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トップハート物語(5520)立志伝敢闘編
19/12/28
2014年(平成26年)4月上旬。
 朝、久しぶりにNPO法人常勤理事が姿を見せた。これまでの10年間、体調と精神を病んでから、午後に来て過ごすことが多くなった。午後でも、遅い時間に来て仕事はほとんど出来ない。同行して、外出しているのが一番の安定した心身維持だ。
「明日10時半に顧問の社会保険労務士が来るのでお願いします。」
と、昨日言っていた。
やはり、女性の社会保険労務士なのでお茶を出したりするには女性がいいのだが、出勤しないことが多かった。今日も、メールで再度連絡しようかと迷った。しかし、連絡しなかった。
ところが、10時ころに突然事務所に現れた。殊更、普通の対処で特にこれといって話はしなかった。事務所やトイレの掃除をして、顧問の社会保険労務士を迎えた。いつも居ない、彼女に社会保険労務士も驚いたようだ。
 と、いうのも彼女の席はこの事務所にあっていつも居ないので、どうしているのか聞かれるのだ。その状態を知っているので、驚いたのだ。
事務処理は早く終わった。退職者の手続き中心だった。
「予定されている退職者とか採用者とか居ますか。」
と、聞かれた。
毎月のように繰り返す退職者と採用者の処理に、言わずに居られなかったのだろう。
今年に入っても、この3ヶ月で正社員2名と、制度利用の4ヶ月期間社員の退職者3名、新たに正社員として雇用した者は1名。合計6名の手続きを取った。
久しぶりにNPO法人常勤理事が出勤してきたので、何となく明るい職場になった。
終わって、すぐに出発した。銀行に立ち寄り、振り込みをして行こうと思ったがいつものように通帳を忘れてしまった。NPO法人常勤理事が車を取りに行って、
「マンションの下に着きました。」
と、いう連絡を聞き準備しようと通帳を取り出そうとしていた記憶にあるのだが、結果的に電話応対で忘れてしまっていた。ついでに、iPadも忘れてしまった。
11時半ころだったので、食事をした。これまで、回転寿司は敬遠していたのだが、その業界でスーパーバイザーをしていた本社管理者が
「最近の回転寿司は本当に美味しいですよ。特にスシローが一番だと思います。」
その言葉を聞いた先月から数回入ったスシローに行った。しかし、美味しい反面パネルが全く機能しない状態で何度押しても動かない。痺れを切らして、注文する意欲も薄れて回数を押さなくてもいいように、ラーメンを頼んだ。結構味はよかった。
12時半ころに店を出て、嵐に近い風雨の中を家庭裁判所に向かった。まだ、30分くらいあるので、休憩所でコーヒーを飲んで過ごした。
約束の5分前に、調査官室に向かった。数人、同じ休憩所から同じ調査官室に向かった。外のベンチには数人後見申し立て関係者とみられる人たちが座っていた。
結構、多くなって来たなと感じた。
少し待っていると、柔和な男性が声を掛けてくれた。第一印象で安心して、面談室に入った。思った通りの、これまでの対応と異なった印象を受ける気持ちの良い対応だった。
後見申し立て本人が寝たきりで動けない。郵送で申し立てを行ったが、取り敢えず候補者として私が面談されることになった。
午前中に電話が有り、来るように言われて
「早い対応をお願いしたいので、今日の午後でしたらお伺い出来ます。」
 そう言って、1時半の約束になった。
 ご本人の状態と私のNPO法人としての内容。加えて、考え方などを充分に聞かれた。
 1時間のカンファレンスで、外に出たのが2時半だった。最初から最後まで気持ちの良い対応だった。
NPO法人常勤理事が同席して
「あの方は東京の方ですか。方言はないし、真面目で今までと異なった真剣な意識が通じて来たので。」
そう言えば、これまでは本当にこの地方独特の言い回しや態度など、私にとっては異国の人種に見える調査官だった。
その為に、私の感情も高低が激しく自分でも何を言い出すか分からなかった。しかし、今日は違っていた。冷静に、考えお話することができた。
外は相変わらず激しい風雨だった。NPO法人常勤理事は、その場に立ち会っていたが
「彼女はどうしてここに同席しているのですか。」
と、調査官に聞かれたので
「法人ですのでいつでも、情報の共有を図って担当者が不在でも対処できるように図っています。今日のことは、彼女も共有しているので私が不在でも対処できます。」
そう言っていたので、
「私も色々、ご本人のことについて知らないといけない。」
自覚が生まれてきたので、喜んだ。
その足で、彼女が定期検診で引っかかっていた肺の白い影の再検査を受けに大学付属病院に行った。最初から思っていたが、骨の位置の重なりで白い影になったとのことで、
「一緒に説明を受けますか。」
と、病院から聞かれて同席した。
医師も、私を意識して何度も顔を見ながらCT画像を操作して説明した。
「肺も綺麗で、全く問題はありません。文書で検診結果を送付します。」
彼女はホッとしただろうが、私は最初から気にしていなかった。
昨年の、この守口の居宅介護支援事業所管理者に続いて同じような結果となった。
「診察代5000円も取られて、駐車場も掛かった。」
それでも、結果が良ければすべてよし。この際、全身CT出来たんだから。

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