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トップハート物語(5530)立志伝敢闘編
20/01/08
2014年(平成26年)4月中旬。
今日の予定は、朝の段階では地元の医療メディカルグループのグループホームに入所している被後見人の方との面談と同じくメディカルグループの有料老人ホームに入所している被後見人の面談だった。
最近は、このように後見業務が多くなった。午前中に、後見プランを作るために様式を作ろうと思って準備をしていた。しかし、この守口の居宅介護支援事業所管理者が来た。話をする。特に問題はないが、イベントの相談もあった。
先日の介護福祉士試験での合格祝いをする手筈になっていた。本社で二人、この守口のヘルパーさんを含めて3人。従来、合格した者に対するご苦労さんの意味合いを含めてお祝いをしていたので、今回は桜でも見に行くかと話をしていたのだが、実行されない。
いつも、私がお膳立てをして進行し経費も負担して終わるのが通常のイベントだ。昨年から、社員に任せることにした。しかし、その殆どが実行されない。
「全て自分たちで決めて実行して下さい。金は出しますので。」
と、言っていたのだが実行されない。
その一番大きいイベントは社員旅行だった。
何度も発破を掛けたがダメだった。話し合いもできないし、最後には旅行会社に依頼するなどという。私のいつもの考えは自分で計画を建てて自力で動く。人に頼めば楽だが、何も残らない。業者に頼むのなら、勝手に時分たちのお金で行けばいいという考えなのだ。何をするにも、自分たちの得るものがある、とういう考えを実行して欲しかったのだ。
それができない、どうしようもない。何から何まで自分たちでやらずに人にして貰う。そんな感覚を捨てて欲しかったのだ。という訳で、今回は本社管理者が企画してすすめるように。特に彼が私に要望していた
「桜の下で宴会をしたいですね。」
以前、これも私の発案で数回実行した。
しかし、この頃は、お局様がいて中々うまくいかない。楽しくないし、だれもそこに近付きたくないし、という訳で桜は満開ですが宴会は中途半端で終わりました。
その時のことを思い出して、遣りたいとの希望はいいのですが、もう私は無理だ。みなさんが企画を建てて、実行するなら資金は出すとのことを伝えたが、実現しないままに桜は散っていった。
少し、やり取りがそのあと彼女とあって、結果的に焼肉屋で宴席を儲けることになったが、その焼肉プランも私が提案した。介護福祉士の合格者が、お肉が食べたいと言ったらしいので、焼肉屋はどうかと提案した。そうすると、
『どこか知っていますか』
そう言って来た。
食べログで検索したが、途中で止めた。やはり、自分で検索してやらないと、育たない。
2時半に大手医療法人事務所に入った。後見人の依頼は、その事務所責任者から来ている。その責任者たちと先日話しをしたが、納得できない判断力だったので遠まわしに手を打った。確かに、主治医の診断書は後見相当だ。疑問を直接言わずに、精神鑑定だけを精神専門医に依頼するように伝えた。
返事が来て、精神鑑定医にはその要望を拒否されて一段落。次は、その依頼に応えるべく必要な事項だけの委任契約を求めた。機関内で検討し、そのようにするとの返事が来た。つまり、財産管理と事務委任行為だ。
厳しい顔(´・_・`)(>_<)。それは、ご本人とお話した時に
「自分の妻が誰かに拉致されて、戻って来ない。どうなっているのか。人権問題だ。」
と、お話していた点だ。
その点を突いて、
「人権問題になったら居所を教えなかったと問題になりますよ。」
そう、言った。
 管理者が文句の言いたそうな態度だった。自分たちのしていることが、合法的ではない。グループホームに入れる認知症ではないと精神鑑定医は言っていたのだ。しかし、既に私は、後見申し立ての代理人を辞めて、財産管理と事務行為の委任を受けることになっている。その旨、ご本人と話しをして了解を頂いているという。
それでは、その人権を守る権限は無くなるので、これ以上進むわけにはいかない。
少し摺り合わせて、ご本人の居住としているグループホームに入った。
それから1時間半に亘ってご本人の話しを聞いた。妻に対する自戒の言葉が大分有り、とにかく、一緒に暮らしたいと言っている。しかし、どこにいるのか分からない。私が聞こうとしても、誰も答えてくれない。
それでも、段々と状況が分かって来た。妻に後見人がついているとお話があったが、不明だ。預貯金のある自宅に行くことになった。立ち会って、通帳など取りに行って保管することになった。
その間にも、沢山の話をした。何とかして力になってあげたいと思うが、その目の前に壁が立ちはだかっている。医療法人だ。
「まだ、聞いていないが、この施設の入居費用はひと月いくらかな。」
私が立ち会っている管理者に同じ言葉を言う。
「22万円から23万円です。」
一瞬、頭の中で計算した。
介護保険を利用しての金額か。ご本人顔も変わった。
「妻がどこにいるのか分からないが、もし同じように施設に入っていたら同じくらいの金額になるので、生きていけなくなる。払っていけない。」
それはそうだ。
いくら公務員だったとはいえ、月50万円もの負担は大きい。
その次は、メディカルグループに行った。同じように、後見申し立ての方だ。親族が居ないと聞いていたが、見つかったのだ。確認すると、声を上げて泣いていた。

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