくなる。
その為に、動き始めた。
帰り、まっすぐ帰らずの奈良の都に行った。興福寺に行きたくて、ナビでセットして動いたが、訳が分からずに、山道をナビの通り行ったが全く違っていた。「こうふくじ」と検索したら、ナビは「こうふくでら」と確かに言った。
回り道して、春日大社に行った。午後4時半を回っていた。何と、入りたかった回廊は終わっていた。


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